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「キャプテン翼」関連作品のキャラクターである。

小学生編から登場する古参で、所謂「黄金世代」の一人。長身長髪が特徴。

日本を代表するゴールキーパーの一人だったが、諸々の事情により「GOLDEN-23」からフォワードを兼任することになった。

概要編集

声優:飛田展男(1983年版)、中村大樹(1994年版 少年期)、関智一(1994年版 青年期)、伊藤健太郎(2001年版)、梅原裕一郎(2018年度版)


ポジションはGK。「守りの若林」に対し「攻めの若島津」と称される。

埼玉県明和市出身で、実家は「若堂流空手」という道場。自身も若堂流空手伍段の実力を持つ有段者で(中学生の時点で参段)、空手の技を生かした数々の必殺技を多用し、そのプレイスタイルから空手キーパーと呼ばれる。

作中のキーパーとしては最も必殺技(空手技)の数が多彩で、特にインパクト絶大な「手刀ディフェンス」「三角飛び」は、当時の少年たちによくマネされていた。(※危険なのでマネしてはいけない。)


サッカーを続けることに父親から難色を示されたが、彼の熱意と空手も続ける事によって現在はサッカー選手として認められている。師範代からは「若」と呼ばれている。

ちなみに「ROAD TO 2002」から新田瞬が若堂流で修行するようになり仲良くなっている。


その名字から1980年代前半に活躍した人気力士の元大関・若嶋津六夫を連想する読者も少なくなかったが、『大相撲名門列伝シリーズ(2) 二所ノ関部屋』(ベースボールマガジン社刊)によると本当に若嶋津(1980年3月場所〜1984年5月場所の四股名は若島津六男)から頂戴したものだったことが記載されている。


経歴編集

明和小学校・明和FC(選抜チーム) - 東邦学園中等部 - 東邦学園高等部 - 横浜フリューゲルス - 名古屋グランパスエイト


小学生編の準決勝PKで初登場。以降は日向小次郎率いる東邦学園の正GKとしてライバルたちの前に立ちはだかった。中学生編では既に若林源三ドイツに渡っていたためNo.1キーパーの座を明け渡すことはなかったが、続くジュニアユース編から対戦相手が世界の強豪に移ると大量失点を許す描写が増え始める。

「ワールドユース編」では、優勝のためにプロ入りを見送って黄金世代が結束する道を選んだ日向たちから離反し、横浜フリューゲルスに入団。有名な「俺は若林の噛ませ犬じゃないんだ!」を残したが、若林のチート性能を落とすわけにはいかない作者の判断から、残念ながら若島津のほうが犠牲となる場面が以降増えていくこととなった。

(後に日向早田次藤新田立花兄弟ら7人が代表を外される事態になったので結果的に良かったのかもしれない。この時は若林が両手を負傷していることと「リアルジャパン7」の存在を知らず、後に本戦でリアルジャパン7メンバーだった火野竜馬のいるウルグアイ戦では次藤の自殺点を含め5得点されてしまう)

「ROAD TO 2002」より名古屋グランパスエイトに移籍。Jリーグで活躍する。

(因みにキャプテン翼の世界には同じGKで横浜F⇒名古屋に所属する楢崎正剛はいない)

そして二刀流へ編集

「GOLDEN-23」にて、U-22日本代表吉良監督の隠し玉としてFWへコンバートした。

もともとシュート力もドリブルも優れていた若島津は、小学生時代は日向と2トップで練習していたが、GKがいなかったのでGKになったという経緯があり、吉良監督はかつての構想を実現させたかったようである。ちなみにFWは「兼任」ということになっており登録上はGKのままである。


成人してからのコンバートは長年の読者もビックリな案件だったが、人気キャラである若島津の活躍の機会をこれ以上減らさないための高橋陽一苦肉の策と言える。

他には対談した際に乙武洋匡から「若島津をFWにして欲しい」というリクエストを受けたことが影響している。また、現在の実際の日本代表に不足している「決定力のあるストライカー」を描くことで、これからFWを目指す子供が増えてくれればという思惑もあったそうである。

声優に関する余談編集

2001年版で大空翼の青年期を担当した関氏はJ青年期の若島津を担当していた事があり

2018年度版で本編ナレーションを担当している飛田氏も初代で若島津を担当していた。


関連イラスト編集

らくがき空手キーパー

関連タグ編集

キャプテン翼 ゴールキーパー 二刀流 空手 長髪男子

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