解説
「南葛中」とは「キャプテン翼」に登場する架空の公立中学校のこと。
南葛小のメンバーである大空翼や石崎了らや、井沢守や来生哲兵、滝一、高杉真吾ら修哲小のメンバーたちが進学し、南葛中サッカー部に入部。
中学生編での主要チームとなる。
また中沢早苗がサッカー部のマネージャーとなったほか、翼と早苗の恋愛模様が進展するきっかけとなった神田幸志も在籍していた。
中学生編は翼たちが中学三年生の時点より始まる。
他にも「南葛中学」や「南葛中学校」、そして「南葛中サッカー部」のタグも使用できる。
南葛中サッカー部
上記メンバーはそれぞれの項目を参照。
長野洋
FWながら背番号3を背負う。
ボールキープは捨て、長身を生かしたヘディングで流すプレイに徹している。得意分野が明言されている珍しいサブキャラ。
南葛小時代は絶妙のポーカーフェイスでスルーを決め、あの若林に「なにィ」を言わせた。
南葛中では共に3トップを組む来生と滝の陰に隠れがちだが、攻撃が手詰まりになると隠れアイテムのように現れ、見せ場をもらっていた。
「よし おれがいく おれが次藤からボールをうばってやる」
岩見「よし いけ 長野!!」
同じく長身の井沢と共に空中戦を挑んだり、ポストプレーでチャンスを繋いだほか、何気に早田や次藤といったエースプレイヤーから直々にマークされることもあった。
点に絡む機会こそ皆無だが、アニメ第一作でのふらの戦では井沢からパスを受けてシュートを放つオリジナルシーンが存在する。コースがGK加藤の正面だったため阻まれるが、加藤曰く「ちょっとでも右か左に逸れてたら決められていた」とのこと。
しかし基本的に常人の集まりである南葛小生え抜きのメンバーの中では、石崎に次ぐ活躍を見せたといえよう。
岩見兼一
背番号5のMF。
面長の顔と、スネ夫のような髪型が特徴。
大友中メンバーが合流した南葛高校でも、高校選手権決勝の東邦戦において、11人目のプレイヤーとして一コマだけ姿を描かれていた。
……が、別の回想シーンでは大友中出身の中山が11人目として描かれ、ソーシャルゲーム「たたかえドリームチーム」でも中山が背番号3のDFとしてスタメンに名を連ねている。
一方で、「実況パワフルサッカー」でのコラボシナリオでは岩見のほうが背番号3を背負う11人目とされており、主人公をDMFとして育成する際は超えるべき壁として、シナリオ上でも大きな存在感を発揮する。
小田強
背番号4のDF。細目と出っ歯が特徴。次藤曰くちっこいの。
昭和アニメ版では実家が寿司屋と設定され、出前をほったらかして南葛SCの応援に来ていた。
テクモ版キャプテン翼(Ⅰ)ではふらのの小田和正と間違えられたか、必殺技としてダイビングヘッドを持つ。しかしⅠの中学編はポジションチェンジができず、無理矢理ゴール前まで上げさせないといけないので、活用は難しい。
メガCD版では小田対決も可能。
「おだくんに おだくんがついた!」
中里正人
背番号2のDF。
これといった特徴がなく、昭和アニメ版では集合シーンで一人だけ描き忘れられたり、メガCD版では長野や岩見、小田にも原作準拠の顔グラフィックが用意されているのに、中里だけ森崎の色違いにされてしまった。
- 上記の四人は後に、各々トレーナーや整体師、マッサージ師などの資格を取得し、大川学と共に「Team Tsubasa」を結成。オリンピック本戦直前の練習で倒れた翼の元に駆けつけた。
山森正吾
控えMF。背番号16。
翼の怪我が悪化した際に交代要員として声をかけられたが、出場はしなかった。
翼たちよりも一つ年下で、翼らが引退した後の南葛サッカー部を託されるが、秋の新人戦では新田率いる大友中に敗北。その後の続編ではいずこともなく消えてしまった。
マネージャー
顧問