概要
出身地 | 静岡県南葛市 |
---|---|
所属 | 修哲小学校 - 南葛SC - 南葛中学校 - 南葛高校 - サンフレッチェ広島 |
誕生日 | 10月10日 |
血液型 | O型 |
CV | 拡森信吾(昭和アニメ版)/ 高木渉(J)/ 増田ゆき(アニメ三作目)/木内太郎(2018年版) |
ポジションはDF(スイーパー)で、背番号は主に6(ワールドユースアジア一次予選のみ5)。
巨体を生かしたパワープレイを得意とする。
ゴール前に運べるほどのロングスローにも定評がある。
小学生編
後に陽一先生が修哲組について「後から登場する新しいライバル達に追い抜かれてしまうのは仕方ない」と発言しているように、やられシーンも多いが、ここぞという時にはDF陣のまとめ役として見せ場を与えられていた。
「なん度もぬかれてたまるか おれたちは南葛DFだ!!」
数少ないDFの大会優秀選手でもある。
この時点では事実上の日本No.1DFであり、小学生編を舞台とした昭和版アニメオリジナルの代表戦でも守備の要として扱われていた。
中学生編
東一中戦では、一点リードされた状況で南葛の攻撃が手詰まりに陥る中、ただ一人翼の怪我に気づき、オーバーラップからのジャンピングヘッドで同点ゴールを決める。
比良戸戦では圧倒的なフィジカルで暴れ回る次藤の前に翼が怪我を悪化させ、来生と滝までもが負傷する中、高杉だけは次藤と真っ向から激突してもさしてダメージを受けた様子のない、タフな一面も見せた。佐野のマークのために、積極的な攻撃参加とはいかなかったが、それでもロングスローで翼の連続ドライブシュートを援護している。
東邦戦でも南葛きってのパワー要員として何度もタイガーショットに立ち向かっていった。
なお、日向の強引なドリブルをファウルで止めた行為を巡り、胸ぐらを掴んできた日向の手を払いのけたことで乱闘一歩手前という事態にまで発展。双方にイエローカードが出される一幕も見られた。
早田や次藤、そして急成長を遂げた石崎と並び、今回も大会優秀選手に選ばれた。
ジュニアユース編
全日本Jr.ユースに選ばれたDFは高杉、石崎、早田、次藤の4人だけで、当然高杉もレギュラーの一角だった。
しかしハンブルグ戦にて、突如守備もこなすようになった井沢と途中交代。
松山をDFにコンバートさせる案が出た際も、三杉の構想では石崎の方が控えに回る予定だったのだが……。
その後、松山がスイーパーでレギュラー出場するようになり、めっきり出番がなくなる。
西ドイツ戦で石崎が負傷した際の代役も井沢だった。
最初はレギュラーだったはずの高杉は、来生や滝、森崎共々本戦での出場機会がとうとう一度もないまま国際ジュニアユース選手権を終える。
ワールドユース編
次藤と早田が離脱していたワールドユースアジア一次予選では久々に出番が与えられ、タイユース戦では面目躍如の奮戦を見せる。
試合開始早々にチャナのシミュレーションに嵌められたかと思えば、今度は石崎の背中を跳び箱のように使った空中ディフェンスで応戦。
試合終了間際には意地のロングスローで翼と共に葵の得点をアシスト。
だがやはり、主力7人が戻ってきてからは控えに逆戻り。
試合によってはベンチ入りもできず、スタンド観戦している姿も見受けられた(ただ、中国戦やブラジル戦ではタケシのようなWY本戦出場経験者もベンチ入りできていない)。
青い信号がノンストップなら、高過ぎ信号はどうしたらいいのだろうか。
心臓病を完治させてフル出場が可能になり、リベロのポジションについた三杉に背番号6も奪われてしまった。
なお今回の「決勝で負傷する石崎」の交代要員は、いつの間にかDFになり、そしていつの間にかユース代表に加わっていた浦辺だった。
ROAD TO 2002以降
シリーズを追うごとに井沢、松山、三杉、浦辺、井川、曽我とDF陣が徹底的に強化されていき、高杉は目の前に見えない壁ができたかのように出場機会がなくなってしまった。
それでもJリーグでは、ロングスローで久保の得点をアシスト。森崎と岸田を擁するエスパルスに勝利している。
そして、時は流れ2018年。
守備の選手であるためか、修哲トリオに入れてもらえないことを長らく作品の内外でネタにされていたが、2018年版のアニメでは遂に高杉も含めた“修哲カルテット”として扱われるようになる。
だがその頃すでに、原作ライジングサンで高杉は代表落ちしていた。
滝「(井川&曽我のディフェンスを見て)おれたちの盟友 修哲カルテットの一角 高杉がこのオリンピック代表から漏れてしまったのもこれなら納得できるぜ」
↑原作で初めて修哲カルテットの名称が出たセリフ
よりによってこのタイミングで三杉の背番号が6番から14番に戻ったりと、散々。
背負う者がいなくなった6番は滝がつけることになった。
テクモ版
所属 | 南葛高校(Ⅱ) - 南葛ウイングス(Ⅳ) - 南葛(Ⅴ) |
---|
パワーが持ち味の高杉だが、代表ではベンチという立ち位置のせいか“パワータックル”や“パワーブロック”といったパワー系ディフェンス技は基本的に与えられていない。
ただし翼や岬の合流が遅れて松山がトップ下で出場する場合や、松山や石崎が不在でDFに欠員が出た際には即スタメン入りを果たしていたりと、一概に扱いが悪いとは言えない。
Ⅴのスペシャルシナリオ(ベンチメンバーがあらかじめ決められた5人で固定)でも、修哲トリオが揃ってベンチ外に追いやられる中、高杉だけはベンチ入りしている。
またⅤの高杉は守りのステータスである“アタック”がかなり高く、必殺技こそ持たないものの守勢においては結構強い。
メガCD版ではねんがんのパワーブロック、そして石崎との連携ブロック技の“ダブルブロック”を会得。
「ここからさきには とおさない!!」
余談
OVA「新キャプテン翼」のハンブルグ戦では井沢と交代するシーンが省かれたため、カットによって井沢がいたり高杉に戻ったりと、作画スタッフの混乱が窺える。
若島津の怪我を診たり、なぜか難波圭一氏の声で若林の態度を批判したりもした。
ソーシャルゲーム「たたかえドリームチーム」では妙に扱いが悪い。
似た立ち位置の岸田はおろか小田に至るまでURになっているのに、高杉はSR止まり。
せっかくの森しん氏のボイスもろくに聴けず、URの高杉を使うにはオンライン対戦のクイックマッチをやるしかない(ハーフタイム中に交代出場が可能)という状態だった。
……が、Jリーグコラボ第三弾にて、ついにサンフレッチェ所属のURverが登場。
実にアプリリリース4周年を目前にしてのUR実装であった。
専用技“不屈のボディーブロック”をはじめとしたSランク技の数々を与えられ、堂々とURキャラの仲間入りを果たした。
ライジングサンでフェードアウトしてしまった分、ゲームでは頑張ってほしいところだ!!!