概要
「井川岳人」とは、「キャプテン翼」のキャラクターである。
原作マンガ続編「キャプテン翼 GOLDEN-23」より登場。
浦和レッドダイヤモンズメンバーであり、作中の日本代表のキャプテンである「井川隼人」の弟。
そして「リアルジャパン7」の前身となる「リアルジャパン11」のメンバーの一人、だった。
「火野竜馬」と互角のパワーを持ち、
「弓倉宣之」や、「風見信之介」と「古川洸太郎」たち「フットサルコンビ」に匹敵するテクニック、
「曽我佑二」に負けないジャンプ力と滞空力とヘッド力を持ち、
練習ではGKまでこなす、天性のオールラウンドプレーヤー。
そのためRJ11のメンバーは「あいつは天才」とまで言わしめていた。
ところが、その時期に交際していたアルゼンチンからの留学生であった「キャサリン」が子どもを身ごもったため、
「彼女に付いていってアルゼンチンに行く」
「あちら(アルゼンチン)でプロになる」
「キャサリンと結婚してアルゼンチン国籍を取ってアルゼンチン代表になってもいいかな、って(笑)」
という、一見、一番しょーもない理由でリアルジャパン11を離脱した。
その後。
キャサリンはアルゼンチンで、娘である「リサ」を産むと同時に他界してしまう。
また、アルゼンチンの二部リーグに在籍したが、チームメイトと揉めてしまい追い出されてしまった。
そして一人娘のリサとキャサリンの母親と一緒に暮らしながら、リサを育てる為に「仕方なく」ブエノスアイレスの港湾で積み荷運びの仕事をしていた。
そこへ「賀茂港」の訪問を受ける。
「奔放な天才」と見られがちだが、
実はそのメンタル面はかなり弱い。
幼い頃より「出来の良い兄貴」であった井川隼人と比べられ、小学、中学、高校と、兄に反抗し突っ張り頑張ったが追いつけず、
「リアルジャパン11」でも「いざ日本ユース代表に」という段階で、その弱点を見抜かれそうになったため「逃げ出した」。
「俺の人生はいつも中途半端」。
そんな投げやりになっていた岳人に、
「全て上手くいく人生なんてない、だからこそ上手くいった時の喜びはデカいんだ」
と賀茂は告げる。
そしてその説得に応じる形で、港湾労働者仲間やキャサリンの母親に激励されながら、リサと共に日本に帰国する事になる。
日本に帰国し、「Jヴィレッジ」の職員として働きながら五輪日本代表の練習に参加する事となる。
練習中は早田誠や石崎了たちDF陣といざこざを起こしながらも「異分子」として互いに刺激しあいながら練習をし、
関係が断絶していた兄:隼人とも、「リサ」の養育とサッカーの練習を通して次第に関係が修復されていく。
そしてデビュー戦となった対パラグアイ強化試合。
久方ぶりの実戦にガチガチに緊張してしまうも、練習中にいざこざを起こしていた早田から叱咤激励を受け、他の「黄金世代」の面々にも励まされ背中を押され、隼人やリサたち家族が見守る中、「世界との戦い」に身を投じていくことになる。
「キャプテン翼 GOLDEN-23」における岬太郎、「黄金世代国内組」に続く「第三の主人公」的キャラクターである。
pixivでは
本編内で早田誠との絡みがあったためか、いろんな意味で早田との関連作品が多い。