解説
「弓倉宣之」とは、「キャプテン翼」のキャラクターである。
「ワールドユース編」より登場した「リアル・ジャパン・7」の一員である。
モデルは元プロサッカー選手「財前宣之」である、と言われている。
CV | 上田祐司(「J」版) / 三浦勝之(スマホアプリゲーム「たたかえドリームチーム」) |
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所属 | 読売クラブ - 東京ヴェルディ1969 |
ポジション | MF |
「キャプテン翼」連載開始当初は、サッカーをする子どもたちは、学校の部活動に入るのが常であった。
しかし時は流れ、「ワールドユース編」連載の頃には「Jリーグ発足」に伴い、日本でも「サッカープロチーム傘下のユースクラブチームでの選手育成」という道が開かれた。
それを象徴するキャラクターが「弓倉宣之」となる。
大空翼たち「黄金世代」の、部活動での活躍と、世間からの脚光を横目で見ながら、
弓倉が選んだ道は「サッカープロチーム傘下のユースクラブチーム加入」の道であった。
そのため翼たち「黄金世代」に対して並々ならぬライバル心を抱いていた。
そんな折、「賀茂港」から「とある計画」への参加を持ち掛けられ、これに応じ、賀茂に課せられた特訓を乗り越え「リアル・ジャパン・7」に加入する事になる。
そして「全日本ユース代表」である岬太郎や日向小次郎たちの前に立ちはだかる事になる。
翼と同じく、ポジションはMD。
「リアル・ジャパン・7の司令塔」的存在。
そして「ドライブシュート」さえも習得している。
岬、小次郎、早田誠、立花兄弟、次藤洋、新田瞬の7人を追い出した後は、残ったユース代表に課せられた賀茂からの更なる特訓をこなしながら、ユース代表のメンバーに対して「コーチ」のような役割を果たす。
果たして、その真意とは………。
実は、学年としては翼たちと同学年であるが、喘息で休学していた時期があり、年齢としては翼たちの一つ上。
そのため、実はもともと年齢的にユース代表の参加資格は持っていなかった。
「リアル・ジャパン・7」、そして賀茂港の真の目的である「全日本ユース代表の強化」に協力するため、この計画に参加していたのである。
岬や小次郎たち「追放組」7人の成長を見届けた後、他のメンバーと共にユース代表を去り、後はユース代表の応援をしていく事になる。
その後、「ROAD TO 2002」では「東京ヴェルディ1969」に加入し「滝一」とチームメイトになる。
そして「GOLDEN-23」では五輪代表監督となった「吉良耕三」により代表候補として呼ばれることになる。