概要
「ナトゥレーザ」とは「キャプテン翼」に登場するキャラクターである。
「ワールドユース編」の最終盤にて登場。
主人公「大空翼」と同じく、「神に愛されしサッカーの申し子」の一人であり、
大空翼にとって、最大のライバルの一人である。
プロフィール
アニメ版にはいずれのシリーズにも登場したことはない。
スマホアプリケーションゲーム「たたかえドリームチーム」でのCVは梶裕貴である。
解説
「ワールドユース編」にて、ロベルト本郷率いるブラジルユース代表の「真の背番号10番」として、最後の最後に登場した「ラスボス」。
ブラジルはアマゾンの奥地に生まれ育ち、ポルトガル語で「自然」を意味する言葉を名前に持つ、まさに野生児な少年。
幼い頃より学校まで片道30キロの道のりを「ボールのようなものを蹴りながら」通っていたが、サッカーボールを足にした時から「サッカーボールはナトゥレーザのもの」となった。
アマゾンの奥地に「若きサッカー王」がいる。
その噂を聞きつけたロベルトは、ナトゥレーザの元を訪れ、「大空翼以上の才能」を持つ彼に魅了され、ナトゥレーザをブラジルユース代表の一員としてスカウトする事になる。
ところがナトゥレーザは「都会の空気は汚いから嫌い」という最大の弱点を持つ。
そのためロベルトの申し出を断っていたのだが、占い師である兄・カリオに「ブラジルが日本に負けるかもしれない」と予言され、ブラジルユース代表に参加する事を決意する。
ワールドユース大会決勝戦。
その後半、残り時間5分。
ナトゥレーザは途中出場し、わずか1分で、しかも「ペナルティエリア外」より、若林源三から得点を奪う。
その才能を遺憾なく見せつけ、日本ユース代表を戦慄させるが、若林と石崎の奮戦に奮起した大空翼に、
これまで戦ってきた皆のために、たった5分しか出場していない君に負ける訳にはいかない
それに、ここで君に負けてしまったら、君はどこかに行ってしまうような気がする
また君と戦う為に、俺は負けない!!
という決意と共に、ゴール前上空での攻防戦の末に敗れてしまう。
………ちょっと待った。翼よ、お前どんだけサッカーバカなんだ?(笑汗)
占い師の兄ちゃんにもわからない事が、サッカーで起こった
その事に衝撃を受けたナトゥレーザは、大空翼と再戦すべく、翼を追ってスペイン・リーガ・エスパニョーラに参戦する事を決意。
マネージャーとなった兄・カリオの懸命な営業活動の末に(おいw)「R・マドリッド」に加入する。
「都会の汚い空気」により体調を崩しながらも、「ROAD TO 2002」と「EN LA LIGA」にて、大空翼との再戦を果たす。
優れた天性のサッカーセンスを持つが、それが故に、他人を馬鹿にしがちで、なおかつ独断専行する癖がある。
チームワーク、というよりは「周りの人を、自分の思うように利用する」感覚になってしまいがちであり、結果として基本的にはワンマンプレイヤーである。
また「他人のプレーを努力無しで自分のモノに出来る」能力を持ち、それは肖俊光の「反動蹴速迅砲」でさえも、見ただけでコピーできてしまう程である。
しかし「R・マドリッド」に加入し、翼と対戦するなど数多くの試合をこなし経験を積み重ねる事により、「EN LA LIGA」の頃には「人に頼り」「努力をすること」を学んでいく。
また初登場の時は「人に在らざる者」な雰囲気だったのだが、だんだんと子どもっぽくなっていってる(笑)
浮き世離れしており、かなりの世間知らず。
お兄ちゃんは大変だ(笑涙)
あと野生児であるが故か、鳥と喋れる。
そしてこう見えて実はクリスチャン。
そのためか「神様の力を得ている」ミカエル(セグウェイドリブルの人)には少し弱い。
そして現在「ライジングサン」では、ブラジル五輪代表に参加。
カルロス・サンターナやラドゥンガ、リバウール、そしてコーチであるロベルト本郷と共に、大空翼と日本五輪代表と対戦すべく戦っている。