解説
「セグウェイドリブル」とは、彼の有名なサッカー漫画「キャプテン翼」の原作続編シリーズにて登場した最強のネタ技である。
もともと「キャプテン翼」は「スカイラブハリケーン」や「タイガーショット」や「ツインシュート」や「反動蹴速迅砲」、そしてゴールポストに選手が乗る(反則)やゴールポストを使ってボールをセーブする「三角跳び」(これも反則)などのネタ技の数々が有名である。
原作続編シリーズの一編「キャプテン翼 EN LA LIGA」の冒頭にて、フードを被った謎の男が登場した。
そしてその男はおもむろに、蹴っていたサッカーボールの上に乗り、そのままス━━━━っと進んでいった。
そう、ス━━━━━━━━っと。
なんじゃこりゃ?
これが2010年の出来事。
そしてそれから四年後の2014年、「キャプテン翼 ライジングサン」にて、スペイン五輪代表として「ミカエル」と呼ばれる選手が登場した。
そして「ミカエル」は試合中に、おもむろに蹴っていたサッカーボールに乗り、そのままス━━━━っと進んでいった。
そう、ス━━━━━━━━━━━━━━━━━━━っと。
なんじゃこりゃー?!?
と、インターネットで一躍大騒ぎとなった。
先のフードを被った謎の男の正体が「ミカエル」であり、この技が彼の得意技である「セグウェイドリブル」なのである。
先の「EN LA LIGA」では、わざわざ警備員が乗るセグウェイの横を、この「セグウェイドリブル」で通り過ぎている。
今まで出てきた数々のネタ技は、「やろうと思えば出来ない訳じゃない」と思わせる技であった。
まあ反則だったり運動能力の限界だったり学校で禁止されたりして、詰まるところは実現不可能ではあったのだが。
でも、それでも、このドリブルは、
「さすがにこれは物理的に無理!!!」
と皆が皆、一目見て諦めた。
まあ無理だわな。
さてこの技、どういう経緯で出来たのか?というと、
作者の高橋陽一曰く、
「ボールに乗れたら楽しいだろうなと思って。スーって(笑)。」
「キャプテン翼 ライジングサン」高橋陽一インタビュー (1/4) - コミックナタリー 特集・インタビュー
また、実現可能か?という問いには、
「雨などが降ったりしたらもしかして……」
キャプテン翼:神業“セグウェイドリブル”が話題 高橋陽一さんは再現期待 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
先生、無理っす
というわけで、現在この「セグウェイドリブル」は、「キャプテン翼」最強のネタ技として君臨することになった。
もちろん、pixivにも関連作品(主にパロディ絵)が投稿されている。
※右端を参照のこと。
ちなみにこの「ミカエル」くん。
スペインプロサッカーリーグ「リーガ・エスパニョーラ」の最強新人としてスペイン五輪代表に選ばれた。
もともとは神父になるために、サッカーの才能がありながらプロ選手になることを断っていた。
ところが「リーガエスパニョーラ」での大空翼とナトゥレーザの対戦を観戦し、何を思ったのか自らのサッカー人生を再開する事を決意した経緯がある。
未だにセカンドネームは不明。
その生い立ちも不明。
今後の「ライジングサン」にて、その詳細が明らかになるのが待たれる。
ボールにセグウェイ乗り
なお「魔法つかいプリキュア!」にて、
この技と似たような技が登場しており、pixivにて関連作品が投稿されている。
詳細は「ボールにセグウェイ乗り」を参照のこと。