概要
出身地 | 静岡県南葛市 |
---|---|
所属 | 修哲小学校 - 南葛SC - 南葛中学校 - 南葛高校 - 横浜F・マリノス |
誕生日 | 12月20日 |
血液型 | O型 |
CV | 中原茂(昭和アニメ版)/ 嶋村薫:少年期 関智一:中学生以降(「J」版)/ 水間真紀:少年期 うすいたかやす:中学生以降(第三作目) /岩中睦樹(第四作目) |
小学生編から登場している古参キャラ。翼との付き合いも長い。
主な背番号は8で、ポジションはMF。修哲小ではゲームメイカーを務める。
南葛SCや南葛高校では岬が、南葛中では翼がMFの中心になるものの、中学生編では「打倒南葛、打倒大空翼」を目標に掲げるライバルたちにマークされることが多いため、井沢も第2のゲームメイカーとして活躍。
「なにがゲームメーカーは岬一人だ このオレをわすれちゃこまるぜ」
長身とジャンプ力を活かした空中戦の強さにも定評がある。
また守備的なポジションへの適応力もあり、代表戦で軒並みベンチ送りにされている修哲メンバーの中では、かなり出番に恵まれている。
小学生編
若林率いる修哲小の一員として、小5時に全国優勝を成し遂げている。
翼とは南葛小との対抗戦で初対決。
ゴール前で翼と互角の空中戦を演じ、先制ゴールのチャンスを作るが、他の修哲メンバー共々、
「とうてい俺たちのかなう相手じゃない」
と翼を評する。
後に選抜チーム・南葛SCに合流。
来生・滝との息のあったコンビネーション・修哲トリオ、そして空中戦の強さを武器に攻撃の一翼を担う。
中学生編
修哲中に進学する予定だったが、若林の提案により、翼をチームメイトとして共に練習し実力に追い付くことを目標に南葛中に進学。
ふらの戦では松山に厳しくマークされる翼に代わり、ゲームメイクを担当。5mダイビングヘッドで勝ち越し点を上げるなど、獅子奮迅の活躍を見せた。
「ここは絶対に決める! とどけ!!」
Jr.ユース編
代表メンバーに選ばれるものの、当初は控えに回っていた。(なお、合宿の間は背番号18だった可能性がある。松山が8番、新田が12番を背負っているため)
しかしハンブルグ戦にて、高杉と交代でDFとして出場。
それ以降は守備での活躍も増加。ディフェンスリーダーとしてコンバートされた松山と共に、最初はレギュラーのDFだったはずの高杉の出番を完全に食ってしまった。
ワールドユース編
岬達主力7人が離脱した状態で臨んだアジア一次予選にて、彼らの穴を埋めるべく奮戦。
賀茂監督の課した厳しすぎる練習のために、最悪のコンディションで試合に臨まなければならない状況にチーム全体が弱気になる中、タイペイユース戦では松山の喝と翼のプレイで、真っ先に闘志を取り戻す。
タイユース戦では翼・松山と共にトリプルボランチを組む。
主力合流後は出番に恵まれなかったが、それでもスウェーデン戦で赤井が負傷した際には、交代要員として声をかけられている。(赤井が強行出場したため、出場には至らず)
ROAD TO 2002
横浜F・マリノスに入団。2ndステージ開幕戦ではガンバ大阪と対戦するものの、早田のマークに封殺され敗戦。
GOLDEN-23
次藤の負傷離脱により、正式にDF登録される。
相手の戦術に合わせてボランチとセンターバックを試合の中で切り替えられる対応力で、数多くの活躍の機会を得る。
観客「名前の通り今日はしっかり守ってくれ〜 井沢〜」
ライジングサン
MF登録に戻る。オランダ戦ではスタミナの切れた葵に代わって途中出場している。
テクモ版
所属 | 南葛高校(Ⅱ) - 南葛ウイングス(Ⅳ) - 南葛(Ⅴ) |
---|
Ⅰの頃はダイビングヘッドを必殺技として持っていたが、Ⅱからはダイビングヘッドという技そのものが消滅。
その代わり浮き玉へのステータスにおいて、高いボール限定ながら全日本のレギュラーメンバーに匹敵するほどの能力値を得る。
Ⅱの南葛高校編では彼のヘディングが、必殺技を持たない面々の中では最強のシュートとして、(原作以上に弱い森崎のせいで)点取り合戦に陥った際のキーとなる。低い浮き玉から必殺シュートを放てる新田とツートップを組ませ、高いセンタリングが上がった際に彼のフォローをさせるのも有効。来生? 知りません。
全日本では高い浮き玉から必殺シュートを使えるメンバーがこれでもかと揃っているために流石に趣味の範疇になってくるが、それでもセットプレイでの守備でゴール前に置いておくと、少しは守りが安定する。ただし経験値を共有しているのが全員ベンチ組(来生・滝・高杉・森崎)なので、レベルは上がりにくい。経験値の引き継ぎ元が活躍の場に乏しいリマ&マリーニなのもネック。
Ⅳでは来生・滝との連携タックル技トライアングルアタックを編み出す……が、この技は来生からしか発動できず、井沢や滝からは使えないので注意。高い浮き玉のステータスも松山を上回るほどになっているが、バグのせいで活用は難しい。残念。
Ⅴではトライアングルアタックに代わって必殺ワンツー修哲トリオを習得。こちらは井沢からも使えるので安心。
「来生! 滝! 修哲トリオの力を見せてやろうぜ!」
イベントでの出番は決して多くはないが、Ⅰの没データには試合中の使用を想定したとおぼしき、
「なんかつの ミッドフィールダーは つばさ だけじゃないぜ!!」
という台詞が存在する。(来生と滝にはない)
サンパウロFCのNo.2バビントンくんは、その立ち位置から「サンパウロの井沢」と呼ばれているとかいないとか……(背番号も8、髪色は違うがこちらも長髪)
余談
ユーティリティプレイヤーとして
公式に明言されたのはGOLDEN-23からだが、それ以前から守りにおいての活躍は多かった。
Jr.ユース編のフランス戦では、ナポレオンをマークしていた早田が退場処分を下され、3点のリードを奪われるという状況で、ナポレオンのマークを代行。キャノンシュートを防ぎに行った際に負傷し、三杉と交代するが、ナポレオンを無得点に抑えた。
そしてその傷も癒えぬまま、西ドイツ戦で負傷した石崎と交代出場。さらにアニメ三作目の同試合では、現実のルールに基づいて出場停止となった早田の代わりにスタメンで出場させられるなど、苦労が偲ばれる。ミューラーを相手にシュートを放つ場面もそのまま井沢に置き換えられている。(一応、井沢もカミソリシュートと同じくカーブのかかるバナナシュートを東邦戦で放っている)
ゲームメイクも空中戦もミドルシュートもセンターバックもサイドバックもボランチも、果てはエース級プレイヤーへのマンツーマンマークまでもこなすその姿は、もはやなんでも屋といっても過言ではない。
異名
若林率いる修哲カルテットのうちの一人という出自もあってか、出番に反して彼個人の異名はかなり微妙なものが多い。
- 鋭利なMF(ジュニアユース編・アルゼンチン戦)
- フィールドソルジャー(25th Anniversary)
(どのポジションでもこなす姿を傭兵に例えられたか?)
- ヘディングのスペシャリスト(キャプテン翼J)
- 中盤の色男(3109日全記録)
一応、無印の連載時期に読者から寄せられた「風のジャンパー」「中盤のスカイホーク」「躍動する風」というのもあるのだが……
たたかえドリームチーム
初代アニメと同じく、CVに中原茂氏が起用された。5mダイビングヘッド発動時の、どこかの聖戦士をも彷彿とさせる叫びはファンなら必聴。
バレンタイン企画ではピエールやヘルナンデスらに混じり、ハート背景のカードが用意された。
また、修哲カルテットの中では唯一青年期のボイスが収録されている。
2018年版アニメ
若林が欠場する島田小との試合ではキャプテンマークをつけている。
ふらの戦では5mダイビングヘッドの演出が物凄いことになっているので、ファンなら必見。