概要
キャプテン翼2001とは、2001年10月7日から2002年10月6日迄全52話が放送されたキャプテン翼テレビアニメ三作目を指す言葉である。2002年FIFAワールドカップとの兼ね合いで企画され、キャプテン翼(昭和版)と同じテレビ東京系へ返り咲いたが、新たな問題に直面した。
そう、1999年以降テレビ東京のアニメ枠が肥大化し、放送枠の確保に難儀した事と、1998年に制定されたテレ東チェックによる表現規制の影響を受けた為、演出の変更を余儀なくされた事と、既に地方局では平日夕方に帯ワイド情報番組が編成された放送局が多かった為、地方局での番宣ネットの確保が困難だった事で、放送枠は結局「笑点」の裏となる日曜日夕方5時台後半の放送となった。その為、歴代シリーズではイマイチ知名度が低くなってしまったのも、三番目の事が原因である。
そして、本作の白眉な点は一部キャラを除き小学生から中学生になる際に声変わりした点で、男性声優が演じた中学生時代の大空翼等や、女性声優が演じた小学生時代の日向小次郎等は却って新鮮だった。
残念ながらこの要素は本作オンリーワンとなってしまい、次作にはフィードバックされなかった。
登場人物
スタッフ
こぼれ話
本作の放送終了後、スポンサーを務めたと思われるフィギュアメーカーのレッドは2003年に倒産してしまった。
関連タグ
キャプテン翼・原作
キャプテン翼(昭和版)・記念すべきアニメ初作でテレ東歴代アニメ最高視聴率を獲得した
キャプテン翼J・前作で唯一フジテレビ系で放送された作品だったが、大人の事情に振り回されてしまう。
キャプテン翼2018・次作で、これまた大人の事情に振り回されてしまい、深夜放送を余儀なくされたが、僅かながら番宣ネットが組まれただけ本作より恵まれている。