概要
「松本香」とは、「キャプテン翼」のキャラクターである。キャリアウーマンでもある。性格やポジションは、原作、アニメシリーズによって異なる。
「東邦学園女スカウト」とも呼ばれている。髪型は、ベリショ、体型は、グラマー。
様々な意味で「日向小次郎の大恩人」、そして「日向小次郎の運命を決めた女」とも言える女性である。ネクドリでは、岬太郎のフランス移籍に貢献している。日向と岬の恩人でもある。
経歴 | 東邦学園スカウト - 全日本ユース広報(「ワールドユース編」) - 「株式会社スクランブルエッグス」社長(ROAD TO 2002) |
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CV | 山田栄子(昭和アニメ版) / 田中敦子(2001年アニメ版)/ 竹内絢子(2018年アニメ版) |
※(「「J」版」にも登場しているがキャスト不明である)
「小学生編」より登場。
大空翼と日向小次郎の初対戦となった全国大会予選リーグの南葛SCと明和FCの試合を観戦していた「謎の女」。
大空翼と日向小次郎、2人の性質と素質を見極め、そのどちらかを東邦学園中等部へと入学させるか決めるために全国大会会場へと赴いていた。
そして小次郎に対し「大空翼に勝てたら東邦学園に特待生として迎える」と持ちかけた。
これが長きに渡る「大空翼と日向小次郎の遺恨」の要因の一つとなる。
サッカーに対する見識は確かであり、それが故の厳しさも持つ。
小次郎に対して厳しい評価を下したり、時には小次郎本人に直接厳しい言葉を投げかけたりもする。
全国大会決勝戦にて再戦した明和FCは、南葛SCに敗れたが、
大空翼と日向小次郎を共に東邦学園に向かい入れる
という決断を下した。
そして小次郎は東邦学園へと進学することになる。
その後も、若島津健や沢田タケシを東邦学園へと迎えたり、入学後に「満足してしまい、闘志を失ってしまった」小次郎に対して、見守っている。(特にアニメ1期、3期アニメでは、日向に対して、叱咤激励をしていたり、北詰誠の日向に関する苦言に批判する場面があり、イタリアでも躍進している大人になった日向をサポーターし続けていて、日向の成長に賛美している。)
その後。
原作続編の「ワールドユース編」にて、
「全日本ユース代表 広報部長」に転職。
選手たちに群がる報道陣を捌く彼女の姿があった。
「松本香」という名前が正式に付けられたのも、実はこの時である。
そして「ROAD TO 2002」では、
マネージメント会社「株式会社スクランブルエッグス」を立ち上げ、
日向小次郎のプロデュース、例えば雑誌に特集記事を組ませたり、CM起用などの「日向小次郎キャンペーン」を大々的に行うなど、まだプロになっていなかった小次郎を日本全国レベルの有名人に押し上げた。
また「小次郎のユベントス入団」の交渉人役も務め、報道陣からも「やり手の女傑」扱いされるようになっている。
この結果、小次郎は家族に、建て売りではあったが一軒家を買う事が出来た。
ユベントス入団会見の際、こっそりと香に対して礼を言った小次郎に対して、
「君の嫌いな雑誌の取材やCM出演で、私の会社は大儲け出来たんだから」
と、さらりと口にした。
そしてユベントスでの日向小次郎デビュー戦にも駆けつけ、吉良耕三や北詰誠、賀茂港や片桐宗政たちと共に、小次郎の奮闘を見守った。
おそらくは彼女が日向小次郎に目を付けなければ、小次郎の人生は大幅に変わっていた。
逆に、彼女自身も小次郎と関わったが故に、その人生を変える事になった。
2期アニメ、4期アニメでは、当時小学生の日向にスカウトの条件として、無理難題を押しつけて冷徹であることが原因で叩かれることが少しあったが日向の生活が豊かになった、有名人にさせたのは、彼女のおかげでもあり、キャリアウーマンな面などが理由で特に女性読者(視聴者)からの人気に関して、とても高い。