概要
若乃花勝(第66代横綱)は1971年1月20日生まれ。本名は花田勝(はなだ まさる)。
1988年に父が親方を務める藤島部屋に弟の貴乃花(当時は「貴花田」)とともに弟子入りした。
当時の四股名は「若花田」。
幕内最高優勝は5回。但し全て関脇・大関時代のものであり、横綱昇進後は優勝をしていない。
昇進後は4場所続けて好成績を残しているが、皆勤できなかった場所の方が多く、皆勤負け越しも経験している。そのせいか、横綱にさえならなければ名大関として名を残したと惜しむ声が多い。
さらには実弟・貴乃花との確執や自身の離婚問題等、ワイドショーや女性週刊誌等を賑わせる騒動に巻き込まれることも多かった。
引退後は年寄・藤島を襲名するが、引退相撲直後に日本相撲協会を退職。現在は「花田虎上」(読みは本名と同じ)と名乗り、タレント業やスポーツキャスター、実業家として活動している。
現役時代は不真面目力士として批判されることも多かったが、後年では骨身を削って土俵に上がった根性力士として再評価されている。