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富栄ドラム

とみさかえどらむ

富栄ドラムは、日本の元大相撲力士。現在は俳優として活動している。

概要編集

1992年4月11日生まれ、兵庫県神戸市出身。本名は冨田龍太郎。

168cm116kgの体格ながら連続でバク転が出来る身体能力の持ち主。


元々病弱だったこともあり家計は全て医療費につぎ込まれ、生活は本人曰く「貧乏だった」と語っている。


小学生の頃に「見た目がムカつく」という理由で虐められており、本人にとっても辛い経験だったという。


しかし、中学生になると身体も丈夫になり持ち前の運動神経の良さを発揮。中学校1年生のときに柔道を始め、神戸市の大会で優勝、中学3年生のときには校長より「寿司をおなかいっぱい食べさせてあげる」と言われたことを受けて神戸市の相撲大会に駆り出され、未経験ながらも2位になった。

この会場で観覧していた9代伊勢ヶ濱にスカウトされ、入門。角界に足を踏み入れた。

2008年3月場所初土俵。初土俵同期は琴勇輝、希善龍。前相撲と翌5月場所までは本名の冨田で出場、同年7月から四股名を富栄とする。2015年3月場所、三段目に於いて、入門後15連勝中であった佐藤(のちの貴景勝)に押し出しで勝利し初黒星を付けた。また、日馬富士の関脇時代から引退に至るまで、その付け人を務めた。 ほかに9代伊勢ヶ浜、安壮富士、安美錦(現8代安治川)、宝富士、照ノ富士らの付け人も務めた。


2018年11月場所では自己最高位の東幕下6枚目まで昇進し その後も幕下30枚目以上で推移していたが、一番応援してくれていたという姉の死によるショックの大きさと怪我により、2020年9月場所から連続で休場、2021年3月場所で引退した。


その後、Youtuberへと転身し活動を続けながら「シコふんじゃった!」や「聖域-サンクチュアリ-」等のドラマにも出演。

2023年にドラマ『VIVANT』にてドラム役で出演したことで見事大ブレイクを果たし、自身の当たり役となった。なお、撮影前に現在の名前へと改名している。

放送期間中は、役作りの一環としてバラエティ番組出演時もほぼ翻訳アプリの音声(CV:林原めぐみ)に任せており自身の声は発していなかったが、放送終了後に満を持して自身の声を披露した。


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