琴勇輝

ことゆうき

香川県出身の元大相撲力士。現在の荒磯親方。

概要

1991年4月2日生まれ。本名は榎本勇起。

出生地は香川県丸亀市であるが、大相撲においては中学・高校を過ごした香川県小豆郡小豆島町出身としている。

少年時代から相撲を始め、中学・高校は相撲部のある小豆島の内海中及び小豆島高校に進学している。高校相撲部ではインターハイに出場する等活躍したが、佐渡ヶ嶽部屋の入門の為に中退し2008年3月に初土俵を踏んだ。

最初は「琴榎本」の四股名を名乗り幕下に昇進した後に現在の琴勇輝に改めた。2011年9月場所から関取となり2013年1月にて新入幕を果たす。

2016年3月場所では横綱日馬富士から金星を挙げ12勝3敗の好成績で敢闘賞を受賞して翌場所には関脇となるが以後は怪我の影響もあり十両～幕下下位に低迷。

2020年の7月場所で右膝の半月板を損傷、また2021年には全休となった春場所前に膝の手術を受けたが、稽古ができるまで回復せず相撲を取れる状態ではないとして現役引退を表明。年寄「君ヶ濱」を襲名した。

2022年の「北陣」襲名を経て、2023年より「荒磯」の年寄名跡を使用。佐渡ヶ嶽部屋の部屋付き親方として、後進の指導をしている。