もしかして
石川賢作品の中における最強の敵「時天空」(じてんくう)については、時天空(魔獣戦線)をご参照ください。
概要
モンゴル・ウランバートル市出身で、日本帰化前の本名はアルタンガダシーン・フチットバータル。2014年に日本国籍を取得し、しこ名・本名共に時天空慶晃となった。
モンゴル国立農業大学から東京農業大学に転入して同校の相撲部にて活躍した。
元々は母国での教職志望であったが、旧知であった朝青龍らの活躍に触発されて在学中より時津風部屋に入門し、2002年7月場所が初土俵となった。
初土俵から2年後の2004年7月場所より新入幕となり、2015年まで10年に渡り幕内の常連として名を連ね小結も3場所つとめた。しかし2015年11月場所にて休場、その後悪性リンパ腫となっていた事が明らかとなり、休場を続けて闘病を続けたが復帰は叶わず2016年9月場所をもって引退となった。
日本国籍を取得済みであったため、引退後は年寄「間垣」(19代目)を襲名して時津風部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたっていたが、次第に病状が悪化。2017年1月31日、悪性リンパ腫により37歳の若さで逝去した。
その他
- 柔道やモンゴル相撲の経験を活かした足技で知られ、2005年11月場所では技能賞を獲得した。
- モンゴル出身の力士としては初めて日本の大学を出た人物である。
関連人物
モンゴルウランバートル市の柔道教室に通っていた頃からの知人。
元陸奥部屋所属のモンゴル出身力士(最高位小結)。2011年に八百長騒動にて引退。夫人が時天空の妹にあたる。
同じ時津風部屋所属の関取。2003年1月場所では三段目優勝をかけて対戦しており時天空が豊ノ島を下して三段目優勝をしている。
2007年3月場所の高見盛との取り組みで、何度も張り手を繰り出して勝った際、引き上げる高見盛の「あの野郎」という呟きをNHKのマイクが偶然拾ってしまい、ネット上で「あの野郎」「アノヤロス」と呼ばれる羽目になった。
モンゴルのレジェンド。現友綱親方。顔が微妙に似ている。