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概要編集

琴奨菊 和弘(ことしょうぎく かずひろ)は、福岡県柳川市出身の元大相撲力士。最高位は大関。身長179cm、体重180kg。


愛称は「キク」「キクちゃん」など。得意手が「がぶり寄り」であるため「ガブちゃん」と呼ばれたこともあった。スージョの間では「ガブリエル」と呼ばれることもある。

最後の仕切り前に、大きく上体を仰け反らせるルーティンが有名で、この動作はマスコミに「菊バウアー」「琴バウアー」などと呼ばれる(荒川静香の代名詞であるイナバウアーに由来する造語。現在は「琴バウアー」の呼び名で統一)。豪快にをまくことでも有名。


琴奨菊、おめでとう琴奨菊


2011年大関昇進後は度重なる怪我に苦しめられたが、2016年の初場所において、日本出身の力士としては実に10年ぶりとなる優勝を果たした。入門から14年目、31歳での初優勝であった。

度重なる怪我は初優勝後も続き、角番(カド番)を7度も経験。2017年初場所では2場所連続で負け越しが決まり、大関の地位から陥落することになった。

大関陥落後も幕内(三役・平幕)の番付の地位を3年ほど維持していたが、久しぶりに番付が十両に落ちた2020年11月場所では成績が思わしくなく、幕内に戻れる可能性が低くなったことから同場所中に現役引退を発表。年寄「秀ノ山」を襲名した。


エピソード編集

  • 2015年結婚したさんが美人なうえに、5カ国語に加え手話を操る才媛である。ちなみに琴奨菊は、負けると懸賞金のかわりにケーキを買って帰ることにしているが、披露宴2016年1月30日に控えていため「大事な席で奥さんを太らせるわけにはいかない」と、上述の優勝した初場所で奮闘したというエピソードがある。
  • 2016年の初場所で優勝を果たした琴奨菊は一躍時の人になり、同年4月、ソフトバンクのCM「白戸家シリーズ」では「琴奨ギガ」の四股名を名乗り、「ギガちゃん」のかわいい声(cv:生駒里奈)で「琴バウアー」を披露し勝利インタビューを受けるCMに出演、話題になった。

稀勢の里との対戦は歴代1位の幕内最多対戦数の取り組みである、66回の内36勝30敗。


関連タグ編集

大相撲 力士 大関 稀勢の里

中国嫁日記・・・井上純一夫妻が初めて出会った力士として漫画に登場。

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