概要
現役時代は「ミッキー」などの愛称で親しまれ、愛子内親王もファンであった。
父がトヨタ自動車の相撲部の指導者であった影響で少年時代より相撲を始め、高校時代は高校相撲の強豪校である鳥取城北高校に相撲留学して高校2年にして高校横綱となり、その後は大学相撲の名門である日本大学相撲部に所属して計27個のタイトルを獲得、アマチュア相撲の強豪力士として鳴らした。
卒業後は佐渡ヶ嶽部屋に入門して幕下60枚目からスタートし期待に応えていち早く出世し、2000年11月場所では史上4人目の三賞独占の活躍、さらに2001年秋場所で優勝した。
2002年初場所で大関昇進なったはずだったが昇進見送りとなり、以降は有力な大関候補と言われながらも顎や肘の怪我で数年関脇や小結に停滞したが、2007年の名古屋場所後に大関に昇進した。
しかし、2010年に発覚した野球賭博事件の容疑者となり、解雇処分に。当時は「賭博の借金が1億円」「連日借金取りが佐渡ヶ嶽部屋に押し寄せた」と報じられていた。また、一部では相撲賭博疑惑まで取り沙汰された(聞くところによると相撲賭博で自分の負けに賭けていたという話もある)。
日本相撲協会と係争していたが、帰参を断念して2015年2月7日に断髪式を行った。
現在は焼肉店等の店舗経営を行っている。
若の里とは18勝15敗、栃東とは14勝10敗、栃乃洋とは17勝7敗、魁皇とは25勝17敗。
関連人物
- 琴桜:先代佐渡ヶ嶽親方。入門時の師匠。
- 高見盛:同学年で中学時代は全国大会の決勝戦で敗れて中学横綱のタイトルを逃した。大学時代は共に日本大学相撲部に所属。