魁皇
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かいおう
福岡県出身の元大相撲力士。現在の浅香山親方。
中学校時代は柔道部に所属していたが、顧問から相撲を勧められ、中学卒業後に友綱部屋へ入門した。1988年に初土俵。1992年初場所にて新十両、1993年夏場所にて新入幕。この場所では大きく負け越したが、同年の九州場所にて再入幕し、のち三役・三賞・金星の常連となり活躍したが、ライバルの武双山と同様に大関には中々昇進出来なかった。
小結時代の2000年の夏場所にて14勝1敗の成績で幕内初優勝。次の名古屋場所では11勝4敗の成績を収めて大関へ昇進する。大関時代は、途中休場があるものの2004年までは好成績を収め、幕内優勝を4度決めていた。2004年の九州場所では横綱昇進の話が出たが最終的に見送られ、結果的に土俵人生が長いことに繋がっている。
それ以降は常に「角番」との戦いが続き、角番回数は通算13回を数えた。彼は意地でも勝ち越して大関の地位を守り抜き、2011年に38歳11か月で現役を引退するまで、大関在位は65場所で歴代1位タイ、幕内在位は107場所で歴代1位の記録を打ち立てている。また、現役最後の場所となった2011年の名古屋場所では、かつての横綱千代の富士の持つ通算1045勝を更新し、当時の通算勝ち星1位となる通算1047勝の記録を残した。
現役引退後は浅香山親方として後進の指導にあたっている。2014年には浅香山部屋を設立。
武双山とは31勝17敗、土佐ノ海とは30勝10敗、貴乃花とは12勝27敗、武蔵丸とは20勝26敗、朝青龍とは12勝25敗、琴光喜とは17勝25敗、若の里とは21勝13敗、栃乃洋とは25勝12敗、千代大海とは34勝20敗、稀勢の里とは12勝16敗、琴奨菊とは16勝12敗、琴欧洲とは12勝16敗。
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