松田聖子
まつだせいこ
日本の歌手。1962年3月10日生まれ。福岡県久留米市出身。
本名は蒲池法子。旧家の筋の家庭で公務員の父親という比較的堅い家庭に育ち、久留米信愛女学院高校在学中にミス・セブンティーンコンテストに応募。
当時のレコード会社の採用担当者には高い評価を得たものの親の反対や校則ですぐには実現できず、彼女の才能を信じた担当者の半年に及ぶ説得で両親の許可が出て芸能界入りが決まり、信愛女学院を中退して堀越高校に転校、サンミュージックに所属。事務所が懇意にしていた占い師の命名でこの芸名がつき1980年にデビューした。
1989年に事務所を独立。その後の移籍を経由して、現在は個人事務所の「felicia club」に所属。
80年代に一世を風靡し、聖子ちゃんカットを多数の若い女性が真似する等社会現象になった。
作詞作曲も自ら手がけるようになり、後進の岡田有希子や初代夫の神田正樹にも提供している。
最初の夫は俳優の神田正輝で、のちに歌手・女優・声優となる娘の神田沙也加をもうけた。
その後、歯科医と再婚していた時期もあるがまた離婚している。
その後、現在は大学教授と再々婚している。
50になって今なおある意味現役アイドルであり2010年代を過ぎても精力的にコンサートツアーを行ったり紅白歌合戦に連続出場するなどメジャーでの活動を続けている。
芸能スキャンダルネタの餌食にされることも多いが、
反面その唯一無二の個性と強烈なプロ意識に長年惹かれるファンも多く
芸能界でも中川翔子などの信者がいる。
2021年12月に一人娘の沙也加が急逝し、神田と共に札幌に出向いて娘を見送った。
この時は事務所の公式発表に「未だこの現実を受け止めることが出来ない状態」とされるほど精神的疲労が大きく当時行なっていたディナーショーツアーの残り公演を2022年4月まで延期、出演予定だった紅白歌合戦も辞退し事実上4か月間活動を休むこととなった。