たった一度の“レンタル”で、輝き出す“リアル”がある!
概要
週刊少年マガジン(講談社)にて2017年32号から連載中。作者は宮島礼吏。
「恋人代行サービス」を題材・テーマとした漫画作品。作者の宮島は実際に恋人代行サービスを利用した上で本作の執筆に取り組んでいる。
また、クラウドファンディングを取り上げたことがあったせいか、連載5周年を機に作者の宮島もクラウドファンディングに挑戦したところ、開始後25分足らずで目標の600万が集まったとの事。ちなみにテーマは、渋谷に本作の広告を個人で出す事である。
講談社のWebコミック誌であるマガジンポケットにて、2020年6月下旬からスピンオフ作品『彼女、人見知ります』が発表されている。こちらも宮島礼吏が手掛ける。
あらすじ
都内の大学「練馬大学」の経営学科に通う主人公、木ノ下和也。たった1ヶ月の交際でフラれてしまった彼は、携帯サイトで「恋人代行サービス」なるものを偶然見つけ、同サイトを活用する形で女の子とのデートを始めることになる・・・。
彼が申し込んだ「レンタル彼女」、水原千鶴は清楚可憐な見た目であったが、彼が以前フラれた件を八つ当たりしたことで、彼女の怒りは爆発するのであった・・・。
主要登場人物
本作品の主人公。
本作品のメインヒロイン。
腹黒な木ノ下和也の元カノ。
不整脈を抱えている、ある意味千鶴の「ライバル」。
水原千鶴の後輩。極度の人見知り。『彼女、人見知ります』の主人公でもある。
練馬大学1年生で和也や千鶴の後輩。八重歯が特徴の少女。
和也の祖母。女っ気のなかった和也がちづるを連れてきた際、感激のあまり号泣してしまった。以後ちづるの事を「千鶴姫」だの「天女様」だのと大袈裟に崇め奉っている。
- 一ノ瀬小百合(CV:定岡小百合、演:朝加真由美)
千鶴の祖母。ちづるにとってはたった一人の身内。ちづるの人生に大きな影響を与えている。
実は和と結構仲がいい。
テレビアニメ
2020年7月から同年9月にかけてAT-Xおよび毎日放送、さらにはTBS、ついでにCBCや、北は北海道放送から南は琉球放送まで、全国約25のTBS系列参加地方局にて放送された。全12話。原作単行本の1巻から6巻(及び7巻の一部エピソード)が描かれた。
アニメーション制作はトムス・エンタテインメント。監督は「雨色ココア」第2期を手掛けた古賀一臣。シリーズ構成は広田光毅、キャラクターデザインは平山寛菜、音楽はヒャダイン。
元々はアニメイズム枠で放送予定だったのだが、「ハイキュー!! TO THE TOP」第2部の放送が延期されたため、放送枠がスーパーアニメイズム枠に変更された。そのため当初予定されていたBS-TBSでの放送が無くなってしまった。
なお、似たような例として、前番組の続行が不可能になったが故に、深夜アニメで放送するつもりがそれ以外の時間帯に変更となった「地球へ…」がある。しかもそちらも制作ホスト局が毎日放送だったりする。
2020年9月26日に最終回を迎えたが、その直後に第2期の制作が決定した。
2022年7月から同年9月までAT-Xと毎日放送などの他BS-TBSで放送された。
2022年9月17日の第2期の最終回終了後に、第3期の制作が決定した。
2023年7月から同年9月にかけて放送されたが、再びBS-TBSが放送局から外されている。
2024年7月12日、第4期の構想が存在する事が明らかにされた。
2025年中にも放送したいとの事。
主題歌・挿入歌
「センチメートル」
the peggiesによる第1期オープニングテーマおよび第2期第1話挿入歌。作詞・作曲は北澤ゆうほ、編曲はthe peggiesと江口亮。
「告白バンジージャンプ」
halcaによる第1期エンディングテーマ。作詞・作曲は前山田健一、編曲は板垣祐介。
「FIRST DROP」
halcaによる第1期第7話のみのエンディングテーマ。作詞は宮嶋淳子、作曲・編曲は塚田耕平。
「君を通して」
雨宮天による第1期第12話の挿入歌。作詞はやまし、作曲・編曲は宮川麿。
「ヒミツ恋ゴコロ」
CHiCO with HoneyWorksによる第2期オープニングテーマ。作詞・作曲・編曲はHoneyWorks。
「言えない feat.asmi」
MIMiNARIによる第2期エンディングテーマ。作詞・作曲・編曲はMIMiNARI、フィーチャリングボーカルはasmi。
「まみラップ」
七海麻美(悠木碧)による第2期第7話の挿入歌。作詞は宮島礼吏、補作詞・作曲は前山田健一、編曲は大竹智之。
「DATE」
水原千鶴(雨宮天)による第2期第8話の挿入歌。作詞は宮島礼吏、補作詞・作曲は前山田健一、編曲は板垣祐介。
「彼女宣言」
更科瑠夏(東山奈央)による第2期第9話の挿入歌。作詞は宮島礼吏、補作詞・作曲は前山田健一、編曲は三好啓太。
「桜selfish」
桜沢墨(高橋李依)による第2期第11話の挿入歌。作詞は宮島礼吏、補作詞・作曲は前山田健一、編曲は大竹智之。
「Favorite Lover」
水原千鶴(雨宮天)、七海麻美(悠木碧)、更科瑠夏(東山奈央)、桜沢墨(高橋李依)による第2期第12話の挿入歌。作詞は宮島礼吏、補作詞・作曲は前山田健一、編曲は板垣祐介。
「恋愛ミリフィルム」
halcaによる第3期オープニングテーマ。作詞・作曲は北澤ゆうほ、編曲は江口亮。
「エンドロール」
Amber'sによる第3期エンディングテーマ。作詞は豊島こうき、作曲はAmber's、編曲はAmber's・奈良悠樹。
テレビドラマ
レンタルから始まるリアルな恋が、ある!?
くそっちきしょ!!カワイイ!なんだコイツら!!
2022年7月から9月にかけて、ABCテレビとテレビ朝日の深夜ドラマ枠である「ドラマL」にて放送されたほか、テレビ朝日系列局のごく一部でも放送された。また、dTV、Hulu、TVer、GYAO!による配信も実施されている。
アニメでちづるの声を担当する雨宮天も何かしらの形で出演している。
ゲーム
彼女、お借りします ヒロインオールスターズ
ソーシャルアプリを扱う会社のenishから2021年9月2日にリリースされたアプリゲーム。通称「かのぱず」。
ゲーム的には同じ制作会社の『五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。』(ごとぱず)のキャラをかのかりのヒロイン4人に差し替えたようなものであり、システムやルールも同様。
だがこのアプリゲーム、千鶴ら4人だけでは足りなかったのか、何と他の「週刊少年マガジン」連載作品のキャラクターまで助っ人として参加した。
それもテレビアニメ化された事のある作品はもちろんの事、2021年6月の制作発表時点ではアニメ放送直前だった「カノジョも彼女」まで狩り出されると言う有様である。
立ち上げ時点での、本作以外の、登場人物を“派遣”した作品は以下の通り。
余談だが、「寄宿学校のジュリエット」以下の5作品は、テレビアニメがTBSと毎日放送で放送されたという実績があるうえ、それ以外の作品も先述の通りテレビアニメ化されたことがある。
また、このゲームが発表された当初参加作品のあらすじを見たネット民が、「NTRものの導入部」とか「もうこの作品『彼女、NTRします』ってタイトルでいいんじゃね?」などのコメント(と言う名のツッコミ)を寄せたとか。
最終的にごとぱずほどの人気が出ず、2023年1月25日をもってサービス終了となった。
彼女、お借りします ~水平線と水着の彼女~
ADVゲームを扱う会社のMAGES.から2024年11月28日に発売。
クラウドファンディング後の夏の江の島で5人のヒロインたちとアルバイト生活を行う七日間を描く完全オリジナルストーリー。
アルバイトは簡単な育成ゲームで表現される。
余談
ちょうどアニメ第1期の放送が開始した時期に別番組の特撮で闇のあの人が「闇の力、お借りします」という発言をしたため、一部界隈でネタになっている。→光の巨人の力、お借りします
関連イラスト
関連動画
関連タグ
2020年夏アニメ 2022年夏アニメ 2023年夏アニメ 2025年アニメ総覧
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コラボタグ
アルゴナビス from BanG Dream!(2020年春)←本作(第1期、2020年夏)→呪術廻戦 第1期(2020年秋~2021年冬)
ダンス・ダンス・ダンスール(2022年春)←本作(第2期、2022年夏)→憂国のモリアーティ OVA / 聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-(2022年秋)
女神のカフェテラス 第1期(2023年春)←本作(第3期、2023年夏)→アンデッドアンラック(2023年秋~2024年冬)