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愛と誠

あいとまこと

週刊少年マガジンで連載された、梶原一騎原作・ながやす巧作画による漫画。
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概要編集

週刊少年マガジン」で1973年から1976年にかけて連載された、梶原一騎原作・ながやす巧作画による漫画。

少年誌に連載された純愛物の先駆け的作品であり、一世を風靡した名作である。


不良少年の太賀誠(たいが まこと)、財閥令嬢の早乙女愛(さおとめ あい)、二人の純愛を描いた学園青春漫画。


4度実写映画化されており、テレビドラマにもなった。


あらすじ編集

早乙女愛(さおとめ あい)が偶然出会った不良青年・太賀誠(たいが まこと)。彼は幼い頃、愛の命を救った時、額に大きな傷を負ったばかりでなく両親や自らの人生さえも壊れてしまう。その償いとして誠を東京の高校へ転入させ、更生させようとする愛、傷を負わされた誠の怒りは強く、逆に暴力で学園を支配しようと企む。そして彼女を愛し陰から支える男・岩清水弘(いわしみず ひろし)も不良高校・花園実業へ移り物語は新たな展開を示す。


学園を支配する影の大番長・高原由紀(たかはら ゆき)、座王権太(ざおう ごんた)との対決、そして第3勢力の砂土谷峻(さどや しゅん)の登場。学園を舞台に誠と砂土谷の最後の対決が始まった。


解説編集

特に主人公早乙女愛への報われない愛を貫く優等生・岩清水弘の名セリフ

「きみのためなら死ねる」

は流行語となり、元ネタである本作を知らない層にもよく知られている。

パロディやオマージュも非常に多い。

岩清水君


映画編集

1974版編集

『愛と誠』。1974年7月公開、松竹映画。

主な配役編集

大賀誠:西城秀樹

早乙女愛:早乙女愛

岩清水弘:仲雅美


追記編集

誠を演じた西城秀樹だが、元々原作漫画をチェックしており、そこで実写化の話を知って、わざわざ自ら梶原一騎の元に赴いて梶原に頭を下げて誠役を獲得した。

ただ原作のファンからは「何でこんな奴が」という反発がひどかったため、西城がわざわざ「週刊少年マガジン」誌上で反発する原作ファンを一喝する事態にまでなった。

また、愛役は一般公募から選んだが、これは西城と共演するのはいいが、西城のファンから何を言われるかわからない事を恐れたが故にオファーを受けた女優から断られ続けたが故の、苦肉の策であった。

さらに石清水役の仲雅美は「僕のキャラじゃない役は勘弁して下さい」と一度は断ったものの、監督の説得により結局は引き受けた。


続・愛と誠編集

1975年3月公開、松竹映画。併映作は野口五郎主演の「再会」。

主な配役編集

大賀誠:南条弘二

早乙女愛:早乙女愛

高原由紀:多岐川裕美


追記編集

第1作目がヒットした事でシリーズ化される事になったのはよかったのだが、元々は1975年のゴールデンウィーク映画とするつもりが、急遽同年の春休み映画とする事に変更となってしまった。結果、当時高校生であった早乙女の事を考えれば1974年から1975年の年末年始でなければ撮影は出来ず、結果元々の誠役であった西城のスケジュールを合わせる事が絶望的になった事から、今度は誠役を一般公募から選んだ。

また、西城に代わる話題づくりのため、東映から、当時東映とマネジメント契約を結んでいた多岐川裕美を貸してもらっている。


愛と誠・完結篇編集

1976年9月公開、松竹映画。

主な配役編集

太賀誠:加納竜

早乙女愛:早乙女愛

砂土谷峻:柴俊夫


映画(角川・東映版)編集

2012年6月16日公開の日本映画。監督は三池崇史。主演は妻夫木聡武井咲


テレビドラマ編集

1974年にドラマ化。東京12チャンネル(現:テレビ東京)、サンテレビKBS京都北海道テレビ放送琉球放送などで放映された。東京ムービー製作。全26話。

主な配役編集

早乙女愛:池上季実子

太賀誠:夏夕介

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