概要
『メガバカ』は豪村中(たけむら あたる)による読み切り漫画。
ストーリー自体は元不良が悪党を倒してヒロインを助けるというよくある内容。
『週刊少年マガジン』への掲載権を競う漫画賞“ドラゴンカップ”の参加作品として掲載されたが、複数の漫画作品からのトレースが発覚し、権利を剥奪されてしまった。
DEATHNOTE、ラルΩグラド、多重人格探偵サイコ、みたむらくん、ツルモク独身寮、ショコラ、エア・ギア、クニミツの政、バガボンドなどの複数の漫画作品の登場人物の構図が似ていると掲載直後から話題になり、週刊少年マガジンは盗作である事実を認めて公式で謝罪する騒動が起きた、なおドラゴンカップ選考からもメガバカは除外された。
主な登場人物
女ヶ沢克哉(めがさわ かつや)
今作の主人公、泌尿器科で性病だという診断を受けるが後に「チンカス」の溜まり過ぎだった事が判明する、伊口清香との出会いで騒動に巻き込まれる。ギャングチーム「キラーピース」元・リーダーで、人知を超えた怪力を有する。
伊口清香(いぐち さやか)
今作のヒロイン。泌尿器科にて女ヶ沢と出会う。
シルバーマン
ギャングチーム、シルバースカルのリーダー。女好きのゲスで清香を付け狙う。
有志による比較検証画像保管庫
比較検証動画
数コマ数ページでなくほぼ全コマに渡って他作品の背景や人物の構図をトレースしており「ここまで複数の漫画をパクって混ぜれるのはある意味凄い」と一部の人間からは逆に評価される声まであった。また「メガバカ」のパクリが発端で作者の過去作である「勝人」にも複数のトレースが発見されることになる。
ちなみに作者近影すらよその漫画のパクリであった。
この事件により単行本化など永久にされるはずがないにもかかわらず、アンサイクロペディアどころかWikipediaにすら個別項目がある。
関連項目
クロスハンター:同じく講談社掲載の漫画で、戦闘シーンなどが他作品の丸写し(トレースではなく単に見て真似したと思われる)で問題視された。
サルまん2.0:別の作家が描いたBL同人誌を主人公がトレースしてマンケに出した結果、パクリが発覚して糾弾されるエピソードがあり、恐らく『メガバカ』盗作問題が元ネタとなっている。(主人公が描いた同人誌名が『メガラヴ』)