概説
主に時事ネタの風刺画などを描いており、コメンテイターとして顔出し出演する事もしばしば。
クイズ番組によく出演し、あらゆるジャンルの雑学に通じた「雑学王」「クイズ王」としての顔ものぞかせている。特に、日本の著名人有数と言っていいほどの相撲愛好家・研究家であり、デーモン小暮閣下とともに角界から招集をかけられるほど、その造詣は半端なく深い。
また、伝説のクイズ番組「クイズダービー」の最後の復刻版ではかつての三枠目漫画家枠はらたいらの後を継いだ形で最初で最後の漫画家枠として出演。
その他に「はた山ハッチ」名義でプロ野球に関連する4コマ漫画を執筆しており、『パロ野球ニュース』のように実在のプロ野球選手をネタに執筆(自身を漫画内に登場させることも多い)し、1993年にはスーパーファミコンソフト化されている。現在でも週刊ベースボール誌上にて「やくみつるのドガチャカ交流試合」という名前で4コマを連載中。
横浜大洋ホエールズ時代から横浜ベイスターズファン(かつ、アンチ巨人)だったが、アンチDeNAのためファンを辞めている(チーム名も「DeNA」ではなく「横浜」呼びを続けており、大洋・横浜時代を懐古するような発言も多い)。が、DeNA時代のユニフォームを着てテレビ番組に出演する、2019年に「私とベイスターズ」というタイトルのコラムをベースボール・マガジン社のムック本に寄稿する、2021年に上述の週刊ベースボールにて「ベイスターズのことはずっと応援している」とコメントするなど、ファンを辞めたとは言い難い矛盾した言動等も目立つため野球ファンから批判されることがある。
自身の漫画内で横浜・DeNAを扱う際は基本的にひいき目に描く一方連敗時などには自虐的・批判的なネタも交えることも多く、佐々木主浩選手や山﨑康晃選手等特定の選手には厳しいコメントを浴びせる傾向にある。
そう言った事もあり球団側も芸能人のファン代表をイベントや球団企画等に招待することがあるが、やくが呼ばれたことはない。当たり前である。
ユーキャン新語・流行語大賞選考委員を長年務めているが、毎年のようにメディアの中でしか流行っていないような野球関連のワードを流行語大賞にねじ込み続けており、ネット上ではやきゅうみつる、やくみつる枠と揶揄されている。
蒐集家としての一面も持ち、煙草の吸い殻や世界のトイレットペーパーなど、様々な珍品をかき集めている。トイレットペーパーに至っては高じて一冊本にしてしまったほど。
コメンテーターとしては、独自のこだわりが激しく、独善的ともいえる毒舌が持ち味で好き嫌いが大いに割れる。「一趣味人としては好意が持てるが評論家としては鼻持ちならない」などの評価もあり、特にネットではよく叩きの対象にされてもいる。
漫画家を軸にして活躍するものの“漫画嫌い”を公言している。
その裏には「今の漫画は“ただの同好会”でしかない」「“人に見せる”という自覚に欠けている」(要訳)というおまいうな独自論があり、漫画そのものよりも現在の漫画界の気風を嫌っている。一方で同人活動については一定の理解を示してもいる。
関連タグ
はらたいら - 雑学に強くクイズ番組によく出演していた漫画家つながり。
小林よしのり - 「ゴーマンかますな!小林よしのり」と氏を批判。ただしポケモンGOを批判するなど共通点もある。
デーモン閣下 - ともに桐蔭学園→早稲田大学出身で好角家である。
森永卓郎 - ともにベイスターズファンでコレクターである。
栄村忠広 - 吉村禎章と衝突した際漫画で「ダミアン」「疫病神」と茶化していた。
亀田史郎 - 番組で「俺はこのおっさんを教育しに来た」と言い、徹底的に挑発し一触即発になっている。
ポプテピピック:ある話で彼に真っ向から正論を突き付けた。