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概要

魔界出身のミュージシャン相撲評論家・表現者。

かつて布教のため「聖飢魔II」に参加し非常に高く澄んだ声と高度な歌唱技術で地球人を魅了した。

その特徴ある美声が災いし、夜の繁華街で世を忍んでいることを忘れて持ち歌を歌ったところ正体がばれたという逸話もある。

日本建国の頃から相撲を見続けていた好角家である。

悪魔本来の姿で活動の幅を広げ続け、『ロックオペラ・ハムレット』や『アクエリアス』など舞台役者としても評価を得ている。

最近では、ハリウッド映画「アリスインワンダーランド」にも出演している。


一人称は「吾輩」。

NHKに出演したときにはアナウンサーから「閣下さん」と呼ばれ、「敬称+敬称」という珍妙な現象が発生する。


来歴

魔暦前98038年11月10日、魔界のビター・バレー地区に誕生。世を忍ぶ仮の経歴では1962年、渋谷区東京都)出身という事になっている。

世を忍ぶ仮の姉は元TBSアナウンサー・小暮裕美子氏。

幼稚園生時代から小学1年の途中までをニューヨークアメリカ合衆国)、小学2年までを東京、小学3年から5年までを広島市西区広島県)で過ごし、小学6年以降は東京で育った。

1981年、桐蔭学園高等学校を卒業し早稲田大学に進学。

1982年、大学でダミアン浜田地獄皇太子殿下が結成した「は、は、は、は、浜田さんバンド」に加入。「デーモン小暮」名義で活動。

1983年、バンドが再編され、「聖飢魔II」となる。


1985年、CBSソニーより地球デビュー大教典『聖飢魔II~悪魔が来たりてヘヴィメタる』が発売。

2000年、「聖飢魔II」が解散。芸名が「デーモン小暮閣下」となる。

2010年以降、芸名は「デーモン閣下」となる。


逸話

  • 谷村新司が覗き部屋「ファイブドアーズ」で行われた個室撮影会に行ったところ、スキンヘッドの怪しげな受付がおり、後のデーモン閣下であった。
  • 早稲田大学の卒業式に本来の姿で出席し、当然咎められたが、「みんな明日から社会に巣立つ姿で来ている。吾輩にとってはこれが社会人としての姿なのだ」と押し通した。その主張に感銘を受けた学長からは「近頃は君のような気骨のある学生がいなくなった」とお褒めの言葉をいただき、巣立ちを祝福された。
  • デビュー前は八王子市英語講師アルバイトをしていた。生徒達をよくドライブに連れて行くサービス精神旺盛な先生だった(実際は何度か連れて行くうちに生徒達が味を占めてしまい、しょっちゅう連れて行かざるを得なくなった)。
  • 世を忍ぶ大学生の頃に素人芸の番組に出ていた事があり、この時点で悪魔的なエンターテイナーの能力の片鱗を魅せ、ラサール石井から真剣に入門を勧められた。
  • 1993年頃、親が子供に「悪魔」という名前をつけようとした騒動が持ち上がった際、芸能記者から「やっぱり自分の子供には悪魔と名付けるのか」と質問されたが、「つけるわけねーだろ。お前は自分の子供に『人間』とつけるのか?」と切り返した。
  • 2009年に麻生太郎総理(当時)が大相撲の優勝杯を渡す際、土足で土俵に上がったとして「ゆゆしき事態である」とブログで非難したが、実際には総理は専用のスリッパに履き替えており、土足ではなかった。「デーモン閣下がローゼン閣下に物言い」「勇み足でデーモン閣下の負け」「さしものデビルアイも老眼が始まったか」などと話題になった。

悪魔としてのデーモン閣下

地球デビュー前後の時期に、スカイライダー、スーパー1、BLACKの三人の仮面ライダーを倒し、ベルトを奪った(スカイは地球デビュー前に倒している)。歌番組出演時にベルトのことについて質問されると、「これは吾輩がライダーを倒したという証なのだ」と答えていた。ちなみに、スーパー1のベルトは1986年岡山での野外ミサにおいてゼウスの妨害により閣下が足を改造手術することとなった際、一度破壊されたことがある。このほか、女神フレイアとの戦いに勝利したこともある。このときの武勲は絵巻経典(OVA)となり、語り継がれている。戦国武将とも友人であり、聖飢魔II構成員を引き連れて敗色濃厚な戦の援軍に駆けつけたこともある。


ミュージシャンとしてのデーモン閣下

魔暦元年(1999年)、自らが主宰(リーダー)・ヴォーカルを務めた聖飢魔IIを解散(本解散)。

2005年、2010年に期間限定で聖飢魔IIを再集結。

2011年には東日本大震災のチャリティーイベント『聖飢魔II Presents Tribute to JAPAN』を相撲の聖地・両国国技館にて開催、氣志團MAN WITH A MISSIONらがこのイベントに賛同し、参加している。

ソロ活動も聖飢魔II解散後より行っており、別名義を含めて9枚のアルバム(カバー、ベスト盤を含む)をリリースしているほか、NHK Eテレの朝の番組でおはようソング(「toi toi toi!」・「砂漠のトカゲ」)まで歌っている。

“toi toi toi”


ちなみに、聖飢魔II本解散以降、基本的にデーモン閣下の眼の上の部分の色は「赤」。

ただし、3度目の聖飢魔II再集結時には、その部分は本解散前同様「青」となった。


相撲評論家としてのデーモン閣下

それまでも自らパーソナリティを務めるラジオ番組「オールナイトニッポン」で相撲をメインとするコーナーを持ったり、専門誌に連載を持ったりするなど好角家として知られていたが、2006年初場所中日、NHK大相撲中継にゲスト出演したのを機に、これが一気に世に知れることになる。

そしてその放送が好評を博したこともあり、その後も不定期にNHKの大相撲中継に出演。

NHKの朝のニュースに場所前解説に登場したり、力士がゲストとして出演する番組に閣下も一緒に出演するなど、相撲評論家としての顔がすっかり定着することになった。

好角家になったのは、世を忍ぶ仮の祖父が相撲好きであり、共通の話題を持ちたくて見始めたのがきっかけであったという。また、「ポンキッキーズ」では「人間が裸一貫になった時、どれだけの力が出せるかを調査するため」と堂々と語っている。

一方で高見沢俊彦から「相撲って神事でしょ、悪魔が好きでいいの?」という質問に対しては「それはしょうがないね」と答えた。

ストリートファイター6ではコメンテーターとして参戦したが、相撲というには型破りすぎるエドモンド本田の技に対しては好意的に解釈している。


表現者としてのデーモン閣下

聖飢魔II本解散前にも劇団☆新感線の舞台に客演をするなどの活動していた閣下だが、聖飢魔II解散後も、東宝ミュージカル「シンデレラストーリー(初演・再演)」、音楽劇「三文オペラ」(宮本亜門演出)etc.の舞台に悪魔の素顔のまま出演。

相撲のみならず邦楽器・邦楽、能・狂言など日本の伝統文化についての造詣も深く、邦楽・邦楽器との共演・競演は、聖飢魔II時代から15年以上におよび、現在「邦楽維新collaboration」としてシリーズ化された公演も行っている。

MY法螺貝を持っている(しかも吹ける)ようで、とあるインタビューによると某放送局の歴史ドラマシリーズのデジタルアーカイブの法螺貝の音は閣下の法螺貝からサンプリングされた音色であるという。

またショートフィルムの監督をしたり、映画・ゲームの声優を務めたり、「表現者」としての活躍の場も広がっている。

ちなみに映画「仮面ライダー×仮面ライダーウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」では、敵役アクマイザーのリーダー・ザタン役の声優を務めた。

これは悪魔が悪魔の声をあてるという、極めて希有な(というか後にも先にも唯一であろう)例である。


ちなみに閣下は特撮に関しても造詣が深いとされ、世を忍ぶ仮の姿での大学生の頃にアルバイト塾講師をしていた時にゴジラのモノマネコンテストで優勝した事があるそうで、さらにあの独特の鳴き声を細かく解説した事もある。

また、ウルトラマンの掛け声に関しても複数パターンの違いをモノマネを混じえつつこれまた細かく解説した事もある。しかもエフェクト(エコー)をかけると完コピと言っていい程の高度なモノマネという悪魔的再現度である。


また、セガサターン版桃太郎電鉄・桃太郎道中記では、そのゲームのキングボンビーにあたる、ボンビー大魔王の声を演じている。この作品はシリーズ作者のさくまあきらが激怒したほどの黒歴史で、現役ハードへの移植や復刻は絶望視されているが、閣下の演技についてはイメージ通りと誉めていた。


声優の仕事

関連イラスト

ムリありすぎ動と静UN HOLY DEMONMASS (正)w閣下


関連タグ

デーモン小暮 デーモン小暮閣下 聖飢魔II 聖飢魔 聖飢魔Ⅱ 悪魔 エース清水長官 ライデン湯沢殿下 ゼノン石川和尚 0655

ルーク篁参謀:聖飢魔II構成員。「デモルク」としてラジオのパーソナリティでコンビを組んだ。

やくみつる:桐蔭学園、早稲田大学の先輩で好角家仲間。「やく先輩」と呼んでいる。

ねこねこ日本史:アニメ版にて無許可使用に関するクレームを入れ激怒した。

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