概要
本名及び現在の活動の名義は高安悟史(たかやすさとし)。大相撲力士の髙安晃は従兄に当たる。
サーフィンを趣味として挙げており、プロ並みの腕前だったとのこと。
来歴
学生時代にギターを始めたが、後にドラムに転向。転向後は熱心に練習に励んだ。
1997年に、当時所属していたバンドが解散したのを機会に、同級生だった逹瑯の誘いでMUCCに加入。
MUCCではそのキャラクターから「おバカキャラ」「愛されキャラ」的なポジションだった。
彼が作った「いぬち」という白い犬のキャラクターはファンの間でも長く愛された。
楽曲面でも才能を発揮しており、「前へ」「メディアの銃声」「フライト」などMUCCを代表する名曲を何曲も手掛けており、「キンセンカ」では作詞も担当した。
MUCC脱退について
2010年代から自分のドラムプレイのレベルについて苦悩が深くなり始めたという。
2016年のツアーでは自分でも不本意な演奏の出来栄えだった上にリーダーのミヤに厳しく叱責され、努力は重ね続けたものの苦悩を払拭することはできないままだった。
その後もスランプが酷く「自分がバンドの進化についていけていない」という思いを深めるに至り、2020年5月にメンバーへ脱退を申し出た。
2020年12月に脱退、及び音楽業界からの引退を正式発表。
本人がCOVID-19に罹患したりと言った事情もあり、脱退ライブは遅れに遅れて2021年10月3日の「茨城・ザ・ヒロサワ・シティ会館」公演となり、これをもって引退となった。
パーソナルトレーナーへ
MUCC脱退後は、体を鍛えるのが好きな事と「ファンに直接お礼を言える場所が欲しい」という気持ちから、逹瑯を介してDAISHIの経営するプライベートジム「MIRO」にトレーナーとして就職。
トレーナー業と並行してフィットネス大会へ出場したり、筋トレインストラクターとダイエットアドバイザーの資格を得るなど、日々邁進している。
また脱退後もSNSなどで逹瑯やYUKKEとやり取りしているのが見られ、両者共にジムにも足を運んでくれている模様。