概要
よくtwitterやGoogle画像検索などでアニメ関連の話題をあさっていると出てくる眼鏡をかけた二重あごの号泣しているあのおっさんである。元ネタは知らないけどこのキャラは知っているという人は多いはず。
肝心の元ネタは2014年のアニメ『WakeUp,Girls!』。そのため「WUG おっさん」で検索しても上位に出てくる。
ストーリーの主軸となるアイドルグループの古参ファン、という割かし重要な位置づけとなる。当時のアイドルアニメでは禁忌とされた男性キャラ(詳しくは男嫌いを参照)であり、もし出てきても大体はイケメンに設定される中、実在のオタクを体現したような外見が特徴。
良くも悪くも他のアイドルアニメにはない生々しさを象徴しており、姓名を続けて読むと「おおた くによし⇒おおたく によし」になることからオタク属性を意識して設計されていることがうかがえる。
ちなみに中の人は童貞声で知られる下野紘。
人物像
仙台在住のI-1clubの古参ファン。I-1clubを脱退した後の島田真夢(主人公)を気にかけていたが、公園で配られたWUGライブのチラシに彼女の名前を見つけ驚愕する。以降はワグナー(WUGのファン)の代表格として彼女たちを応援し続けていく。
見た目はともかく、アイドルファンとしては極めて誠実かつ熱心な人物であり、最初で最後かもしれなかったWUGのファーストライブではただ一人アンコールを行うなど、その熱情は相当なもの。
完全アウェーの状況であった「アイドルの祭典2014」でも周囲に負けずに僅かなワグナー仲間たちと共にWUGを応援する芯の強さを持つ(ちなみに件の画像はここのクライマックスシーンのもの)。
が、あまりにも熱情が迸りすぎてファミレスでの会議で大声で語ってしまうなど、周囲の空気が読めない面も。しかし、悪い事をしてしまったという自覚はちゃんとあり、やってしまったと気付いた際はきちんと謝罪するなど、弁えるべき所は弁えている。
WUGの一泊二日仙台ツアーにも勿論参加。ライブ後の写真撮影にもその姿が描かれており、騒いでいる様子が無かった事からも、WUGや他のメンバーに迷惑をかけないよう大人しくしていたようである。
ネットにおいては
WUGのテーマの一つである「リアリティ」の象徴的キャラクターであり、アイドルオタクをある意味では露悪的に表現しているとも言えるキャラだが、そのインパクトある作画と妙な汎用性の高さから画像素材として変な人気を獲得。
他のアイドルアニメのTwitterでの実況などで、感動的なシーンでも使われるようになっていった。
関連タグ
来栖翔@うたの☆プリンスさまっ♪、鮮血の帝王@アイ★チュウ - 下野紘ボイスの男性アイドル。