ドキドキ☆ビジュアル4コマ誌(キャッチコピー)
雑誌情報
概要
1990年代末期(より正しくは1999年~2002年頃)にあずまきよひこ、後藤羽矢子らといった新鋭作家の4コマ業界への流入によりにわかに注目を浴びることとなった「萌え4コマ」を初めて専門的に取り扱った雑誌として、2002年に創刊。創刊号の表紙はおおた綾乃が担当した。
上述したように「ドキドキ☆ビジュアル4コマ誌」略して「D☆V 4コマ誌」をキャッチコピーとしているが、略称の「D☆V」は近年では別のネガティブな行為を想起させる事からあまり使われていない。
初期の他誌の増刊だった頃の製本は中綴じだったが、後の独立創刊を期に平綴じへ変わった。
描き手には女性作家が多く、本誌は男性向けとしているわけではないが、読者層の90%前後が男性と言われている。
本誌発刊へ至る経緯(後述)から、姉妹誌・類似誌が多く、初めて買おうとする人にたいへん不親切なのも特徴(?)の1つ。
ちなみに創刊号の作家陣は現在と違い、4コマ漫画専門の作家が意外と多かった(おおた綾乃・水城まさひと・荻野真弓・師走冬子・後野まつり・湯川かおる・笹野ちはる・大乃元初奈・関根亮子etc)。
即ち、『まんがタイムきらら』の創刊号は現在のような「萌え要素満載の4コマ漫画誌」というよりは、単に「かわいい絵柄中心の4コマ漫画誌」としてスタートが切られていたことは、今となってはあまり知られていない…ことかもしれない。
作風
掲載作品は女の子たちがやいのやいのする、ゆるーい作品が中心。他に不条理系やハイテンション系作品が一部掲載されている。百合系、芸術(美術(同人も含む)、音楽)系が割と多い。少数ながら、コマ割・体裁こそ4コマながら中身はほぼストーリー漫画と同様のファンタジックな作品もある。
主なメイン読者層に配慮してか、基本的に男性キャラは極端なほど出番がなく、作品によっては親族が精々と言ったところ(全く出番が無い、というわけでは無いが出てくる作品自体がかなり限られている)。ガールミーツガールが紙面の殆どを埋めており、中には明確に百合作品と銘打っている作品もあり、ぱわーおぶすまいる。やブレンド・SのようなNL作品が出てくるとかなり珍しがられる。
姉妹誌
『まんがタイム』誌とその姉妹誌とは区別されているらしく、『まんがタイム』・『まんがタイムオリジナル』・『まんがタイムファミリー』・『まんがホーム』はファミリー層向け、『まんがタイムジャンボ』・『まんがタイムスペシャル』は青年読者(『ジャンボ』が青年男性、『スペシャル』が青年女性)向け、そして『まんがタイムきらら』系列(『Carat』・『MAX』・『フォワード』)はいわゆる「萌え」4コマ専門誌(一部ストーリー漫画雑誌あり)という位置づけである。
……だが一般ファミリー向け・青年向け4コマ誌に当たる『まんがタイム』系列も美少女系キャラクターが表紙になることが多く、やっぱり売り場での区別はつきにくい。
ファミリー向けはともかく、特に青年向け2誌(『ジャンボ』・『スペシャル』)は『きらら』創刊時の出向組作家や『きらら』系出身作家の掲載比率が高く、リニューアルの度『きらら』系と内容がかぶるようになっている。ただし青年向け2誌は社会人(会社など)を主な題材とした作品など、『きらら』系で通常見られない設定の作品もある程度掲載されており、逆にファンタジー系作品は少ないといった相違点は確かにある。しかし学園ものが多い点や、ストーリーの組み立て方や作風自体はほとんど変わりが無いため、その点を除けばもはや本の形が平綴じであるか、中綴じであるか以外ほとんど見分けがつかないと言っても過言ではない。
また『きらら』系列4誌の間でも、「スペシャルゲスト」と称して毎号他誌の作品が掲載されており、初めて買うと何がどこに連載されているのかよくわからない事態にも陥りかねない。
かつて『きらら』は20~30代のアニメファン層を主なターゲットとしていたが、発行が進むにつれ10~20代前半のライトノベルに馴染みのある層が流入してきた。これに伴い、従来女性をターゲットとしていた青年向け4コマ誌をリニューアルして旧来の『きらら』読者層の作品の受け皿としていったという背景がある。
なお、2022年5月時点で『まんがタイム』系列で刊行が続いているのは『まんがタイム』・『まんがタイムオリジナル』・『まんがホーム』の3誌のみとなっており、その他の姉妹誌は休刊している。
四コマ業界に与えた影響
きらら前史
芳文社は『まんがタイム』系雑誌で4コマ漫画雑誌の老舗にしてヒットメーカーであるが、『きらら』創刊前夜(特に1990年代前半期)の頃は4コマ漫画雑誌の読者の高齢化が激しく、世代交代が全く起こらないことの危機感を持っていた。
そこで芳文社は『まんがタイム』『まんがホーム』購読層よりも下の世代を呼び込むための観測気球として青年男女向け雑誌である『まんがタイムオリジナル』『まんがタイムスペシャル』『まんがタイムラブリー』などの姉妹誌を数打ちゃ当たるとばかりに五月雨式に創刊させ、また増刊号『まんがタイムジャンボ』を不定期刊行させる。
新講読者層を開拓するために創刊された各誌ではあったが結局は『まんかタイム』『まんがホーム』に読者を呼び込む観点から創刊当初は、その延長線上の方針を取られていた。当然、そのままでは芳文社の考える世代交代など起こるはずもないと思われた。
しかし1995年、『まんがタイムジャンボ』に『エン女医あきら先生』(水城まさひと)が登場した事で流れが変わった。この作品の作者であった水城まさひとは、元はタマ・プロダクションに所属していたアニメーターであり、そこで培ったアニメーターとしての方法論(キャラデザや画面構成・物語構成のやり方。要はアニメ絵)を、ほぼそのまま4コマ漫画に持ち込んだのである。
水城はデビュー当初の『まんがタイム』における読切時代には旧世代のベテランに埋もれ、また『まんがタイム』購読層の中核にあった旧世代ベテランたちのファンからは「子どもが読む(子供騙しの)絵柄」「大人の読む4コマ漫画じゃない」「幼年向けに行け」と散々な事を言われた異端の4コマ漫画家であった。しかし『ジャンボ』に移籍した事で水城は、そのキャラデザやライトなコメディライン(特に少女漫画めいたラブコメのライン)が新世代に受けて同誌の看板となった。そして『あきら先生』の人気を受けて『まんがタイムジャンボ』はついに不定期増刊から青年向け独立雑誌としての創刊に至る。
かくて『あきら先生』でのスマッシュヒットにより『まんがタイムジャンボ』では同様の文脈を持つ作品が格段に増えた。『まんがタイムジャンボ』自体も「新人4コマ鑑定団」などの育成枠を設け、また異業種(特に新人サイクルの激しかった少女漫画からの)転換者も受け入れ、水城が確立した作風に近い作家を集めて雑誌のカラーを作り、その流れは『まんがタイムスペシャル』などの兄弟雑誌にまで波及していった。(きらら創刊時に上述した「4コマ専門漫画家」がメインラインナップを務めたのは、要は彼らが「この時期に育成された」当時の芳文社にとっては紛れもない「安定した作風を得た新世代」であったためで、創刊当初のきららはそうした流れから急増してしまった彼ら新世代4コマ漫画家の受け皿としての目的もあった)
さらに同時期、芳文社は竹書房において同様の方向性で活躍していた胡桃ちのの作品の獲得に成功。(『つなみティーブレイク』『ミッドナイトレストラン7to7』)こちらも掲載紙の屋台骨を支える人気作品へと成長する。
ここに上述した『あずまんが大王』(あずまきよひこ/電撃大王、エンターブレイン)や、『どきどき姉弟ライフ』(後藤羽矢子/まんがライフ、竹書房)による萌え4コマのムーブメントが巻き起こる。
先述した流れによって、そうした作品を受け入れ易い土壌が確立していた芳文社は、この土壌を一時的なムーブメントにせず、確かなジャンル土壌として「世代交代を繰り返して育てていく」覚悟を固める。
そこで今の若い世代は4コマ漫画というものをどのように捉えているかということを、これまでの流れを踏まえて徹底的に研究しなおし、80年代末期における姉妹雑誌乱発発刊から十数年をかけた「4コマ業界世代交代プロジェクト」の総仕上げとして、それまでの4コマ業界の常識や文法をまるっきり無視した空気感を持つ『まんがタイムきらら』が企画されたのである。
創刊後
かくて『きらら』が目指した「世代交代」は100%以上の効果で実を結んだ。『きらら』の登場以降、新人作家の大半が萌え絵柄市場からデビューしている現状にある。
1990年代までの4コマ漫画の主流であった、風刺・時事ネタ・ナンセンスタイプの漫画は植田まさし、吉田戦車、いしいひさいち、しりあがり寿など、時代に左右されない強烈な個性をもった一部ベテランのものを除いて傍流に追いやられてしまっている。
「世代交代」はきらら創刊後も意識されており、上述のように創刊時は当時の20〜30代をメインターゲットにしていたが、今は10代の学生も厚い層となってきている。
きらら系の隆盛が若年層読者の取り込みに成功したのは確かだが、一方、50代以上の高年齢層は『タイム』系からも離れてしまい、ほとんど居ない状態となってしまった。
このように、萌え系に限らず4コマ業界全体に与えたインパクトの強さは計り知れない。
東日本大震災以降
2011年3月11日に発生した東日本大震災発生以降、きらら諸作品の中にもまた新しい変化が生じ始めた。
「ある日突然、理不尽に命を奪われる」事を改めて自覚したからこそ、「限られた人生」の中で、「自分の能力はどのようなものなのか」「自分が何をしたいのか」を他のキャラクターとのやり取りを通じてキャラクターも読者も自覚していく、という流れが物語に見え始めたのである。
競合誌
競合する他社同系統の雑誌としてKADOKAWAの『コミック電撃だいおうじ』『コミックキューン』などが存在する。
かつては平和出版から『COMICぎゅっと!』(2004年12月9日(第3号)で実質休刊)、双葉社から『もえよん』(2005年8月号で休刊)、KADOKAWA(旧角川書店)から『4コマnanoエース』(2013年10月号増刊で休刊)、一迅社から『まんが4コマぱれっと』(『まんが4コマKINGSぱれっと』と『まんがぱれっとLite』が統合、2022年4月号で休刊)などといった同タイプの4コマ誌があった。また、一般4コマ誌と萌え4コマ誌の折衷型雑誌に当たる竹書房の『まんがライフMOMO』(2019年1月号で休刊)も存在していた。
主な連載作品
ここでは『まんがタイムきらら』本誌に関する連載作品を記載。姉妹誌の連載作については各誌記事を参照。
他メディアへの進出作品や記事のあるものを中心にまとめた。
また、途中で他誌(姉妹誌含む)へ移籍したものや、逆に他誌から移籍してきた作品もある。このほかに複数の姉妹誌で同時連載していたものもある。
原則連載開始順(開始時期はゲスト掲載時代のものも含む)。アニメ化作品は太文字(予定含む)、他メディア作品のコミカライズ・スピンオフ作品は斜体文字で表記する。
現在連載中の作品(2024年1月号時点)
※連載開始予定のものも含む。
- あっちこっち(異識)(2006年10月号 - )
- ゆゆ式(三上小又)(2008年2月号 - )
- スロウスタート(篤見唯子)(2013年7月号 - )
- 一畳間まんきつ暮らし!(ひさまくまこ)(2018年6月号 - )
- けいおん!Shuffle(かきふらい)(2018年8月号 - )
- 星屑テレパス(大熊らすこ)(2019年6月号 - )
- しあわせ鳥見んぐ(わらびもちきなこ)(2020年7月号 - )
- 探偵夢宮さくらの完全敗北(ちょぼらうにょぽみ)(2020年10月号 - )※長期休載中。
- ほぐして、癒衣さん。(ミナミト、2021年7月号-9月号ゲスト、10月号- )
- きもちわるいから君がすき(西畑けい)(2022年1月号 - )
- 好都合セミフレンド(千種みのり)(2023年3月号 - )
- かみねぐしまい(若鶏にこみ、2023年5月号- )
- 異世界魔王ごっこ~魔王は姫を倒したくない!~(原作:むつをむつ、作画:蒼井ゆん)(2023年12月号 - )
- ほうかごバスケット(ルッチーフ)(2023年12月号 - )
連載を終了した作品
- ぽけっとジャーニー(おおた綾乃)(Vol.1(創刊号、2002年7月号) - 2005年2月号)※創刊号表紙。
- トリコロ(海藍)(Vol.1(創刊号、2002年7月号) - 2005年5月号)※後に『月刊コミック電撃大王』へ移籍。
- スーパーメイドちるみさん(師走冬子)(Vol.1(創刊号、2002年7月号) - 2007年3月号)※『まんがタイムジャンボ』から移籍。各『まんがタイム』系列誌と並行して連載していた。後に『まんがタイムスペシャル』へ移籍。
- 1年777組(愁☆一樹)(Vol.3(2002年10月号) - 2008年6月号)
- ねこきっさ(ととねみぎ)(Vol.3(2002年10月号) - 2011年6月号)
- 三者三葉(荒井チェリー)(Vol.7(2003年2月号) - 2019年1月号)
- かみさまのいうとおり!(湖西晶)(2003年12月号 - 2013年2月号)
- 棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜(きゆづきさとこ)(2005年1月号 - 2018年6月号)
- となりのカワンチャさん(月見里中)(2005年6月号 - 2007年7月号)
- ドージンワーク(ヒロユキ)(2006年4月号 - 2008年10月号)※『まんがタイムきららCarat』で連載開始し、後に『Carat』『きらら』『まんがタイムきららフォワード』で並行して連載していた。最終的には『きらら』のみで連載。
- まーぶるインスパイア(むねきち)(2006年11月号 - 2012年4月号)
- 二丁目路地裏探偵奇譚(コバヤシテツヤ)(2007年1月号 - 2010年7月号)
- けいおん!(かきふらい)(2007年5月号 - 2010年10月号)※『まんがタイムきららCarat』と並行して連載していた。
- 天然あるみにゅーむ!(こむそう)(2007年12月号 - 2013年6月号)
- 境界線上のリンボ(鳥取砂丘)(2008年11月号 - 2011年2月号)
- おまもりんごさん(ms/hirahira.net)(2009年2月号 - 2010年1月号)
- チェリーブロッサム!(茶菓山しん太)(2010年4月号 - 2016年7月号)
- 少女公団アパートメント(ms)(2010年5月号 - 2012年10月号)
- けいおん!college(かきふらい)(2011年5月号 - 2012年7月号)※『まんがタイムきららCarat』の『けいおん!highschool』と並行して連載していた。
- JOB&JOY(井上かーく)(2011年9月号 - 2014年3月号)
- プレフレ(ちび丸)(2012年1月号 - 2014年4月号)
- こはる日和。(ねこうめ)(2014年11月号 - 2019年9月号)
- にーにといっしょ!(よぱん男爵)(2016年8月号 - 2023年5月号)
- グラスのマーメイド(葵藍兎)(2017年10月号 - 2018年12月号)
- 放課後すとりっぷ(若鶏にこみ)(2017年10月号 - 2019年12月号)
- 奥さまは新妻ちゃん(ルッチーフ)(2017年12月号 - 2023年2月号)
- がんくつ荘の不夜城さん(鴻巣覚)(2018年1月号 - 2019年7月号) ※『まんがタイムきららミラク』休刊に伴い同誌から移籍。
- 城下町のダンデライオン(春日歩)(2018年1月号 - 2019年9月号)※『まんがタイムきららミラク』休刊に伴い同誌から移籍。後に『COMIC FUZ』へ移籍。
- うらら迷路帖(はりかも)(2018年2月号 - 2019年7月号)※『まんがタイムきららミラク』休刊に伴い同誌から移籍。
- トールさんの通り道(猫月)(2019年2月号 - 2021年6月号)
- ゆえに、アイドル革命!(みんとる)(2019年9月号 - 2021年6月号)
- そらコミュニケーション(淡海音々葉)(2019年10月号 - 2022年2月号)
- はなまるスキップ(みくるん)(2020年4月号 - 2022年7月号)
- ぎんしお少々(若鶏にこみ)(2020年5月号 - 2022年5月号)
- えるくえすと!~勇者エルヴィーラは現実世界に転移しました~(むらさき*)(2021年2月号 - 2023年11月号)
- ゆらめきラグーン(花宮みぃ)(2021年5月号 - 2023年5月号)
- 蜂も刺さずばうたれまい(るりえ)(2021年7月号 - 2023年10月号)
- Vドルあーかいぶ!(小森くづゆ)(2021年10月号 - 2023年12月号)
- それでは、ステキなセッションを。(福きつね)(2021年11月号 - 2024年1月号)
- おねロリキャバクラ(春日沙生)(2022年3月号 - 2024年5月号)
単行本レーベル
単行本は原則「まんがタイムKRコミックス」レーベルから発売されている。また『まんがタイムきららフォワード』の連載作は「まんがタイムKRコミックスフォワードシリーズ」という子レーベルになっている(ただし実際の書籍に「フォワードシリーズ」の表記はされておらず、4コマ版と同様に「まんがタイムKRコミックス」となっている)。
単行本の大きさとページ数は原則としてA5判122ページ、フォワードシリーズのみB6判178ページとなっている。この他『カリノ』など書籍扱い誌、アニメガイドブックなどが例外になる。
各単行本には通し番号(KIRARA MENU)がついており、「KIRARA MENU 1」は『トリコロ』の1巻である。4コマ版とフォワードシリーズの区別はない。
その他の子レーベルとして、『コミックエール!』連載作を扱う「KRコミックス -YELL! series-」、『つぼみ』連載作を扱う「KRコミックス -tsubomi series-」、関連ノベライズ作品を扱う「KR文庫」なども存在する。
もともとは「まんがタイムきららコミックス」というレーベル名の予定であり、実際にこのレーベルで発売されたごく初期の単行本(『トリコロ』1巻初刷本、『てんちょおのワタナベさん』1巻初刷本)はロゴも異なっていた。しかし「まんがタイムきららコミックス」の商標登録がなぜか許可されなかったため、代替策として現在のレーベル名になった。
例外
- 2002~2007年に『きらら』で連載され、その後『まんがタイムスペシャル』で連載された師走冬子作『スーパーメイドちるみさん』は、まんがタイムコミックスレーベルで発売されている。
- 第1~6号まで連載された後『まんがタイムオリジナル』へ移籍した後野まつり作『ツインズナース』はまんがタイムコミックスレーベルで発売されている。
- 大井昌和作『風華のいる風景』は『まんがタイム』『まんがタイムジャンボ』で連載され、きらら系での連載はなかったが、単行本はKRレーベルで発売されている。
- 岬下部せすな作『えすぴー都見参!』も『まんがタイムスペシャル』の連載作できららでの連載はないが、単行本はKRレーベルで発売されている。
- 原悠衣作『わかば*ガール』は創作工房の『乙女通信』で連載されたが、単行本はKRレーベルで発売されている。またアニメ化した時は芳文社が製作委員会に参加している。
- 他に荒井チェリー作『みおにっき』(『まんがホーム』連載)と『ゆかにっし』(『まんがタイム』連載)などの作品がきららでの連載はないが単行本がKRレーベルで発売されている。
- 神武ひろよし作『ベリースイート』は、全編にわたって『まんがタイムきららMAX』で連載されていたが、単行本は一迅社まんがぱれっとコミックスから発売された。
- 他に楠見らんま作『ちびっと!』(『きららMAX』連載、単行本はエンターブレイン刊)などがきららで連載されたがKRレーベル以外から単行本が発売されている。
関連項目
きららファンタジア…スマホRPG
まんがタイムきらら展…きらら系列誌全般的をテーマとした展覧会
きらら姉妹誌
- まんがタイムきららCarat
- まんがタイムきららMAX
- まんがタイムきららフォワード(4コマ誌ではない)
- まんがタイムきららミラク(2017年12月号限りで休刊)
- まんがタイムきららカリノ(書籍扱い誌、4コマ誌ではない)
- まんがタイムきらら☆マギカ(魔法少女まどか☆マギカのアンソロジー雑誌、Caratの増刊扱い)
- つぼみ(書籍扱い誌、無期限休刊中)
- コミックエール!(Caratの増刊、無期限休刊中)
- コミックギア(書籍扱い誌、無期限休刊中)