作品情報
概要
放課後、美術準備室で二人の女の子がなにやら怪しげな行為を――
それは下着姿の女の子、白石イチカを青野りんごがスケッチする光景。
りんごの絵に魅了されたななも交えてめくるめくエロスな日常が繰り広げられる!?
2017年10月・11月号のゲスト掲載を経て、2018年1月号より本連載がスタートした。
単行本は全2巻。
本作品の特徴の一つに、登場人物間で誤解、人違い、それに伴う勘違い、すれ違いが多く、それがコメディやギャグになっている。
登場人物
美術準備室に集う面々
- 青野林檎(あおの りんご)
主人公。下着姿の女の子をスケッチするのが趣味の女の子。高校1年。
そんな変態な趣味にもかかわらず一定の羞恥心はあるらしい。
背が小さくて貧乳。
美術準備室の活動は正式な部活動ではなく、教師に鍵を借りて使わせてもらっているだけである。
中学3年の時に高校の文化祭で当時高校1年の秋映あかねの絵に魅入られ、進学先を変更した。
だが高校入学後に美術部に入部しようとしたところ、秋映からは入部を拒否されてしまう。この時、あかねと六花は名前を名乗らなかったため、七瀬六花を秋映あかねと勘違い(本物のあかねは「秋映さんの保護者気取りの人」と認識)してしまう。
後日、白石イチカに同行して秋映家を訪れた際、混乱したあかねに「七瀬ハチ」という偽名を名乗られ、そのままおぼえてしまった。
後述するななは林檎の絵を「描く人と描かれる人、両方がいて成り立っている」と評した。
中学時代の友人からは以下の指摘を受ける。
- イチカとななを性的な目で見ている。
- だが今の方がいい絵を描く。
- 白石イチカ(しらいし いちか)
林檎のクラスメイトの高校1年。惜しげも無く下着姿を晒してモデルになり、りんごの人体デッサンに付き合う女の子。
巨乳でミステリアスな雰囲気を醸し出すわりには天然な上に食い意地が張ってる。お喋りは苦手。
高校の最初の美術の授業で林檎が描いた自分の絵に驚き、以来、林檎に自分の絵を描いて欲しくて美術準備室での活動を始める。
実は自分の容姿が嫌いだったが、りんごが描いた自分の絵を見て初めて自分の身体を好きになれた。
絵を描いてもらうなら、奇麗な下着を身につけた姿を描いて欲しいと思い、ランジェリー購入費を稼ぐためにアルバイトを始めた。
秋映あかねは中学時代の先輩。
母親が下着メーカーの会社を経営。
七瀬六花のお店は母の会社の系列店で、六花の後輩としてバイトを始める。
- 七瀬七穂(ななせ しちほ)
通称「なな」。クラスは違うが林檎・イチカと同じ高校1年。りんごの描いた絵に惹かれて二人のいる美術準備室にやってきた女の子。イチカと同様、林檎のモデルになる。
好奇心旺盛な上に二人のためにおっぱいを晒したりと大胆な行動に出ることも?
やはり巨乳。
実は美術部員で七瀬六花の妹。秋映あかねとも旧知の仲。
だが性格は六花とは正反対。イチカ以上に天然で勘違いが多い。というよりアホの子?
幼少期に美術教室で絵を習っており、たいていの絵は見ただけで描き方が分かるのに、りんごが描いたイチカの絵は分からなかったので興味を抱いた。
美術部員
- 秋映あかね(あきばえ あかね)
高校2年。美術部員。背が小さく、非力で、貧乳を気にする、絵がうまい女の子。ハチという飼い犬がいる。
性格はとても人見知り。また抽象画を得意としており、林檎と違って一人でないと絵が描けない。
そのために美術部に入部しに来たりんごを入部拒否してしまう。
この出来事はあかねにとってもトラウマになっている。
中学時代の後輩のイチカが秋映家に来た際「同じクラスの友達を連れて行きます」と事前に聞いていたが、その人物がりんごだったので、心の整理がついていなかったあかねは気が動転。
イチカにも協力を頼んで愛犬の名から「七瀬ハチ」という偽名を名乗ってしまう。
後日、六花にその時のことを説明するときに言葉が足りず「犬にされた」と伝えたため、六花は『りんごさん、イチカ、妹のナナと一緒に特殊なプレイをしているのか?』と混乱させてしまう。
2年に進学してから六花が絵を描かなくなったのを気にしている。
- 七瀬六花(ななせ ろっか)
高校2年。美術部員。家があかねの隣で幼馴染。あかねの数少ない友人。
家はランジェリーショップ(白石イチカの母親の系列の店)で、バイトとして手伝っている。あかねにランジェリーを着せたがる。
七瀬七穂の姉で背は妹より高いが胸はそれほどでもない。
同じ高校の後輩でバイト先の後輩でもあるイチカの悩み相談に乗ったが、イチカが美術準備室でのデッサンの活動を「カラダの関係」と言い出したので誤解をし、混乱している。
関連項目
まんがタイムきらら - 本作が連載されている4コマ誌。