がんくつ荘の不夜城さん
がんくつそうのふやじょうさん
アパート「がんくつ荘」の住人で引きこもり気味だったり人付き合いが苦手だったりと色々残念な漫画家・不夜城よどみ。隣人でほぼ同居人(もしくは押しかけ同棲中)の白仙あかりや担当編集の羊ヶ丘さんなどと過ごす不夜城さんの日常を赤裸々に描く4コマ作品。
作者は鴻巣覚。
- 不夜城よどみ(ふやじょう - )
主人公。22歳。アパート「がんくつ荘」に住む、「まんがタイムきらりマジク」(後に雑誌休刊に伴い「まんがタイムきらり」に移籍)で連載中の漫画家。
- 白仙あかり(はくせん - )
15歳。「がんくつ荘」に引っ越してきた高校生。
- 羊ヶ丘眠(ひつじがおか ねむ)
24歳。不夜城さんとジェーニャの担当編集。
- 羊ヶ丘めざめ(ひつじがおか - )
15歳。眠の妹であかりのクラスメイト。
19歳。きらりの人気連載作家。不夜城さんの元アシスタントで、彼女を「よどみちゃん」と呼ぶ。
不夜城さんに憧れており、3年の時を経て和解、最近またよく遊びに来るようになった。漫画家としてはかなり有能で、原稿のストックは3か月分。
- 石神恵(いしがみ めぐ)
25歳。不夜城さんの連載作品の単行本装丁デザインを担当することになったデザイナー。
不夜城さんとはかなり気が合う様子。
- 狐塚まくら(こづか - )
24歳。羊ヶ丘さんの後輩の編集者。本人は無自覚なのだが心の闇が垣間見えるような言動をさらりとかましてくることが多い要注意人物。
- 王様/がんくつ王
42歳。「がんくつ荘」の大家さん。不夜城さん以上の引きこもりでアパート一階の自室は扉も窓もほぼ開かず軽くダンジョンめいた様相を呈している。そんな環境に普段からいることもあってか眩しいものや明るいもの(ライトなど物理的な明るさはもとよりストレートな感謝の言葉なども)が苦手。外見はとても年相応に見えない、所謂合法ロリ。
- オジキ
「がんくつ荘」に住み着いているオニオオハシという派手目な鳥。まだ慣れてない相手には、嘴で突いたり噛んだりする。好物はドライフルーツ。こんな名前だが、メスである。
- 夕張とばり(ゆうばり - )
あかりのクラスの担任で美術教師。更に不夜城さんの元同級生で友人。「不夜城よどみ」というペンネームを名付けた張本人で、現在では本名を明かしたがらない不夜城さんに配慮し彼女を「よどみん」と呼ぶ。
- 兎川ぬれば(とがわ - )
不夜城さんのインタビューを担当したライター。眠や狐塚とは大学時代漫画サークル「どうぶつ同盟」に所属していた頃からの付き合い。
- 蘇芳倉音(すおう くらね)
あかりやめざめのクラスメイト。テンション高め。
- 青霧紫(あおきり ゆかり)
あかりやめざめのクラスメイト。本人いわく魔眼の使い手らしい。夜のコンビニでバイト中。
作中でモチーフにしたソシャゲ「きらりクロニクル」が登場している。さらにCOMICFUZで連載されている『きららファンタジア』コミカライズ版に、モブキャラとして「がんくつ荘の不夜城さん」のキャラが登場している(スターシステムであり、原作ゲームのシルエットのモブキャラの役割を担当している)。
探してみるのも一つの楽しみである。