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棺担ぎのクロ。

ひつぎかつぎのくろ

棺担ぎのクロ。は、きゆづきさとこによる4コマ漫画。芳文社まんがタイムきららにて連載中。
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作品情報

作者きゆづきさとこ
フォーマット4コマ
ジャンルファンタジー
出版社芳文社
連載誌まんがタイムきらら
連載開始2005年1月
単行本既刊5巻
連載状況連載中


概要

正式名称は「棺担ぎのクロ。~懐中旅話~」。
寓話風のストーリーと、やわらかなタッチや緻密な描き込みが特徴。コメディ要素もあるが、内容はダークファンタジーであり、相応に残酷なシーンが垣間見える(と言ってもストーリー上の設定にとどまっており、欠損表現など作画上の残酷描写は使われていない)。
死や悪に関する話も躊躇されないため、近年の『きらら』系列誌の作品群の中ではあまりに雰囲気が異なり、独特の存在感を見せている。

コマ割は4コマの体裁をとってはいるものの、4コマ目にはほとんどオチを用意しておらず、事実上はストーリー漫画である。
ドラマCDも発売されているが、ストーリーはオリジナルのものである。
2008年末から2012年3月まで長期休載していた。作者の他の漫画は普通に連載が続いていたが、本作だけ休載された理由は公表されていない。ただ、単行本3巻のカバー裏などで長期休載についての自虐ネタがあったりする。連載再会後もちまちま休載はあるものの数か月以上に及ぶ長期休載には至ってない。

現在存在が確認されている海外版と出版社・タイトルは以下の通り。

  • 北米版(エン・プレス) - Shoulder a coffin "Kuro" ※1
  • 韓国版(テウォンCI) - 관지기 쿠로 ~마음속 여행자 이야기~ ※2
  • フランス版(Kana) - Le Voyage de Kuro※3
  • 台湾版(東立) - 棺材‧旅人‧怪蝙蝠

1.・・・日本語版コミックスに書かれている英字表記と同一。
2.・・・読み:クヮンジギ クロ ~マウmソk ヨヘンジャ イヤギ~
意:「棺を担ぐクロ~内心の旅人のお話~」。ほぼ直訳。
3.・・・意:「クロの旅行」。ほぼ直訳。

メインキャラクター

CVはドラマCDのもの。

クロ

CV:高山みなみ
主人公。黒装束に身を包み、男性的な外見をしているが、女性。作中でも見た目から男性扱いされることが多い。
大きな丸メガネをかけている。クロはニジュク・サンジュに対し適当に名乗った偽名で、本名は「可愛らしい名前」らしいが不明。いつも無表情で、感情がわかりにくい。体を黒いシミのようなものに侵食されており、それを隠すために素肌をほとんど見せず、他人との接触を嫌うが、根の性格は優しくまじめである。
細い手足に似合わず大変な健脚で、大きな棺を背負ったままひたすら歩き続けるが、時々気を失って倒れる(発作)。
これらのシミ・発作は「黒い魔女」の呪いによるものであり、クロのたびの目的のひとつはその魔女を発見することである。無表情なのは感情が高ぶると呪いの悪影響が強まるためらしく、容姿も呪いのために変えられてしまったものである。
ちなみに、眼鏡はもともとセンが人の姿だった頃に使用していたもので、現在はレンズが外されているらしい。大きな帽子はかつて救った旅人から譲られたもの。
黒装束と棺は自分と同じ呪いのために死んだ娘に由来し、黒装束の下には包帯をぐるぐる巻きにしてシミを隠しているが、日が経つと包帯まで黒くなっていくため時折交換する。

セン

CV:津久井教生
いつもクロと一緒にいるコウモリ。実は1000匹の集団で、表に飛んでいる1匹以外はクロの背負っている棺桶の中にいる。もともと1人の男性であったが、黒い魔女の手によりコウモリの姿に変えられてしまった。いつも外を飛んでいる1匹に限り、今でも人語をしゃべることができる。一年に一度、ある条件によって一時的に元の姿に戻ることができる。
名前はやはり偽名のようで、昔クロが彼のことを「センセイ」と呼んでいた事に由来すると思われる。

ニジュクサンジュ姉妹

CV:ニジュク-徳永愛/サンジュ-野中藍
怪しいオカルティズムの研究をしている「はかせ」の家から見つかった幼い獣耳姉妹。実は、「はかせ」が培養によって作り出した人工生命体である。
「はかせ」に「危険なことがあるから隠れているように」と言われ、檻の中に隠れていたところをクロたちに発見された。
「はかせ」の帰りを待っていたが、このときすでに「はかせ」は何者かに殺害され白骨化していた。しかし姉妹は幼さゆえにはかせが死んだことを理解できない。

姉妹ははかせの技術により不思議な能力を身に着けている。

  • 身の回りの色に染まったり、その色を他のものに移したり出来る。しかしニジュクがその力を使ってクロの黒いシミを緑色に変えようとしたところ、逆に黒が逆流して自分が漆黒に染まってしまった。洗い流して大半は元に戻ったが、後遺症としてニジュクの耳と尻尾は黒いままになっている。
  • 姉妹で1つずつ翼を持っており、二人一緒のときだけ短時間なら空を飛べる。翼を出すと耳と尻尾が引っ込む。
  • 身体の大きさを変えることが可能で、その能力を使って檻に出入りしていた。どうやら正確には他の生き物にモーフィングする能力らしく、檻に出入りするときはねずみにモーフィングすることで小さくなっていたらしい。
  • 本人の意思で制御できないものと思われるが、ストレスが溜まると影が本体から抜け出して別行動をはじめる。影と本体は物理的にはリンクしているが(影に起きたことがそのまま本体に起きる)、影の五感は本体には伝わらないようである。
名前はやはり仮名で、実験体番号の29・30からとられた(どうやら「はかせ」が番号で呼んでいたものを、二人は自分たちに与えられた名前だと思っていたらしい)。
ニジュクはクロのことを「クロちゃ」と呼んでなついている。これに由来してクロおよび本作品自体が通称「クロちゃ」と呼ばれることも多い。一方、サンジュはたまにクロに反抗して叱られることもある。

「黒い魔女」

クロに呪いをかけた張本人。黒い髪の毛とドレス、そしてつぎはぎだらけのフランケンシュタインめいた容姿の持ち主。当て所もなく各地をさまよい歩き、様々な人間に呪いを振りまいている。しかし、本人は進んでそれをやっているわけではなく、彼女自身は明確な目的や思想は持ち合わせていない。ただ、彼女の魔力によって願いを叶えようとする人間達の要望に応えた結果がそうなったという場合が多いのである。物語の根幹を生み出したキーパーソンであり、その背景は謎まみれである。

関連項目

きゆづきさとこ
GA芸術科アートデザインクラス - 同じ作者による作品。ストーリーは本作とは全く無関係で姉妹作品ではないが、キーアイテム・キーワード(黒、メガネなど)がいくつかかぶる。
特に髪の色と服以外、山口如月とクロちゃは瓜ふt##この文章は浸食されました##
またTVアニメに本作のキャラクターがカメオ出演している。

キノの旅 - 時雨沢恵一作のライトノベル。本作と作風・世界観・キャラ設定などが非常によく似ている。

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