かわいい日常と、はるかな冒険と。
※タグの使い分けに関する注意と配慮について
きららファンタジアの衣装に関係ないイラスト、または参戦していないキャラクターに対して『きららファンタジア』タグを付ける行為は、“検索妨害”になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、きららファンタジアの関与したイラストに本タグが付けてない場合もあるので、その場合は積極的に付けておく事を推奨したい(特にご注文はうさぎですか?の水着イラストは本タグを付けない傾向が強い)。
既にサービス終了済みなので、「このキャラが参加したら?」などの想像絵がいくらかあるので、本タグではなく『オリジナルきらファン』タグを利用して、使い分けをしっかりと行おう。
概要
2017年6月25日に東京都内で開催された「まんがタイムきららフェスタ2017」昼の部にて制作が発表された。
芳文社の漫画雑誌「まんがタイムきらら」シリーズのキャラクターたちが一堂に会するロールプレイングゲームスタイルのスマホアプリである。
配信元はアニプレックス。同社の作品同様、製作委員会システムを導入している。
劇半曲は女性作曲家・村上徳子女史が担当しており、第1部のみのサウンドトラックを同社が発売した。
2017年12月11日にサービス開始し、2023年2月28日にサービス終了した。
サービス終了後の公式HPは「払戻しのご案内」だけになり、払い戻し期間は2023年4月30日で終了して、5月31日まではそのままの状態だったが、6月1日で「error!!:Site Not Found」の表記で完全に閉鎖された。
なお、サービス終了後には解放済みのストーリー鑑賞や、獲得済みのキャラクターの一覧等が閲覧できる「オフライン版」に切り替えられた。ただし、オフラインの名の通りクラウド上へのセーブ機能が無く、データをうっかり削除したり破損した場合には再ダウンロードによるデータ復元が不可な仕様の為。アプリの入った端末を大切に扱うこと(可能であればバックアップを取ること)を推奨。
ストーリー
- メインシナリオ
きらら達が女神ソラを救うためにアルシーヴの野望を止める第1部『封印されし女神』と、うつつの故郷を探しながらリアリストとの激闘を繰り広げる第2部『断ち切られし絆』がある。詳細はそれぞれの項目を参照。
- イベントシナリオ
期間限定のイベント。きららファンタジアのイベント一覧を参照。
コラボイベントもやっており、サンリオの「キセキの出会いと夢のパーティー」(2020年9月29日~10月13日)とまんがタイム(大家さんは思春期!・恋愛ラボ・小森さんは断れない!)の「近くて遠い世界の少女たち」(2021年6月9日~6月24日)が開催された。
また、まんがタイムのイベントではきらら作品は「聖典」に対し、きらら作品以外の場合は「外典」として扱っている。
- キャラクターシナリオ
「まんがタイムきらら」のキャラクターたちが過ごす日々を描いた"かわいい日常"。
また、キャラによっては作品の枠組みを超えたクロスシナリオが存在している。
- メモリアルシナリオ
★5キャラクターの成長及び★5キャラクターの専用ぶきに応じて開放されるシナリオ。
メモリアルクエストが存在する★5キャラクターは進化した際に最初のクエストが追加される。
このシナリオでは、全編フルボイスで展開される。
- 作家シナリオ
まんがタイムきらら作品の原作者がプロデュースする特別なシナリオ。
そのシナリオならではの敵が現れたり描き下ろしの4コマが見ることができる。
登場キャラクター
本記事のみの掲載ではキリがないので、オリジナルキャラクターの『きららファンタジアのキャラクター一覧』、そして本作に参戦した『きららファンタジアの参戦作品とキャラクター一覧』を参照。
設定
- エトワリア
本作の舞台である、女神ソラが治めている世界。
緑豊かな平和な世界で、ソラが記した聖典により人々が元気の源であるクリエを得て平和に暮らしていたが……。
第1部では、エトワリアの中心ともいえる世界樹にある神殿を目指して旅することとなる。
そして第2部では、住良木うつつの故郷を探すために再び旅をし、各地の街でリアリストとの戦いを繰り広げるようになる。
イベントシナリオでは聖典によって広まった文化や数々の古代文明が存在していたことが判明している。
- 聖典
女神ソラがさまざまな異世界の様子を観測し、登場人物の言動を記述した書物。
世界各地に普及しており、読んだ人々に元気の源であるクリエを授けている。
聖典の登場人物(まんがタイムきららのキャラクター)はクリエを生み出す者として「クリエメイト」と呼ばれている。
ランプ曰く「漫画とは異なる物」らしいがきららから見れば漫画に近いものではある模様。
第2部ではリアリストが聖典を破壊するために各地で暗躍している。
そして聖典についての仕組みだが、最終章でハイプリス曰く、「神々の世界」には、女神ソラが観測できる世界と観測できない生まれたての世界があり、生まれたての世界は所謂「世界の素」と呼ばれる。
ただし、全ての世界の素が観測できるようになるとは限らず、観測されるようになるには、その世界が「特殊なエネルギーを有していること」が条件で、それがない世界は聖典にはならず、やがては消滅してしまう。
- パス
人と人の間に存在すると言われる「繋がり」や「絆」のこと。
パスを感じ取ることができる能力はこの世界においては極めて珍しいようで、作中ではきららとサンストーンの2人しか存在しない。
また、パスを切れてしまった場合はお互いに記憶から抹消され完全に他人と同じようになってしまう。
パスを切る能力はサンストーンが保有しており、これを元通りにするパスを繋ぎ直す能力はきららが保有している。
- コール
きららのみが使うことができる伝説の召喚魔法。パスを感じられる必要がある。
遠くにいる誰かに助けを求めて、合意の下で力を貸してもらう魔法。
クレアが持っている鍵の力で異世界とのゲートを開くことにより、クリエメイトを召喚することができる。
- オーダー
アルシーヴとハイプリスが使う禁呪とされた召喚魔法。
相手の意志に関係なく、強制的に召喚してしまう。
コールとは違い、本人が召喚されるため相手がいた元の世界を壊してしまう危険性がある。
また、オーダーは行使された場所の周辺一帯に、呼び出した相手に関連した異変を引き起こすおそれがある。
フェンネル曰く「アルシーヴ様と言えど容易いものではない」レベルの魔法らしく事実、その反動は代償を伴うものとなっている。
- リアライフ
ハイプリスが使うオーダー以上の禁呪とされた魔法。
負の感情を絶望のクリエに変え、クリエメイトの命を削り、最終的に聖典の世界が破壊されるという恐ろしい魔法である。
道具さえ渡しておけば他の人でも使用でき、作中では真実の手が絶望のクリエの回収に暗躍している。
スタッフ
- 原作キャラクターデザイン:蒼樹うめ「ひだまりスケッチ」、くろば・U「ステラのまほう」、得能正太郎「NEWGAME!」、はりかも「うらら迷路帖」、黒田bb「Aチャンネル」、千葉サドル「がっこうぐらし!」、原悠衣「きんいろモザイク」、三上小又「ゆゆ式」、カヅホ「キルミーベイベー」、中山幸「ブレンド・S」、篤見唯子「スロウスタート」、浜弓場双「ハナヤマタ / おちこぼれフルーツタルト」、タチ「桜Trick」、牛木義隆「夢喰いメリー」、あfろ「ゆるキャン△」、はんざわかおり「こみっくがーるず」、琴慈「あんハピ♪」、如意自在「はるかなレシーブ」、卯花つかさ「アニマエール!」、かきふらい「けいおん!」、Koi「ご注文はうさぎですか?」、荒井チェリー「三者三葉」、きゆづきさとこ「GA芸術科アートデザインクラス / 棺担ぎのクロ。~懐中旅話~」、伊藤いづも「まちカドまぞく」、大沖「はるみねーしょん」、川井マコト「幸腹グラフィティ」、Quro「恋する小惑星」、マウンテンプクイチ「球詠」、異識「あっちこっち」、ウロ「ぱわーおぶすまいる。」、ねこうめ「こはる日和。」、うちのまいこ「スローループ」、険持ちよ「RPG不動産」、はまじあき「ぼっち・ざ・ろっく!」
- きらら作品以外の原作キャラクターデザイン:水瀬るるう「大家さんは思春期!」、宮原るり「恋愛ラボ」、クール教信者「小森さんは断れない!」
- オリジナルキャラクターデザイン:蒼樹うめ、黒田bb、きゆづきさとこ、得能正太郎、原悠衣、牛木義隆、ウロ、川井マコト、はんざわかおり、ねこうめ、あfろ、カヅホ、中山幸、篤見唯子、千葉サドル、はりかも、Quro、ルッチーフ、鴻巣覚、琴慈、荒井チェリー、はまじあき、うちのまいこ
- コンセプトアート:きゆづきさとこ
- 開発・運営:ドリコム
- 開発協力:メテオライズ
- キャラクターシナリオ制作:ライトワークス
- BGM/SE制作:ノイジークローク
公式ラジオ『楠木ともりのきららファンタジアラジオ』
2018年4月13日から毎週金曜日20時30分~21時にAbemaTVのAbemaRADIOで放送されていた。
きらら役の楠木ともりがゲストをお招きしてきららファンタジアの最新情報や様々なコーナーをお送りする番組となっていた。
2020年10月に『楠木ともりのきららファンタジアラジオ極!』に改題、放送時間も同じ金曜でも0時30分~1時に変更された。
またOPENREC.tvでも有料のサブスクを開始しており、入会すると過去の番組や本編未収録のスペシャルトークを聴くことが出来た。
2022年11月4日の放送分をもって終了した。
コミカライズ版
メインシナリオである第1部が芳文社の漫画配信サイト・アプリ『COMIC FUZ』で2019年10月9日より連載され、2023年9月26日に完結した。全6巻
原作は「きららファンタジア製作委員会」名義であり、作画は鴻巣覚(こうのす)が担当。
本作で里の役割やコールについて等の掘り下げがされている。また作者の過去作品である「がんくつ荘の不夜城さん」のキャラがスターシステムで出演している(原作におけるシルエットモブキャラの代役だったり、原作の話をうまくつなげるための役割として)。
コミカライズ版の内容は第1部のみで全36話である。また、第5巻におけるあとがきで「もう少しだけお付き合いいただければ幸いです。」と長くは続かないようなコメントを残しており、事実第34話にて例の漫画如く急展開を見せ、5章から8章のうらら迷路帖が元の世界に戻るまでは僅か2ページとダイジェストで済まされてしまった。
正直に言ってしまえば明らかな打ち切りと言うしかなく、ダイジェストの件については鴻巣先生のブログで「無念」とショックを受けたようだ。ただし、4章までのペースで順調に進めたら単行本が第10巻以降を超えることは確実。アプリ版は既にサービス終了している以上、打ち切りについては仕方がないといえる。
各章のパーティ
「ひだまりスケッチ」編
ココアのとっておきスキル「お姉ちゃんにまかせなさい!」でチノも登場している。
「NEWGAME!」編
夏帆は専用ぶきを使用していたが、使用したスキル「メモリア・フォース」は原作ゲームではバフスキルである。
「がっこうぐらし!」編
- 志摩リン(「ゆるキャン△」・★5まほうつかい(水属性))
- 関谷なる(「ハナヤマタ」・★5そうりょ(陽属性))
- 花小泉杏(「あんハピ♪」・★5ナイト(陽属性))
- 佐倉慈(「がっこうぐらし!」・★4アルケミスト(炎属性))
くるみもカルダモン戦で「うずまく瘴気」という技を使用している(イベント「くるみインワンダーランド」で手に入った「黒いショベル」のぶきスキル)。
「Aチャンネル」編
- ココア【クリスマス】(「ご注文はうさぎですか?」・★5そうりょ(炎属性))
- 一之瀬花名【ハロウィン】(「スロウスタート」・★5せんし(月属性))
- 折部やすな(「キルミーベイベー」・★5ナイト(土属性))
「最終決戦」編
- ゆの(「ひだまりスケッチ」・★5そうりょ(陽属性))
- 宮子(「ひだまりスケッチ」・★5せんし(陽属性))
- クロ(「棺担ぎのクロ。~懐中旅話~」・★5アルケミスト(月属性))
ランプのとっておきスキル「シャイニング・ダイヤリー」で青葉、ゆき、トオル、カレン、たまき、ゆずこ、千矢も登場している。
余談
- サービス開始当時
2017年12月11日(月)午前7時頃より正式に配信スタートしたものの、初日はサーバーへの負担が重すぎる為緊急メンテナンスが発生し、しかもそれが長く続いたため、公式サイトでその事をお詫びするハメになった。その後もメンテナンス状態が続いてたが、同月14日午後にようやくまともにプレイできるようになった。
また、きららファンタジアに関わっているとみられるエンジニアのTwitter上で「きたくファンタジア」と発言している。
- オープニング
メインシナリオ第1部の登場作品の順番は第1部オープニングの登場順になっており、次にどの作品が登場するのかはオープニングを見たらわかる。
また、メインシナリオ第2部の登場人物の順番は参戦実装日の逆の流れになっている(ただし、こみっくがーるずまでで、ゆるキャン△以降は登場していない)。
- きららキャッチャー
事前登録開始の記念として初期参戦する8作品のキャラクターたちのデジタルコンテンツが手に入るクレーンゲーム「きららキャッチャー」が開始された。
クレーンの操作でキャラクターを掴むと、そのキャラクターの原作の一コマの画像をダウンロードすることができる。2017年12月22日をもって終了した。
- ランプの気まぐれ占い
リリース100日記念として2018年3月27日までの間に「ランプの気まぐれ占い」が開始された。
100個(+番外11個)のキーワードで特定の組み合わせや特定のキャラが登場する。それ以外のワードだとランダムに3人選ばれる。
- ★3
初期作品や「ブレンド・S」、「スロウスタート」などは★3(簡単に言えば学生服や仕事着など所謂いつもの服装)が実装していたが、「ゆるキャン△」参戦から★3が実装しない作品が現れるようになり(★3がないキャラは初期からいたが)、最後の★3実装の作品は「けいおん!」となった(キャラクターでの最後の実装ならひでりではあるが)。
これはキャラ単体の表紙や特典などの絵を流用しているというのが主な原因の一つ。
そのため作品やキャラによっては手に入りにくかったりするのでピックアップやセレクション召喚のお知らせには注目した方が良い。
また、★3、★4共に存在せず、★5しか存在しないキャラもいる。
そのキャラクターはきららファンタジア内の敵サイドのキャラクターがプレイヤーキャラになる、という感じなのだが、中にはきららファンタジアオリジナルキャラクターではないのに★5しか存在しないキャラクターもいる。
- 2019年エイプリルフール
2019年4月1日にエイプリルフール企画として、「きらら男子参戦!」という内容の動画が1日限定でYouTubeに公開された。
やたら主人公であることを出張してくる夢路、立ち位置をさり気なくアピールするタカヒロ、遅刻して上半身裸で現れルームアイテムになったことを自慢するディーノ、実はこっそり召喚されている山G、唯一召喚実装され、その直後の苦労話を語るひでり。そしてまさかのオチというカオスな内容となっている。なお、本作はフルボイスで展開された。
2020年以降にもエイプリルフール企画をやっていたが、詳しい詳細はランプの記事を見るべし。
- 声優の変更について
『きららファンタジア』においては、アニメ版・CDドラマ版と声優が異なるクリエメイトが何人か存在する。
声優の引退(不祥事含む)やギャラの問題など、已むに已まれぬ事情もあるのだろう。
知名度は高いのだが、担当声優が故人であるため参戦できないクリエメイトや、アニメ版で2回担当声優が変更された(どちらも声優引退・病気療養という已むに已まれぬ事情)未参戦のクリエメイト、サービス期間中に担当声優が引退したため、今後の新規実装が困難なクリエメイトも存在するが……。
……尤もサービス終了してしまった以上、後任役として選出されることはなかったが。
- 「きららファンタジア」ネタが登場する作品
3巻にて、このゲームが元ネタである「きらりクロニクル」というソシャゲをプレイしている描写がある。また、白仙あかりが里帰りした際のお土産の中にきららの愛用している杖が混じっていた。
先に参戦しているハナヤマタ勢の衣装を着る、というネタがいくつか。4巻では武蔵和歌が関谷なるの★5Verの衣装、5巻では前原仁菜がハナ・N・フォンテーンスタンドの★5水着Verの衣装をそれぞれ着用している。
『こみっくがーるず』
7巻にて、かおすが「あばばファンタジア参戦!」と言っている。「あばばファンタジア」に関するボイスはきららファンタジア内でも、第2部Ver実装と共に追加されている。
関連動画
トレーラー
メインクエスト第2部「断ち切られし絆」開幕CM
関連タグ
外部リンク
きららファンタジア 公式サイト※アーカイブ