概要
クール教信者氏がまんがタイムオリジナルに掲載中の4コマ漫画である。
優しすぎてNOと言えない、小森しゅりとそれを取り巻く人達の日常を描いた物語である。
登場人物
本作の主人公。身長180cm。陸上部。中3の時は清掃委員会に所属。
やたらと人から物を頼まれ(相手がしゅりの顔を見た瞬間に「一人でやろう」と思っていたことまで頼んでしまうことすらある)、本人も他人の頼みを断れない性格のためかなりの時間を誰かのために使っている。ただし主体性がないわけではなく、根底にあるのは「人の役に立つのが好き」という感情である。
クラスメイトに勉強を教えるだけで「教えた部分」を完全に理解し、教師が「ここは覚えておけ」と言った部分も完璧に覚えてしまうため、家ではほとんど勉強しないにもかかわらず成績は非常に良い。誰かに物事を頼まれた時点で条件反射的に技術や知識を習得してしまうことが多いため万能に思われがちだが、ゲームや絵など苦手なものもある。また虫だけは完全に苦手で、これに関する頼み事は拒否してしまう。
力仕事を頼まれることが多く、体育会系の部活に所属しているためもあってか筋肉質で力持ち。胸も大きく、この点に関してだけは親友であるめぐみとまさ子も敵愾心を抱くほど。
中3になってからは同じクラスになった大谷のことが気になっている。
しゅりの親友でクラスメイト。通っている中学校は毎年クラス替えがあるにもかかわらずしゅりとは3年間同じクラス。帰宅部。中3の時は放送委員会に所属。
アニメやゲームが好きで勉強は嫌い。帰国子女のため英語の成績はよいが他は壊滅的。よく「宿題見せて」と頼みにくるためしゅりへの頼み事回数はトップクラス。一見遊び人風な容姿の明るい性格だが、ナンパを怖がったり銭湯に湯浴み着を着て入ったりと実は恥ずかしがり。
しゅりとは小5の時に転校してきて以来の付き合いで、転校で友達と別れるのが嫌でネガティヴになっていたのに加えて、転校直後にクラスメイトから質問攻めにあって気分を害した際にしゅりに保健室に付き添われたのがきっかけ。
しゅりの親友でクラスメイト。やはりしゅりとは3年間同じクラス。2年、3年とも学級委員長。
シニカルな言動でしゅりやめぐみをからかうが二人に対する友情も本物。しゅりに近づく大谷は微妙に敵。
朝が弱く、学級委員長であるにもかかわらず遅刻してしまうので「学級委員の権限で登校時刻を遅らせられないか」と真剣に考えるほど。
しゅりとの付き合いは中学校に入ってから。小学校時代は友達づきあいよりも読書を優先した結果ずっと一人で、中学校に入ってからは「向こうから話しかけてくれれば話題は沢山ある」と思っていたが、たまたましゅりと接したことで「臆病なため自分から『友達になってほしい』と言えなかっただけ」だと気づかされる。
兄と姉がいる。ちなみに兄はクラス担任で、3人がずっと同じクラスなのは兄の努力(他のクラス担任から寄せられるしゅりのトレード要請への対応)による部分もあるらしい。
中3からしゅりたちと同じクラスになった低身長男子。
その身長のために周囲からは「頼りがいがない」と言われ続けており、「人から頼られる男になりたい」と強く願い、努力を重ねる頑張り屋。周囲の仕事を率先して引き受けようとする。
しゅりほどではないものの男子だけあって筋力はあり、夏祭りで下駄の鼻緒が切れたしゅりをおぶって運んでいる。また声も本気を出せば非常に大きく、祭りの雑踏の中で遠く離れためぐみとまさ子に届くほど。
口調は少々ぶっきらぼうだが、しゅりを咄嗟に庇ったり仕事を手伝ったりと、周囲をよく見ており思いやりのある性格。
周囲からいつも頼られているしゅりのことは、1年生のころから対抗心を燃やしていた模様。彼女に面と向かって「絶対頼らない」と宣言する数少ない人物。しかし一方で自身の行為を「自己満足」、しゅりの様子を「どんな頼みでも楽しそう」と評するなど、少なからず彼女のことを認めている節もある。なんだかんだでしゅりのことが気になる様子。
書籍情報
1巻:2013年7月4日
2巻:2014年1月7日
3巻:2014年10月7日
4巻:2015年10月7日
5巻:2017年2月7日
6巻:2018年2月7日
7巻:2018年11月7日
8巻:2020年2月6日
9巻:2021年2月5日
10巻:2022年3月7日
11巻:2023年5月6日
12巻:2024年5月7日
テレビアニメ
2015年6月にアニメ企画が進行中であることが公表され、3分枠の短編アニメとして同年10月から放送。
スタッフ
原作 | クール教信者 |
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監督 | 今泉賢一 |
シリーズ構成 | 勝呂悠香 |
キャラクターデザイン・総作画監督 | 國行由里江 |
美術監督 | 安田ゆかり |
美術 | グリーン |
色彩設定 | 松森より子 |
撮影監督 | 中村雄太 |
編集 | 平木大輔 |
音楽 | Arte Refact |
音響監督 | 川添憲五 |
音響制作 | ダックスプロダクション |
音楽プロデュース | 桑原聖(Arte Refact)、安倍孝ニ |
音楽制作 | bilibili |
プロデュース | ジェンコ |
制作 | アニメーションスタジオ・アートランド |
製作 | 製作委員会は断れない |
放送局
テレビ / 放送期間および放送時間
インターネット配信 / 放送期間および放送時間
この他中国国内ではbilibili、アジア以外の世界各地ではクランチロールにて配信される。