概要
生物の持つ筋肉の発揮する力。筋肉には瞬発力のある速筋(白身)と持久力のある遅筋(赤身)があり、主に速筋による瞬間的な力を筋力とすることが多い。
筋力は基本的に断面積に比例するため、相似比の二乗が筋力の倍数値になる。しかし、生物の体重は相似比の三乗に比例するため、昆虫などの小さな生物の方が体重あたりの筋力は高い。アリやカブトムシが自重の何倍もの重さの錘を引っ張ったり持ち上げたりできるのはそのせいである。
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