プロフィール
誕生日 | 2月2日(みずがめ座) |
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身長 | 149cm |
血液型 | O型 |
年齢 | 18歳(初登場時) |
役職 | キャラ班モデラー(FS3) → キャラ班キャラクターデザイナー兼モデラー(PECO) → キャラ班モデラー(DDB) → キャラ班メインキャラクターデザイナー(FS4) → メインキャラクターデザイナー兼アートディレクター(PECO2) |
出身地 | 東京都 |
CV | 高田憂希 |
人物像だぞい!
家族は母(CV:山村響)と父。そして白猫が1匹。
容姿
ツインテールにした藤色の長髪、童顔および作中ワーストレベルの低身長の持ち主。しかし幼児体型というわけではなく、谷間ができる程度のふくらみはある。その社会人らしからぬ見た目のため、入社初日に社屋の入口で最初に出会った遠山りんからは子供扱いされ社屋に入ることを止められ、上司である八神コウとの初顔合わせでは中学生呼ばわりされてしまう。
出社時の服装はレディーススーツなのだが、襟元にピンクのリボンタイをつけていることもあり、しばしば学生服呼ばわりされている。コウが社員証用の写真撮影のために少しでも社会人らしく見えるようにとタイを外し襟を正した際には、「似合わない…」と彼女に評された。タイだけでなく、足元にパンプスやヒールではなく赤茶色の紐スニーカー+白ソックスを合わせる着こなしセンスの未熟さも、余計にビジネススーツらしさを失わせている。
物語開始から数年経過しても体型はあまり変わっておらず、単行本第11巻の沖縄旅行の際、葉月しずくが(青葉の水着が取れて海で立ち往生していることを知らず)写真を取ろうとした際、うみこに「児ポ所持でリアル逮捕ですよ」とつぶやかれている。
第12巻では風邪を引いたコウの代わりに入社志望者の面接をひふみ・ゆんと共に担当することに。面接前にその志望者・水野あやと会った際、同じ高卒の就活生だと思われタメ口で話された上、着ているスーツを高校の制服と勘違いされてしまう。
そして二十歳代半ばとなった最終回でも、容姿や髪形・愛用のスーツも全く変化はなしである。
性格
明るく素直で真面目で折り目正しく堅実、且つ前向きな思考を持っており、与えられた仕事には常に熱意をもって取り組み、ミスを指摘されれば即座に謝罪して修正を行う等、高卒社会人1年目にしては優秀すぎる程の人格者である。
一方で先輩の滝本ひふみに影響され絵文字入りの社内メッセージを上司であるコウに送ったり、自身の歓迎会の際に好奇心からお酒を飲もうとしたり、幼馴染の桜ねねとの長電話による夜更かしのため寝坊して遅刻したりするなど未熟さを見せることもある。
また、家事は同居する母親に任せっきりでスキルは皆無。
子供扱いされることを嫌がり、入社初日にりんから飲み物を勧められた際はオレンジジュースと言いかけてコーヒーのブラックを注文するなど大人ぶりたがる一面がある。ちなみに味覚は子供っぽく、苦いものや辛いものは一口で激しく咳き込み一切体が受け付けない。
酒類に関しては強くない模様。入社1年目のバレンタインデーに背伸びして買ったウイスキーボンボンを食べて酔っ払い、奇行で先輩達を振り回してしまうということがあった。
それから1年ほど経ち、20歳になって間もない頃に友人や同僚と居酒屋で飲むが、飲みすぎてゲロインを襲名してしまう。
しかしそれからさらに1年余り経過し21歳となった時の沖縄社員旅行。幕間を描いた第11巻カバー下の書き下ろしではねねと共にオリオンビールとミミガージャーキーで晩酌をする様子が描かれており、やり取りから察するに習慣的に飲んでいる模様。(その様子はひふみからおじさんみたい…と思われてしまう)
一方で、コウと初めて2人きりで飲みに行った際、泥酔してしまったコウを介抱し自宅に送り届けるということもあった。
初任給をもらった時には「給料袋の厚み」云々と中年サラリーマンのような物言いをし、りんから「本当に10代?」と言われていた。物語終盤では、ゲームのスケジュールが厳しいものの最近色々厳しいからもう泊っての作業はダメらしいと聞き、「時代だね~」とリアクションしたところ、望月紅葉から「発言がおじさんくさい」と言われてしまった。
一時、一部の読者・視聴者から本作が「過労で頭のおかしくなったオッサン達がお互いを美少女キャラだと思い込んでいる集団妄想の話」と解釈する悪ノリネタが広まってしまう時期があったが、それも無理はない…
作中でもトップクラスのコミュニケーション能力を持っており、対面でのコミュニケーション能力に難があるひふみや、堅物な印象を持たれやすい阿波根うみことも短時間で仲良くなっている。
一方で慣れ親しんだ相手にはやや天然な発言をすることがあり、それが原因で軋轢が生じたこともある(ただし、比較的すぐに修正している)。
また、周囲にも聞こえる声で独り言を言うことが多く、コンビニやで商品を選ぶときはそれが顕著になる。残業中に消しゴムと鉛筆、社員旅行では雪だるまを用いた寸劇で一人二役を演じたこともあり(アニメ版では中の人が、実際に声色を使い分けている)、それに関してはコウやうみこからも心配されている。
ちょっとしたサドっ気があるようで、困っているひふみは可愛いと面白がったり、先述の寸劇では雪だるまを温泉やサウナで融かして拷問する様子を演じたり、ゲーム中に怪しい儀式をする敵キャラを登場させてはと提案したり(PECO)と、心に黒いものを抱えているような言動で仲間達を困惑させることもある。
活躍だぞい!
入社の経緯(THE SPINOFF!)
小学生の頃にコウが描いたジャケット画像に惹かれて購入したゲーム『フェアリーズストーリー』をプレイしたことがキッカケで、ゲームキャラクターデザイナーなりたいとの思いを抱く。高校3年生まではまだ迷いがあったが、ねねの勧めもあり芳文美術大学との併願でイーグルジャンプの採用面接を受けることになる。
面接の出来は納得のいくものではなく「絶対落ちた」と思っていたが、事前に素性を隠して世間話をしていた葉月しずくの計らいにより入社内定を得て、美大にも合格していたが辞退し同社への入社を決めた。
入社初期(FS3編)
キャラ班に配属され絵を描くこと以外未経験からスタートしたが、3Dモデリングの基本をいち早く覚えモデリングの実務やキャラクターデザインに残業も休日出勤も厭わず取り組むなど、仕事に対して高い意欲と向上心を見せる。そのため周囲からは度々高評価され、コウやりん、彼女の採用を決断した葉月といった上司からも戦力として重宝され更なる飛躍を期待されている。また、彼女のその仕事に取り組む姿勢は同じブースの先輩のひふみ、飯島ゆん、篠田はじめの成長を促していくことになる。
入社して3Dモデリングに慣れてきた頃、『フェアリーズストーリー3(FS3)』の重要NPCのモデリングを担当することに。初めて任された村娘は仕様書によると、
「サーカス団に入団したばかりの18歳の女の子。明るい色の髪のツインテールが特徴。真面目で元気だが少し天然なところがある。主人公一行を次のダンジョンへ案内する途中に盗賊におそわれて死んでしまう」
…となっている。
初めてのキャラデザに悪戦苦闘(アニメでは何度もリテイクをコウに命じられるシーン、ひふみにアドバイスをもらうシーン、そしてフェアリーズの大ファンのねねとの長電話での会話がキッカケで自分のモデルに足りなかったものに気付くシーンが追加された)。1週間以上かかってようやくコウのOKがもらえた。
その際、キャラ名をソフィアとコウに紹介するが、そこで初めて自身がモデルになっていることに気付き、恥ずかしさのあまり赤面して、
「最悪です!八神さん 大っ嫌いです!!もー!!」
…と照れながら怒った。
初めてのメインキャラデザ(PECO編)
『FS3』の開発終了後は、完全新作『PECO(ペコ)』の社内コンペを勝ち抜きキャラクターデザイナーに抜擢される。コンペ応募作品のブラッシュアップの際デザインは難航していたが、コウが助け舟を出した結果採用され、それ以降二人三脚でキャラデザを進めていく。
ところが後に共同でキャラデザをしたことが仇となる。出資会社の意向により、広告などのキービジュアルはコウが担当し宣伝でもコウの名前を全面に出すという不本意な形となってしまう。青葉がコンペをしたいと食い下がり実施されるが、コウの圧倒的な実力の前に悔しさを爆発させることに。
しかし劇中2年目の東京ゲーム展でのスピーチの際、コウの計らいで関係者の前で挨拶をさせてもらったことで自身に箔がつくことになった。
ライバル出現(DDB編)
はじめが発案したドッジボールゲーム(後の『デストラクションドッジボール(DDB)』)の社内コンペにも応募。望月紅葉やゆんと競い合うが、守りに入ったキャラデザをしてしまい不評を買う。2回目のコンペで盛り返すも、最終的に紅葉に敗れてしまう。
悔しさに打ちひしがれるが気持ちを切り替え、紅葉が考えたキャラのモデリングをする。その速度と完成度は入社したばかりの頃とは見違えるほどで、「ひょっとしたら…コウちゃんくらい…」とひふみを驚かせる。また、システム周りのデザイン(UI)をねねと共に作成、ゲームのロゴも手掛ける。
『DDB』開発終盤、外注会社から低質なNPCが納品されてしまうというトラブルが発生。外注会社の代わりにこれまた良質なNPCを高速度で完成させてみせる。
最大の仕事と最大の試練(FS4編)
『フェアリーズストーリー4(FS4)』開発においては、アートディレクターに就任したコウからキャラデザ担当に指名される。
悪戦苦闘しつつ締め切り間際に主人公・ノアのデザインを完成させるが、コウが納得のいくデザインになっていないのを察し、酒の席でコウの語る主人公像を汲み取っていく。最終的にコウをモデルとした誰もが腑に落ちるノアのデザインが完成する。(『FS3』のソフィアの件のように、今度はコウがはじめからからかわれるハメになる)
「じゃあノアのお姫様衣装バージョンは 可愛い八神さんを思い出しながら描きますね」
…と、青葉はコウをからかう。ある意味『FS3』のソフィアの件の意趣返しになっている。
青葉はさらに上司や同僚らに相談し、次々とサブキャラクターを完成させていく。その中にはひふみ・ゆん・はじめ・ねね・自分をモデルとしたキャラクターも。
制作は順調で、青葉がキービジュアルの作成に着手しようかという時、出資会社である芳文堂が自社の都合で突如出資の取りやめを言い渡すトラブルが発生。それでも
「私はこれまでの努力が無駄になったなんて思えないです」
「皆と頑張って作った記憶は消えないし、これからの糧には必ずなると思います」
「だから落ち込むのはやめましょう!」
…と落胆する仲間達を鼓舞する。
りんや大和・クリスティーナ・和子の活躍で、フランスのゲーム会社・ブルーローズが出資をしてくれることになり制作は続行できることに。ところが今度はブルーローズの責任者である大和・カトリーヌ・十和が出資の条件として星川ほたるにキービジュアルを担当させるよう要求してくる。青葉はコンペで決めさせて欲しいと食い下がるも、これまでのコンペで結果を残せていないことや最初からコウにキャラデザに指名されていたことから、コウから信用されていないのではないかと指摘されてしまう。青葉はそれを真に受け、さらにほたるから憐れまれてしまったショックで自宅の自室に引きこもってしまい、コンペ用の作品も作らず1週間泣きはらし続ける。
しまいには訪ねて来た紅葉に対し卑屈な態度を取ったことからグーで殴られた上、「青葉さんを認めた皆の気持ちまで踏みにじるのは止めて下さい…」と激しく叱咤される。さらにコウからの「私は描く気ないから青葉が描かなきゃそのままほたるに決定だから」という伝言も聴かされる。コンペ3日前にしてようやく目を覚ました青葉は作品作りに着手。
コンペ当日寝坊して大遅刻してしまうが、同僚や上司達の時間稼ぎのお陰でギリギリに会場へ滑り込み作品を披露。満場一致で青葉の作品が支持され、遂にキービジュアル担当の座を自らの手で勝ち取る。
発売後の打ち上げパーティーでは遂に壇上でのスピーチも披露。
「いろんな思い出が溢れてきてお仕事が楽しくて楽しくて。そんな毎日でした」
「『FS4』は私にとって忘れられないお仕事の一つになると思います」
青葉の入社5年目の秋の出来事である。
チームを率いる立場に(最終回)
『FS4』発売から数年後の春。
コウやはじめとは別のチームで『PECO2』のアートディレクター兼キャラデザとして活躍する。チームメイトにはひふみがいる。また、青葉に憧れて入社してきた新人の大和・ソフィー・和音をチームに迎え入れる。チームメイトには他に、他社から転職してきた一色たまこ、高校の後輩でもある水野あや、うみこ、ねね、しずくがいる。
イーグルジャンプが家から遠くの新社屋に移転するに当たり、遂に実家を飛び立つことを検討している。
人間関係だぞい!
先述のコミュニケーション能力の高さもあり、チームの面々とは全員と仲が良い。
滅多に欠勤することはない青葉だが、風邪を引いて珍しく会社を休んでしまった際は紅葉を含む多くの仲間達から気遣いのメッセージを送られる。さらに風邪が治り出社した際は、多数の果物などの見舞いの品が席に置かれていた。青葉の人望の厚さが窺える。
『FS4』の開発終盤では駄菓子を配り歩き、別の部署も含む上司や同僚・後輩達を労っていた。
八神コウとの関係
特に上司であるコウは、彼女がキャラデザを志すきっかけとなった存在であり、入社後は師弟のような関係となっている。ただ、コウの悪癖をはじめとしたデリカシーに欠けた言動もあり尊敬するまでには至っていない。『PECO』のキャラデザコンペではライバルとして競いもした。
先輩達との関係
同じキャラ班の先輩であるひふみとはよく絡む姿が描かれており、彼女も社内で一番絡みやすいと語っているが、他者に対して時々ブラックジョークをかますこともあり、それゆえ
「仲良くなると意地悪になる」
…と不安がられたり、アニメオリジナルのセリフでは
「いつまでも優しい青葉ちゃんでいてね」
…と言われ「餌付け」と称してプレゼントを贈られたこともある。
青葉の仕事に取り組む前向きな姿勢は、しばしばゆんやはじめの士気・意欲を向上させている。
アニメ第1期第9話のオリジナルエピソードでは、仕事終わりに同じブースであるひふみ・ゆん・はじめと共に公衆浴場へ遊びに行く。童心に返りお湯のかけ合いっこをする一幕も。
原作でも物語終盤の『FS4』開発中の時期、福引で温泉旅行を当てた青葉は、しばらく一緒に固まっていなかったという理由でひふみ・ゆん・はじめを誘う。ここでもまた童心に返りお湯のかけ合いっこをした(今回はひふみまでもがノリノリで参加していた)末、従業員から注意されてしまった。
友人達との関係
ねねとは幼稚園入園前からの幼馴染。高校卒業後に初めて進路が分かれたが、連絡は頻繁にとっており、ねねが自身の仕事に興味を持つというきっかけを作る。仕事に忙殺される青葉を心配したねねは、デバッグのアルバイトでイーグルジャンプに入社。その後プログラマー見習いの非正規社員として再入社。最終的にはプログラマーとして認められ正社員となる。
青葉の方も高校時代にねねの助言のお陰で進路を決められた経緯があり、互いの人生に大きな影響を与え合っているといえる。
また、高校3年生からの友人であるほたるとは良きライバルでもある。青葉のイーグルジャンプでの活躍が進路に悩んでいたほたるの向上心を刺激し、ほたるが渡仏してフランスのゲーム会社・ブルーローズに就職する遠因にもなっている。
物語終盤ではほたるが最大のライバルとして立ちはだかり、『FS4』のキービジュアルを巡って対決することとなる。
ねね・ほたるとは互いをそれぞれ「あおっち」「ねねっち」「ほたるん」と愛称で呼び合う。
定期的に集まって一緒にお茶したり温泉旅行に出掛けたりと、良き友人関係を続けている。また、高3から毎年元旦に3人で高尾山へ初詣に行くのが恒例となっている。
望月紅葉との関係
後輩の紅葉に対しては、紅葉が(ひふみとは別のベクトルで)コミュニケーションが苦手なことで苦労しながらも先輩として明るく接している。またコウに憧れているという共通点やコウから最も教育を受けているといった嫉妬心から、一方的にライバル視もされてはいる。が、後に『PECO』のキャラデザにおける境遇を知った紅葉から同情される。さらに後述の『DDB』キービジュアルの件では、青葉のお陰で担当を外されずに済んだとむしろ感謝までされる…など、決して関係は悪くない。
『DDB』制作においては、キービジュアルに行き詰まる紅葉が状況を打破するきっかけを作る。また、紅葉がスケジュールの変更に苛立ちディレクターを務めるはじめに八つ当たりしてしまった際には、紅葉に反省を促し自分を頼れと激励。紅葉もそれで気がラクになったと答えている。
きららファンタジアだぞい!
公式サイトのサンプルボイス2では「ファンタジーの世界に来るなんて、びっくりです。」と発言している。
☆4(火属性・まほうつかい)、☆5(風属性・まほうつかい)共にアプリ配信時から実装されている。
事前登録の特典としてシロクマ版がいる。能力は☆4版より一回り低いが、現在ではゲーム開始時から所持しているキャラであり、配布キャラ同様に「イベント復刻コールチケット」で手軽に覚醒させられるのも魅力。
召喚運に恵まれなくても確実に仲間にできるクリエクラフト対象作品キャラ、というのも地味に大きいため、初期所持キャラでありながら末永くお世話になるだろう。
メインクエストでは2章から登場。オーダーによってひふみと共に召喚された。迷子の少女を保護していたところをきらら達と出会う。
2018年お正月イベント「きんいろNEWYEAR!」では隠されたお年玉といなくなった大宮勇を探す大宮忍とアリス・カータレットの冒険に付き合った。
イベントシナリオ「ねねっちクエスト」ではゲームの参考に召喚の作業を見学していたが…
2019年お正月イベント「お正月すごろく大会 本戦」ではイーグルジャンプとSNS部が共同で作ったゲームを持って待ち構えている。
余談
初期案では20歳でゲーム系の専門学校卒業でお酒を飲んでも酔わないがエナドリを飲むと酔う性格であった。
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八神コウ 遠山りん 滝本ひふみ 飯島ゆん 篠田はじめ 望月紅葉 桜ねね 星川ほたる