「昔からぼんやりと、なんて言えばいいのかな……
人と人の繋がりを感じられるんだ」
概要
きららとは、『きららファンタジア』の主人公。
「パス」と呼ばれる人と人との繋がりを感じ取る不思議な力を幼い頃から持っている。
自身の村のはずれでランプ、マッチと出会い、伝説の召喚魔法「コール」を使う能力に目覚める。
「この力には意味がある」と考え、召喚士として彼女たちと世界を救うための旅に出る。
旅としてはリーダー格で、ランプやマッチ、第2部では住良木うつつを引っ張っている。
名前の由来は『まんがタイムきらら』。
また、後述のサンストーンとの関係から鉱物『雲母』も由来していると思われる。
プロフィール
(※)ポルカのキャラクターシナリオ「不器用な職人」より。
人物
性格
少しおっとりとした心優しく純粋な性格で、責任感が強い。
辺境育ちゆえに世情に疎いのが玉に瑕で、それ故に一癖も二癖もあるランプやクリエメイト達に振り回されることもある一方、イベントやお芝居には積極的でノリの良い一面を見せている。
また、後半辺りは脳筋疑惑があり、「筋肉は決して嘘をつきません!」などの発言をしている。
食事
基本的に辛い物を好み、エトワリアの珍味「ツンツーン」は大の好物である。
川の近くで見つかる山菜で、食べるとツーンとするクセのある味が好きだという。
ツンツーンという名前の由来もその独特の感覚から付けられたもの(ちなみに、ツンツーンはこちら側の世界でいうアレ)。
そのまま生で食べる姿を見た志摩リンを軽く引かせていた。ただし、イベント「本日の主役は君だ! 新年会だョ全員集合」ではツンツーンまるかじり選手権なるものがあり、この食べ方はエトワリアでも一般的ではないらしい(当然ながらきららが優勝している)。
ツンツーン以外に2021年のイベント「愛のバレンタインチョコバトル」でロシアンルーレットで池野楓が入れたハズレのタバスコ入りのチョコを引いて食べてしまうも、「すごく美味しい」と喜んでいた。
一方で、橘ニナのキャラクターシナリオでニナが入れたお茶を飲んだ際に心の中で「苦い」と思っていたため、苦みの味覚についてはまとものようだ。
容姿
蒼樹うめ先生がデザインした某魔法少女を連想させるようなピッグテール(小束のツインテール)と、茶髪とアホ毛、星の髪飾りが特徴的で、タレ目をしている。
服装はピンク色の服装の上に黒いマントを着ており、短めのスカートにサイハイブーツを履いている。また、普段は星を飾った杖を持ち歩いでいる。
通常の衣装では胸の起伏は確認できないが、水着イラストのイラストから凄い持ち主である事が判明した。
それ以降の衣装では、服から見ても分かりやすく大きく描かれるようになった。
コミカライズ版でも更に大きめに描かれているが、胸よりも立派な太ももの方が強調しており、鴻巣覚先生も「太ももを見てください」とコメントしている。
しかも5巻第30話で、太ももコンプレックスを持っているナギからは「仲良くしような!」と言われたことから、実際に大きいことは確定のようだ。
家族
両親がおらず、小さい頃から辺境の村の人達に育ててもらっている。
第2部では実の妹であるサンストーンがいることが発覚し、記憶はないものの出会う度に涙が勝手に流れたり、弱気になっていたりしている。
本編では敵対していたが、外伝イベントで遂にサンストーンとは和解して自身の力でパスを繋ぎ直した。その内容とは一緒におやつを食べたり、歌を歌ったりする姉妹仲だった。
両親については双方分からずじまいで、物心が付く頃から両親は知らないまま2人っきりだった様子。それでも彼女との和解によって家族関係に関してはとりあえず一段落となった。
能力
- パスの感知
人と人の絆などの繋がりを「パス」と呼称しており、昔からパスを感じることができたきららは実際に糸として感知できる。
この能力の応用によって、第1部4章のボスであるソルトの変身能力を見破ることができる。
- パスを繋ぎ直す能力
第2部1章で目覚めた能力で、切られたパスを繋ぎ直すことで記憶を戻す。
ただし、いつでも使えるという訳ではなく、ある程度絆を思い出すきっかけがあれば、糸が見えるようになり繋げられるようになる。
記憶を消失させるパスを切る能力はサンストーンが保有している。
- コール
きららのみが使える異世界の住人を合意の下で召喚する伝説の召喚魔法。
コールで召喚するのはあくまで「魂の写し身」であり、実体があるという訳ではないため、クリエを得ることや、絶望のクリエを奪うことはできない。
プレイアブル化
★5きらら【マンガ版 / 期間限定】
「そうりょのきららです。よろしくお願いします。
うわぁ、私もクリエメイトの皆さんと一緒に戦えるんだ!
でも私は召喚士で、召喚されるのも私……?
こ、細かいことですね! とにかくやってみます!」
2周年記念をもって戦闘可能キャラへと実装され、コミカライズ版を担当している鴻巣覚先生のイラストで陽属性のそうりょとしてアルシーヴ達と同じ期間限定でガチャにピックアップされる。
アルシーヴ、七賢者達と同様のオリジナルのモーションにされており、SDの持つ武器も固定されているが、装備された武器のスキルはちゃんと使える。
とっておきのスキルは味方全体を大回復と味方全体の状態異常を一定ターン無効化、味方全体を小回復のスキルカードを設置する「力を貸して!」。
その他のスキルは敵単体に魔法の中ダメージととっておきゲージを少し増やす「私がやらなきゃ!」、味方単体を中回復とリキャストを減らす「一緒に行こう!」を使用する。
2020年12月10日に専用ぶきが実装され、自動発動スキルは自身がスタン・状態異常にならなくなる。2022年7月12日に最終進化が解放された。
★5きらら【クロスキャラ / 期間限定】
「今まではランプやみんなを後ろから助けることが多かったけど、
これからは私がみんなを引っ張っていけたらいいな、なんて……。
よーし! ランプ、これからも一緒に頑張ろうね!」
3周年記念にランプとのセットでクロスキャラとして実装された。陽属性のナイト。
きらら側のイラストはきららとランプどちらも蒼樹うめ先生がイラストを描いている。
とっておきのスキルは味方全体にDEF・MDFを大アップとATKを中アップさせる「みんなを守って!」。
その他のスキルは味方全体に1回だけ攻撃をカットするバリアを張り、DEFを小アップさせる「守護の力を!」、自身に狙われやすさを大アップと我慢を付与する「ここは耐えます!」を使用する。
2021年12月10日に専用ぶきが実装され、自動発動スキルは自身がスタンにならなくなり、DEF・MDFが大アップする。
★5きらら【第2部 / 期間限定】
「召喚士なんて呼ばれるようになったけど、
この力って本当に必要なものなのかな、
私になにができるのかなって、迷ってた。
だけどもう大丈夫。精いっぱいがんばります!」
8章・最終章の追加と同時に実装された。陽属性のまほうつかい。
本編ではうつつの白く輝き出した絶望のクリエを流れ込んだことでこの姿になる。
マンガ版同様、オリジナルのモーションになっている。
とっておきのスキルは敵全体に特大ダメージを与え、リキャストを減らす「いま、繋ぐよ!」。
その他のスキルは敵全体に特大ダメージを与えて敵全体に小ダメージのスキルカードを設置する「ここは任せて!」、味方全体の魔法攻撃力を一度だけ中アップする「一気に行くよ!」を使用する。
きらら自身のMATは最も低いため、自身より他のキャラをサポートをする性能の方が高い。
本編のようにきららが持つパスを繋ぐ力に相応しい性能だろう。
キャラクターシナリオ
キャラクターシナリオでは、イベントなどで分かるように七賢者達とは和解したものの、
アルシーヴとソラを救うためとはいえ、自分にした仕打ちをまだ少し根に持っているようで、
この事は七賢者達も罪悪感を抱いている様子。またアルシーヴとは現在も交流を深めている。
余談
きららと『ひだまりスケッチ』とは蒼樹うめ先生繋がりであるためか、コミカライズ版のマッチからは「彼女たちは少しだけきららと似た雰囲気がする」と述べている。
特にゆのとは設定が似通っているため、恐らくきららのモデルと思われる。
関連イラスト
関連タグ
主人公と旅のお供
関係者