ピッグテール
ぴっぐてーる
ツインテールの中で、ショート〜ミディアム程度の比較的短い頭髪で行うもの。
日本ツインテール協会においてはミディアムヘアのツインテールをシュリンプ、ショートヘアのツインテールをバードテールとも称している。
垂らした髪の毛の長さが肩まで届かないため、印象が大きく異なる。
おさげのミディアム版とも言える。
pixivでは光井ほのかやエマ・ヴェルデの髪型と言った方がわかりやすいかもしれない。
実在の人物ではももちこと嗣永桃子がよくやっていたももち結びもこの類いに入る。
日本語ではそれほど定着している呼称ではないが、英語圏では和製英語を逆輸入した外来語であるツインテール以上に市民権を得ている用語であり、ツインテールそのものをピッグテールと呼ぶ人もいる。
比較的幼げで牧歌的な印象を与える髪型であり、成人女性のツインテールが市民権を得ている今日であっても、高校卒業以上の女性が選ぶことは稀である。
また、田舎くさい印象があるため、都市部の女子高生はツインテールはポニーテールと並び代表的な髪型だが、ピッグテールはやや敬遠される傾向にあり、元となるおさげ同様に絶滅危惧種化が進行中である。
創作の世界においても一般的なツインテールの台頭により、幼女キャラを除いてほぼ見かけることがなくなっているため、該当するキャラクターは大いに限られる。
ただ、それゆえに見た者に強固なノスタルジーを与える髪型でもあり、コアな愛好者は多い。
髪の毛を樹木などに引っ掛ける心配がないために、俗に山ガールとも呼ばれる女性登山趣味者の間では、時に中高年であってもよく見かける髪型である。
地方部の公共交通機関の利用者の大半を占める地元高校生の場合は未だに一昔前の都市部のファッションが流行っていることも多く、都市部に比べると比較的高頻度で見かけるため、ローカル線の利用客を印象付ける髪型でもある。