CV:赤﨑千夏
概要
折部やすなとは、『キルミーベイベー』の主人公の一人。
ソーニャの友達を自称しており、ソーニャにまとわりついてちょっかいを出しては手痛い反撃を喰らっているが、Gのごときしぶとさで迫り続け、離れることはない愛すべきおバカキャラにしてうざかわキャラ。
またテレビや雑誌などの影響を受けやすく、学校に余計なものを持ち込んではソーニャを巻き込み、そして反撃を喰らう。
『ちくわ』と『ちくわぶ』という名の二匹の犬を飼っている。飼い主に似てバカ。あまりのバカさゆえに、飼い主のやすなでも制御不可能になることがある。
アニメ終了以降の話ではソーニャとの関係性や性格に大きな変化がみられるようになり、わかりやすく言うとソーニャから「サイコ野郎…」「クズ自慢大会じゃないんだぞ…」とドン引きされるようなマジキチ状態になっている。
体質的な特徴
いわゆる某巡査長のようなギャグ漫画体質であり、ソーニャに殴られようが、技をかけられようがボコボコにされようがすぐに立ち直る。(ちなみにそのソーニャは自分を襲ってくる刺客を瞬殺したり、自分の胴体ほどの大きさもある雪玉を圧縮して野球ボールほどのサイズにできるほどパワーがある)
作中で見せた体の丈夫さの例を挙げると、
- 熊に襲われて高所に逃げた際、頭から落下して熊の頭と衝突し 熊が気絶する(本人はたんこぶができただけ)
- 手元で爆弾が爆発してもアフロになって少し焦げるだけ
- やすなに変装した2人の刺客ともろともソーニャにふっ飛ばされ刺客が完全に気絶している中、自分はすぐに立ち直る(この際ソーニャも「やっぱり本物は丈夫だな」と言っている)。
- ソーニャに2階の教室から校舎裏まで(しかもうつ伏せで)引きずられたにもかかわらずほぼ無傷
- 頭に一斗缶を被った状態で長時間宙づり(しかも一斗缶にかなりの油を注がれた状態)にされても平気
- 校舎の屋上から瓦を割るために落下しても平気(木に引っかかって生還したが、ソーニャ曰く「普通木があってもタダじゃ済まないぞ」)
- 落雷が直撃し、黒焦げになって倒れても次のコマですぐに立ち上がる(本人曰く「雷が舐めプしてくれたおかげ」)
- 本物のミサイルに直撃し大爆発しても余裕で生き延びる(その際「生き延びたから偽物のミサイルだ」と滅茶苦茶な理論を述べている)
- 象に三回踏まれても生きている。一回目はフラフラしていたが「全然大丈夫」と述べ、ソーニャには「それはお前が異常なだけだ」と突っ込まれた。
などが挙げられる。
一方でダメージを負った例もあり、
- オチとしての出血END
- バカだが風邪はひく
- 鏡に映った自分相手に催眠術をかけ見事催眠にかかる
- 階段から大転倒した際は頭や腕に包帯を巻くほどの怪我をしている(それでも平然と授業を受けられるくらいではあるが)
- あぎりの用意した障害物競走で毒とガスと地雷を一身に受けた際は全身包帯かつ松葉づえを装備した大怪我になった(それでも登校はできるらしい)
などのパターンがある。
ドジでどんくさく、初期案では「運動能力は低い」とされていたが実際の運動性能はそこまで悪いわけではなく、
- 敵から逃げる際、ソーニャと同等の動きをする
- ソーニャとクロスカウンターになる(ギプスのリーチで勝利する)
- 不意打ちで鈍器で頭を殴りソーニャや刺客を一撃で気絶させる
- ソーニャに気取られることなく彼女の髪の毛を入手できる
など殺し屋としての才能すら見いだせる実力がある。
ソーニャに対して
前述の通り公式で「自称」友達とされているが実際はかなり良い仲であり、ソーニャに対する想いはかなりのもの。
ソーニャに迷惑ばかりかけているが、やりすぎたと感じたりソーニャに何かあった際は本気で心配している。
ソーニャが殺し屋をやってることについては良く思っておらず、ソーニャに対してやめて欲しいという意思表示をしたりソーニャが仕事に向かうのを阻止しようとするが、やはり反撃を喰らう。
その癖、たまにソーニャが殺し屋だという事を本気で忘れていたりする。
しかし殺し屋をやめて欲しい理由は、ソーニャがいつか逮捕されてしまったり殺されてしまうのではないか、将来立派に社会で生きていけるのかと心配しているからこそであり、放課後仕事に向かうソーニャを本気で止めようとした際はボロボロになりながらも本気で泣きながら自分の意思を伝えたりした(このときはソーニャも想いに答えたのか、仕事に行くのをやめている)。
ただし、上記はアニメオリジナルであり、原作ではソーニャに土台にされ脱出された上に仕事をこなして登校してきた(その際に「組織の人たちと食事をした」と誤魔化したが制服には怪しいケチャップの跡が……)。
アニメ終了以降の話ではこの関係性にも変化がみられるようになり、明確に攻撃の意思をもってソーニャに近づいたり、落とした財布や武器、壊された物の弁償などを利用して脅しをかけたり、臓器売買を持ちかけたりなど敵対性が増し始めている。
ソーニャの偽物(顔が明らかに違う)があらわれた際には当然ながら見分けることができず、それどころかなんとソーニャを「色が黄色くて手足がある」というシルエットだけで判別していることが明らかになった。
きららファンタジアにおいて
「ヤリでも鉄砲でもなんでも持ってこーい!
……あっ、本当に持ってこられるのはちょっと。」
サービス開始前からキルミーベイベーが参戦することは決まり、CMでは新作アニメが放送されるも、サービス開始当初からは参戦しておらず、サービス開始から約1ヶ月後の2018年1月19日の正式参戦と同時に呉織あぎりと共に実装された。(ソーニャだけはキルミーの正式参戦以前から実装され、やすなはイベントでは幻として、ソーニャのキャラシナリオやとっておきで先行出演はしている)
ほとんどイベントでも相変わらずソーニャを倒そうと企んでは返り討ち遭っては埋められるのがお約束。ソーニャが出ないシナリオでもコメディリリーフポジションとして登場している。
第2部OPムービーで登場しており、ココアと共にウツカイ退治をしているシーンがある(後のコミカライズ版第2巻の表紙でも逆輸入された)。
ただし、キルミーベイベーが第2部本編に関わることはなかった。
コミカライズ版ではきららがかつて読んだ聖典の一人として召喚され、回想ではいつものソーニャに埋められていたが召喚された際、ココアや花名と共に勇ましく現れるという普段の彼女から想像できない姿が見れる。ちなみに花名の話によると里に来た後、ココアと共に寝てしまった様子。
しかし、その後のシュガー戦では、見た目で彼女を侮って前面に出てボコボコにされるという実に彼女らしい出オチを見せた。
ちなみに原作での扱いが扱いであるためか他のキャラと比べてダメージ描写がかなり直接的に描写されており、よりにもよって顔面に攻撃を受けてモザイク処理されるという悲惨な状態に陥った事もある。
(原作ゲームの仕様上、水属性である★4やすなだと土属性のシュガーに不利ということを再現している。そうでなくても★4風属性ナイトの場合、初期参戦8作品のクリエメイト以外だと(連載掲載当時には)琉姫【クリスマス】かナミコさんしかいなかったため、という事情もあるのだが)
2章前の幕間では、ライネにトレーニングを受けている姿をきらら達に目撃されている。
トレーニング受け続けた結果、4章で遂に★5土属性を会得。ソルトに勝負を挑むも、あっさり返り討ちにされてしまい、地中に埋まってしまった。「こんなことなら水属性のままの方がマシだったよ!」
(シュガーと同じく原作ゲームの仕様上、土属性である★5やすなだと風属性のソルトに不利ということを再現している)
ソルトの本気の攻撃も平然としており、その後花名を助ける為にソルトの攻撃を槍を投げて妨害すると活躍を見せている。
この章はトオルとソルトの関係を主点に当てており、1章と比べたら出番は少ないが、ココアと花名と比べてやすなは4章でも存在を発揮したといえよう。
初参戦の衣装の他に【水着】【お正月】の衣装が実装されているが、既にサービス終了済みなため、性能に関する説明は省略する。
余談
キルミーベイベー ファンブック&アンソロジーコミックにて、連載開始前の初期設定が掲載されている。
初期設定では、そもそもやすなにあたるキャラクターが存在しておらず、ボケ要因は外見が没キャラにそっくりな動物好きなキャラクターがあてがわれていた。
その後、打ち合わせを経て主人公としてやすなにあたるキャラクターが設定された。
ラフ画の書き込みによれば、「とりあえず普通の子」、「弱気」、「運動苦手」、「怖いもの好き(オカルト等)」とある。
原作初期ではその設定が活きていたのだが、採用されなかった没キャラの要素が取り入れられ、現在のやすなのキャラクターになった。
声優の赤﨑千夏がブレイクするキッカケとなったキャラであり、赤﨑千夏といえばやすなのイメージを持っている人も結構多いのではないだろうか。
2014年2月6日に実装されたpixivスタンプの茶髪の萌え娘(興奮していて、グーサインと思わしきポーズをとる)がやすなと似ており、カップやきそば現象が起きている。
ババーン
原作コミック5巻にある本作の有名なネタの1つ。この話はアニメ化されていないが、それなりの知名度がある。
よくコラ画像が発祥の「木の下に埋めてもらっても構わないよ」→「ババーン」 の流れが即堕ち2コマの様にネタとして扱われている。
しかし、41ページ3コマ目と、42ページ8コマ目の2つを繋げたものであるため、その間の13コマを削除したものである。
- 本来の4コマの流れのネタ
- その他
関連イラスト
関連タグ
カップリング
あぎやす(呉織あぎりとのカップリングタグ)