演:阿部菜々実
概要
8月7日生まれ。
私立巡ヶ丘学院高等学校三年。学園生活部部員。学園生活部が出来る前は陸上部に居た。みんなからは「くるみ」と呼ばれている。
濃紺色の髪を赤いリボンでツインテールにしている。赤紫色の瞳と八重歯が特徴。膝当てとチョーカー、指貫グローブをいつも身に着けている。
そして彼女のトレードマークともいえるシャベルは常に持ち歩いている。
男勝りで姉御肌。元・陸上部で基礎体力が高く、力仕事は専ら彼女の担当。いざというときに頼りになる元気娘。基本的に男言葉で喋り言葉遣いがやや乱暴。半面、陸上部の先輩にあこがれる乙女な部分もある。
他のメンバーができないような「汚れ仕事」も愛用のシャベルを振るって率先してこなす。
実写版ではキャスト覧では一番上、エンディングでは一番最初に名前が載っており、タイトルロゴの『!』がシャベルになっているため主人公と言う扱いになっている。
きららファンタジア
サービス開始当初から実装(★4・せんし(風属性))。メインのクラスはせんし。
また、2018年「あんハピ♪」先行参戦イベント「くるみインワンダーランド」開催に合わせ、★5・せんし(土属性)が実装された。
それ以外に2019年夏イベント「リュウグウ・アドベンチャー」の際には、水着Verとして★5・ナイト(月属性)が実装され、2020年クリスマスイベント「クロモンと巨大なクリスマスツリー」ではクリスマスVerとして★5・まほうつかい(月属性)が実装されている。
2020年イベント「エトワリア冒険譚前編リゼ教官の秘密特訓?」では、綾・梓共々、リゼと間違えられる事となる。
関連イラスト
関連タグ
カップリング
関連・類似キャラクター
- 大垣千明(ゆるキャン△)…同じまんがタイムきららフォワード(ゆるキャン△は後に移籍)で外見もそれなりに似ている。「8月生まれ」、「男勝りな性格」、「学校の部活動に入っている」など、共通点が多く作中どちらも髪型を大きく変えている。しかも髪型を変えた後もそっくり(後述)。
- 天々座理世(ご注文はうさぎですか?)…同じきらら作品のカップやきそば現象。「男勝りな性格」、「高い運動神経」、「武器を所持」など、流石に千明ほどではないが、こちらも共通点が多い。⇒ライズって子
真の概要
【!警告!】 |
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ここから先の項目には、「がっこうぐらし!」の物語の正体が含まれます。 |
学園生活部の戦闘担当。主に校内のバリケード付近の見回りと学園内侵入したゾンビを介錯して生活圏を広げていく(めぐねえの遺書には「彼女のシャベルがなければここまで生活圏を広げられなかった」とある)。
アニメ版では元々めぐねえには初恋の先輩に対して恋愛相談に乗ってもらっていたが、ゆき・りーさんとは事件が起きる前に面識はなかった事が明らかになった。原作ではその時りーさんと愛称で呼び合い面識があったような描写だがくるみの見た悪夢の中での多少の改変であるとも読み取れる。
ゾンビパンデミックが起きた日に先輩と共に屋上菜園へ逃げ込み、ゆき・りーさん・めぐねえと合流する。
しかし既にゾンビに噛まれて負傷していた先輩はくるみの目の前でゾンビ化してしまい、襲いかかるゾンビ先輩を偶然近くにあったシャベルで反射的に介錯する。
アニメでは最初の一撃ではまだ動いていた先輩を二度、三度と追撃してトドメを刺していたが、その光景を見てられなかったゆきに止められている。
追撃をしている最中の目を見る限りほとんど正気を失いかけており、ゆきが飛びついてでも止め、自分の為に泣いてくれなければもしかしたらこの時点で完全に発狂していた可能性もある。
その時使ったシャベルを現在も愛用の武器にしており、消毒は水洗いと日干しで済ませている。
先輩の一件以降は精神的に安定しているように見えるが、仲間の安全を再優先するあまり自己の安全を顧みない傾向がある。
また、「かれら」は人間ではないと自分に言い聞かせる事で戦えているという一面もあり、アニメで「かれら」と対峙する際は視界に過剰なまでに黒い靄がかかり、「かれら」もほとんど原型が見えないほど真っ黒な異形と化した姿となっている。
ただしあくまで頭で思い込むよう意識しいるだけであり、介錯した女生徒の生前を偲ばせる「プリクラが貼りつけられてた携帯」を見た瞬間黒い靄が消え元の人としての認識が滲み出てしまい一瞬攻撃を躊躇う描写もある。
高校生の為当然無免許だが緊急事態なのでめぐねえの車を運転する。(原作では何度かりーさんも交代で運転している)
運転技術はレースゲームからきているがアニメでは「ハンドルじゃなくてパッドで操縦してた」とのこと。
ゾンビに成り果てためぐねえ相手に攻撃を躊躇い、噛みつかれて重傷を負う。
その後感染症状が進みゾンビ化が始まってしまうがみーくんが持って来た治療薬を注射されて自我を取り戻す。
しかしそれ以降「火傷するほど熱したシャッターを普通に開ける」「異常な体温の低下」「ゾンビの群れに居て静かにしていれば気づかれない」「ボウガンの矢をシャベルで弾き返す人間離れした身体能力の向上」など、ラクーンシティ警察署特殊部門の元隊長めいた危うい後遺症が見て取れるが、「記憶が薄れる」「ゾンビ化後の悪夢を見る」など容態が悪化している。
そのことでもう学園生活部の人達とは一緒にいてはいけないと思い悩み、シャベルを捨て一時行方を晦ますも、自然と聖イシドロス大学へと戻ってしまい、自分を呼び戻すためにゾンビに襲われかけたゆきを放っておけず、またゆきの説得を受けて学園生活部に復帰した。
ランダル編では更に体調が悪化し、自分では身動きする事ができなくなってしまった。
先輩
CV:古川慎
くるみの初恋の相手であり、元々彼女が陸上部に入部した理由も彼の傍にいたかった為。本名不明(実写版では葛城紡という名前)。
作中では既に卒業生であり大学に進学していたがOBとして頻繁に学園や運動部には訪問していたらしい。
ゾンビパンデミック発生時もたまたま学園に来てくるみと会いその場で事件に巻き込まれる。
屋上に逃げ込んだ時には既に左腕をゾンビに噛み付かれており、くるみに担がれなければ動けないほど衰弱していた。
逃げ込んだ直後に意識を失い、そのままゾンビ化し一番近くにいたくるみに襲い掛かり、上述のように彼女が初めて手をかけた相手となる。
くるみが自分に対して恋心も持っていたことを知っていたか、それについて本人はどう思っていたかなどは一切描写されていないため不明だが、アニメ版ではゾンビ化した際くるみを突き飛ばすような行動を最初にとっている。
作中のゾンビは基本的に飢餓衝動のみで動き、標的に対してはほぼ全て”掴んで喰らい付く”という単純行動で攻撃する為、自分と距離を開けるような突き飛ばす行為はあまり理にかなっていない。
(くるみの夢の中の描写も含めるとすれば一度掴んでからわざわざ突き飛ばしている)
その為、完全にゾンビ化する寸前、最後に残った彼の理性が彼女を守る為に自分から離すために突き飛ばしたのではないかという考察もされている。
真・きららファンタジア
原作中盤以降の状況を反映してか、恒常★5及び水着★5は、右半身が怪物のような姿に変化した異様な姿として登場している。
以下、ネタバレ注意!
【!警告!】 |
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ここから先の項目には、「がっこうぐらし!」の最終回の重大なネタバレが含まれます。 |
ランダル編以降再び学院に戻り、みーくんが必死にΩを抑制する成分が含んだ水を回収して、りーさんによって飲まされたが、その後みーくんが夢の世界でくるみとの会話の出来事やゆきが自分とめぐねえ、太郎丸の幻影として彼女を導いている描写がされていることから死亡したのでは?と仄めかされた。
……が、パンデミックが収束して3年後(最終回)、生還していた事が明らかになった。
ただし症状が進み過ぎたのか、みーくんと違って後遺症は残ってしまったようで、車いす生活をしている。
現在は医者を目指して頑張っているようだが、元は運動系で勉強は苦手だからか苦戦しているようだ。
学園生活部では3年前と比べて最も変化しており、ツインテールからミディアムヘアーで、更に眼鏡まで着用している。
2022年、「ブレンド・S」完結記念イベント「ブレンドコールアクシデント」開催期間に、「最終回」や「おたより」での姿を反映した【成長版】(通常のクリエメイトとは別扱い)として、★5・そうりょが実装された。
また、パンデミックを収束させた影響か故に他の学園生活部同様、陽属性である(立ち絵自体は2021年イベント「歩き続ける君のために」で先行登場している)。
足は回復していないがそこは足にローラーを付けることで補っている。キャラクターシナリオでは過去の自分とのコンビネーションの特訓をしているが高校時代から割と何月が経ってる故か全く噛み合わずに苦労している。
また、クリスマス★5も、クリスマスイベントの最中に足を怪我したためとはいえ、車椅子に乗った姿という点で、原作終盤の車椅子に乗って行動せざるを得なかった状況を反映していると言える。