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丈槍由紀

たけやゆき

『がっこうぐらし!』の登場人物。
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CV水瀬いのり

概要

私立巡ヶ丘学院高等学校三年C組。学園生活部部員。みんなからは「ゆき」と呼ばれている。

ピンク色の髪と瞳。肩にかかるくらいの髪で頭にはネコミミ型の帽子、ヘアピン、クマの髪飾りと装飾が多い。左手には腕時計をしている。
学園生活部の中では一番小柄。ただし、幼児体型ではなくスタイルは割と良い。
制服のリボンは三年生の赤色だが、なぜか彼女の制服だけ他の部員とベースカラーが異なっている

容姿に違わず子供っぽい性格で、よく笑い、よく走り、よく抱きつく。学校行事にも誰よりも積極的で、その明るい笑顔は部のムードメーカーとなっている。

学園生活にはつらいこともいっぱいあるが、彼女の目にはいつでも幸せな世界が映っている。最近、学校が好きになった。

関連イラスト

がっこうぐらし!
がっこうぐらし!


ゆきちゃん
がっこうぐらし!


関連タグ

がっこうぐらし! 学園生活部
野々原ゆずこカップやきそば現象
ゆきノエル

以下、ネタバレ注意。








原作でもアニメでも、1話では荒れ果てた教室で、自らの妄想が生み出した友人や先生と共に、偽りの日常を送っている衝撃の展開で締める。

がっこうぐらし!
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ゾンビパンデミックによって学園生活部の面々以外がゾンビと化していても、物語当初はそれに気づいていない。


  • 原作
ゾンビ騒動が起きた当初は、たまたまりーさんめぐねぇと屋上の菜園に居たおかげで難を逃れる(その後、くるみと合流)。
しかし、ゾンビ騒動が起きた直後のゆきは、ショックで塞ぎ込んでいたらしい(めぐねぇの日記談)。

ゾンビに対する籠城が完成したごろから、めぐねぇが気を紛らわすために「授業」を行い、「学園生活部」を作る。それを続けるうちにゆきに笑顔と元気が戻り、めぐねぇも当初はそれを好ましいと感じていた。
しかし、その偽りの学園生活がゆきの幼児退行と現実逃避を引き起こし、更にくるみ・りーさんも「ゆきの世話をすること」に依存する事で、決して良い方向ではない形で安定してしまう(特にりーさんがゆきに対して依存する事で、精神安定を保つようになる)事になる。
その事に対し、めぐねぇは「丈槍由紀の時間を止めたのは私だ」と、最期まで罪悪感を抱き続けていた。

その後は、状況が曖昧ではあるものの、ゾンビの襲撃を受けた事でめぐねぇを失う。
だがゆきは、めぐねぇを失った事を忘却するために、「めぐねぇはまだ生きている」という妄想を産みだした。りーさんやくるみも、それに合わせている。

本来のゆきは聡い所もあり、めぐねぇの遺志でもある「学園生活部みんなで無事に過ごす事」を第一に考える、友人思いの少女である。
また、頭の回転そのものはかなり早く、耳が非常に良い、地図を読み取るのが上手い……などの、意外な特技がある。
ただし、学業成績は良い方ではなく、身体能力も高くないため、ゆき自身、くるみ・りーさんら仲間の足手まといになっているのではないかと自責の念を抱え、生前のめぐねえに相談する事もあった(なお、ネコミミ帽子は幼児退行する以前から被っていた模様)。

認識できないはずの「かれら」を警戒しており、購買部への物資調達を「肝試し」・ショッピングモールへの物資調達を「遠足」と称して促すなど、心の奥底では現実を認識している節があり、時折正気に戻っているかのような行動を取る事がある(一見遊びで持ってきたように見えるゴム風船や防犯ストラップも、後々の籠城で学園生活部の役に立っている)。
その一方で、正気を垣間見せる度に、パンデミック時やめぐねえが行方不明になった時のPTSDによるフラッシュバックで、気絶する・悪夢という形で当時の状況を思い出してうなされるなど、今だに受けた心の傷が癒えていない事が伺える。

学園生活部に後輩ができた事で責任感が生まれたためか、以後は少しづつ妄想内のめぐねえへの依存度が減少していき、少しずつ素のゆきが見え始める。
ゾンビ化しためぐねぇによってくるみが負傷してゾンビになる瀬戸際な状況から「楽しかった時間」を終わらせる救援ヘリの登場、その後の学校の火災に対しても、精神的に限界を迎えたりーさんと孤立して窮地に陥るくるみ・みーくんを救うべく、決意を秘めた表情で決死の「避難訓練」を行う。
その後、卒業前の教室の「掃除」をしている時に現れたゾンビを、モップで介錯した事などから、否応にも現実を直視させられる。

「どんな状況でも笑顔である事」という生前のめぐねぇの教えを最も忠実にこなしており、幼児ゆき・本来のゆき共に、学園生活部の精神的支柱である。ショッピングモールで一人で居たみーくんも、当初はゆきの現実逃避を否定していたが、折り合いをつけて影響を受けていく。

現実を認識した後のゆきは、潜在していた能力とリーダーシップを顕在化させる。
変わらぬ優しさからくる気回し、状況に適した判断と機転、地図の読み取りや聴覚といった特技も意識的に全開で発揮するようになり、りーさんやくるみにも「最近頼もしくなった」「もう大丈夫ね」と言われるようになる。同時に、これまでは現実逃避のなかで無意識に行っていたチームのムードメーカーと癒しの役割、浮世離れした言動を、現実を認識した上で意識的に行わなくてはならなくなり、ゆきにかかる負担は大きくなった(と推察される)が、それでも笑顔は絶さないのが流石である。
一方、ゆきが立ち直ったことで、一同の関係のバランスも変化。特に彼女たちのうち一人は深刻な異常をきたし始める。

「進学」後は、日増しに状態が酷くなる彼女に付き合っている場面が多い。
仲間を取り巻く事態の悪化をどこまで理解しているかは未知数であるものの、気付けば心身ともに学園生活部で一番状態の安定した存在になっている。

「卒業」前は、猫耳帽子が外れていることが、ゆきが現実を認識していることを示す描写として使われていたが、「卒業」後のゆきは、猫耳帽子の有無に関わらず現実を認識している。
一見、何気なく思えるゆきの行動が事態を良い方向に左右する場面が増えており、彼女が数手先を読んで計算づくで行動しているのか、それとも直感でベストの選択をとっているのか、あるいは全てただの偶然なのか、読者さえ混乱するほど。緩い言動と表情は変わらずで、事態への具体的な動きもそれほどないのに謎の頼もしさがある。

尤も、そうした彼女への評価には、高校編では毎巻あったゆきの心情描写がなくなっていることも大きく寄与している。7巻に至ってはキャラクターが増えたこともあって出番自体が非常に少なく、ストーリーの進行における主人公的な立ち回りも結局みーくんが演じているため、ともすれば高校編以上に事態の中心から遠ざかっている感すらある。
この先の活躍が気にかかるところである。


  • 『めぐねえ』
めぐねえが行方不明になった後、ゆきが創りだした妄想内の存在。ゾンビが闊歩する図書室で、ゆきの身を隠したりするなど、妄想の中のめぐねぇは、ゆきの理性として、自己防衛や仲間の肉体的・精神的な安全を第一に考えている描写が多い(ただし仲間の安否は「重視しているが、二の次」になる傾向がある)。
みーくんは妄想というより、多重人格の一種ではないかと推測していたが、詳細は現在に至るまで不明。妄想めぐねぇの判断力をゆき自身の判断力と同一視すると、ゆきの類い稀な能力の片鱗が見えてくる。

ゆきの「妄想の学園生活」への依存度が下がり、「生活部の仲間との生活」が日常の大部分を占めるようになっていくにつれ、本編から姿を消していき、最終的にはゆきと決別する事になる。
が、かつての自分が置かれていた立場に仲間が立たされてしまい…


  • アニメ
アニメでも基本設定は同じだが、ショッピングモールへの「遠足」の後から始まるせいか、1話からみーくんが居る。彼女の妄想日常の住人には、チョーカーこと柚村貴依やめぐねえなども居る。
太郎丸には「ぬるオーラ」を持ってして懐かれているらしい。

ゆきの創造物である妄想めぐねえは、「図書室で明かりをつけると外から見える」「仲間達が居るから助けられてる」「もう夏の楽しいイベントを行う事は出来ない」という事を察している節があるものの、幼児退行したゆきや学園生活部の仲間達を救うべく助言する。

原作ではあまり描かれなかった幼児退行化する前の素のゆきも3話で描写された。めぐねえには当初から懐いていたが、学園生活部で共同生活することになる前はりーさん・くるみと面識がなかった。
当時から補習を受けていたりしていたが、同級生に「めぐねえ可哀想」「変な帽子」など陰口を叩かれていたり、他に友人が居た描写もなかったため、当時は本当に学校が楽しくなかったらしい。当時から制服の色は違っていた。

事件が起きた当初、ゾンビ先輩に何度もシャベルを振り下ろすくるみを(当時面識がなかったにも関わらず)泣きながら制止するなど心優しい少女ではあったようだ。

終盤では、原作一巻の「あめのひ」に相当するゾンビ大挙襲撃、四巻の「きずあと」に相当するゾンビめぐねぇ事件、五巻の「ひなんくんれん」に類する大火災の3つ分の危機が同時に到来するという未曾有の事態が発生。くるみと太郎丸はめぐねえに噛まれてダウン、りーさんはくるみの介抱で動けず、みーくんはくるみのために地下へ突入し「めぐねえ」を撃破するも大量のゾンビに囲まれ絶体絶命。
この危機的状況において遂に現実と対峙したゆきは、生前のめぐねえの言葉や、幻のめぐねえの激励と助言、ゾンビ化しても生前の記憶が残っていた太郎丸の援護を受けて、放送室に到達。『ゾンビたちは生前の記憶をどこかで覚えていて、その行動をなぞる』という性質を利用し、「下校時間」を知らせる放送を敢行。「みんな、学校が好きだからここに来るんだよね?私も大好きだから、みんな、また明日」という演説を行った。
その際、回想のように、机に突っ伏して寝たふりをしていた一人ぼっちのゆきに、一話のチョーカーさんや他の子たちが親し気にちょっかいをかけ、戸惑いながらも友好的に会話するような様子が描かれた。これが、例によってゆきの幻の学校生活の光景なのか、アニメ第3話で描かれためぐねえ視点では分からないゆきの側面だったのかは不明。
しかし、アニメ版ではゆきの妄想世界の住人で、顔かたちまではっきり描かれているのはめぐねえ、英語の神山昭子先生、そしてチョーカーさんとその取り巻きだけで、他の同級生は顔かたちがはっきりせず、園芸部員などのその他大勢は色も付いていない(原作では全て普通に描かれている)。第1話の初見では、モブの省略表現に見えるが、実際は、ゆきにとって印象深い相手だけが顔かたちまではっきりと再現できたとするのが自然である。ゆきにとって、チョーカーさんらが印象深く、好意的な存在だったことは間違いないだろう。

結果として、全校生徒を「下校」させることに成功。くるみのシャベルでも、りーさんの包丁でも打開できなかった「がっこうぐらし!」始まって以来の大ピンチを、「学校が、みんなが好き」という想いをぶつけることで、見事、解決して見せた。

「卒業」に際し、ゆきは、火事で燃えてしまっためぐねぇの墓のリボンに代わり、自分の制服のリボンを結び、太郎丸の墓に、太郎丸が生前じゃれついていたいつもの猫耳帽子を手向けた。


ニトロプラスブラスターズでの丈槍由紀

ニトロプラスとエクサムが手を組みアーケード筺体NESiCAxLiveにて稼働中の『ニトロプラスブラスターズ』にて、アニメ放映に先駆け2015年7月2日からパートナーキャラクターとして参戦している。
最初に由紀が出てきた後、クラスのみんな(ゾンビ)を大量に呼び出して攻撃する。
登場時にめぐねえを呼びながら走っていくが、肝心のめぐねえが出てくることはない。
また、このゾンビは本作のパートナー攻撃としては珍しくやられ判定が存在する(丈槍由紀には存在しない)。ゾンビヒット時にはダウン状態になる。
プレイヤー同士が同じタイミングでサポートを発動させると、互いが呼び出したゾンビが相殺し合って非常にシュールな光景が展開されることになる。
使用可能になるまでの時間が長いのが欠点だが、ゾンビの数が多く画面制圧力は高いので優秀なサポートの一つ。数が多いとはいえ、前述の通りゾンビにはやられ判定があるので、セイバーなら、由紀を出してから攻撃してくる相手に対して発生が超早い『エクスカリバー』を発動すれば、相手の体力・ゾンビもろとも一気に消し飛ばせる。他にも由紀が出てきた時に、愛原奈都美を呼ぶと奈都美が後ろに控えてるゾンビを一掃してくれるという事もできる。アンリや黒のフランゴドラゴンでも可能だが、アンリは距離が中途半端、フランゴはわりとすぐ消えるため全員は突破出来ず、ドラゴンは使用可能時間まで時間がかかる。
逆に瑞麗はリーチも短く、飛び道具などを持たないのでパートナーなしではきついだろう。A連打で処理できないこともないが、それだと他のパートナーやメインキャラに対して隙を与えてしまう。
2Pカラーは他の学園生活部の面々同様、制服が緑色のカラーになる(ゾンビにも適用される)。本作はタイトル通り登場キャラが女性のみであるからか、ゾンビも同様に元が女子生徒姿の物のみが登場する。

なお、同時参戦しているニトロヒロインの中にはゾンビと戦った経験があったり、ゾンビに近い存在であるキャラクターが複数存在するが、由紀はサポートキャラであるため残念ながら彼女たちとの絡みは特にない。
『ニトロプラスブラスターズ』公式サイト内 キャラ紹介

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