演:清原梨央
概要
12月10日生まれ。
私立巡ヶ丘学院高等学校二年B組。学園生活部の遠足で行ったショッピングモールでゆき達と出会い、後に入部。公式での愛称は「みーくん」だが、その呼び名を使っているのはゆき(と読者)だけ。しかも本人はその呼び名は不本意のようだ。
また彼女の苗字にもなっている直樹姓は稀少ながらも実在するが由来や起源などは一切不明。分布としては愛媛県松山市で少数のみ確認できる程度である。
青色の瞳でパールホワイトのショートヘアーをしており若干コーカソイド(白人)寄りの雰囲気、スレンダーな体型とも相まってややボーイッシュだが内面は完全に年頃の女の子そのもの。アクセサリーの類は身につけておらず制服のサスペンダーも部内で唯一しっかり着用している。
ただし、足元はガーターベルト付きストッキング。
カラー口絵などでは挑発的なポーズを取っている事が多いため、ボーイッシュな外見にもかかわらず「学園生活部のエロ担当」などと言われることも。
ただ顔立ちはどうあれ体格が標準の男子高校生よりも※明らかに小柄なので彼女を男の子として認識することはまずないはず。
クールで現実的。毒舌家で先輩達(特にゆき)相手でもジト目で毒を吐く。ただし行動の読めない先輩達(特にゆき)に振り回されることもしばしば。読書家で部の頭脳担当になりつつある。
アニメ版では学園生活部のペットの太郎丸と仲良くしたいが、ぬるオーラがないせいか太郎丸から避けられてしょぼくれるシーンも多い。
同学年の友人に祠堂圭が居る。
『読者と同じ視線』を持つキャラクターであり、この物語のもう一人の主人公とも言える人物。彼女が学園生活部と合流することで物語は大きく動き始める事になる。
関連イラスト
関連タグ
太郎丸(アニメ版のみ)
友達
カップリング
関連・類似キャラクター
- 斉藤恵那(ゆるキャン△)…同じまんがタイムきららフォワード出身(ゆるキャン△は後に移籍)の中の人繋がりで、犬関連がある。また、ゆるキャン△のパロディである「ゾンビぐらし」のアニメ版2期では(後ろ姿だけだが)みーくんらしき人物が出る。
- 勝木翼(こみっくがーるず)…きらら作品の中の人繋がり。ボーイッシュと共通している。流石にみーくん程ではないが、デリカシーのない発言をして怒らせることがある。
- 中野梓(けいおん!)…きらら作品繋がりの後輩繋がり。真面目な性格。彼女も入部した部活のゆるわかに不満を持ち、主人公から溺愛され、「あずにゃん」とあだ名を付けられた際は否定していた。やがて部活が改名され、時間が経つにつれ慣れていき、主人公に影響していくようになる。
- 七海悠(恋する小惑星)…同じくきらら作品の後輩繋がり。真面目な性格で、ボーイッシュと共通している。彼女もまた入部した部活のゆるわかに不満を持つが、時間が経つにつれ慣れていく。ただしみーくんとは違い、主人公の一人から付けられたあだ名「ナナ」に対しては気にいっている様子。
- カルダモン(きららファンタジア)…きらら作品繋がり。後述の第1部3章「さばくぐらし!」で大きく関わっている。彼女は上司の命令で各地を巡って旅をしている。そして、みーくんもまた後述の最終回で……。
真の概要
【!警告!】 |
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ここから先の項目には、「がっこうぐらし!」の物語の正体が含まれます。 |
原作
ゾンビパンデミックが起きた日、友人の圭と共にショッピングモールに逃げ込む。
そこで少数の生き残りと共にショッピングモールでなんとか暮らしていた。
だが世話してくれた青年リーダーがゾンビに噛まれて発症を恐れた際に蝋燭を倒して火災が発生。
圭とみーくんを除いた生き残りが全滅。
その後も圭と共になんとか暮らしていたが、終わりなき閉じこもりに限界を迎えた圭は「生きてるだけでいいの?」と言い残して外へ脱出。
みーくんはショッピングモールで一人で生活する事になる。
だが一人でショッピングモールに籠城していた事で精神的に限界を迎えつつある中、「遠足」に来た学園生活部のゆき・くるみ・りーさんに助けられて高校に帰る。
当初は幼児退行したゆきの世話をする事の共依存関係に反発していたものの、生き延びるために学園生活部への「仮入部」を決め、以後は少しずつ打ち解けていき、ゆきの本心を知ったことで正式に「入部」する事を決める。
くるみの代わりに戦闘を行う事もあり、めぐねえと面識が薄かった事が学園生活部の窮地を切り抜ける鍵となる。
打ち解けて以後は表情が明るくなり、くるみからは冗談交じりで「どこかしらゆきに似てきた」と言われるようになった。
現在では先輩たちから頼りにされている一方、彼女たちの「隠れた一面」や「他の2人に知られたくない事」を垣間見てしまう事がしばしばあり、何かと気苦労の多い立場にいる。
高2だがヘリ落下で炎上して使い物にならなくなった高校を放棄する時の「卒業」でも当然、学園生活部の先輩達と共に脱出。その際、黒板に圭に「私、生きてて良い事あったよ」というメッセージを残した。
ちなみにガーターベルトはゾンビ事件が起こる前から付けている。
登場時に読んでいた洋書は「ザ・スタンド」。
他にもBDの棚に収められたB級ホラーに「前から観てみたかった」と目を輝かせるなど
実はホラー物全般のマニアである事が示唆されている。
アニメ
アニメ版では1話から学園生活部に既に入部してから始まるが、2話でのりーさんとのやり取りを見る限り「ショッピングモールに立てこもっていた」「当初は一人でなかった」という設定は原作と共通している。
また、原作ほど性格に刺がなく、毒舌家でもない。そのため、生活部には原作より遥かにスムーズに溶け込んでいる。
ただし、『ツッコミ(特にゆき)担当』という立ち位置に変化はない。
また原作ではみーくんが入部する前に処理されていた太郎丸が、アニメ版では学園生活部のペットとして飼われている。
12話では身長が低いのかゾンビの群れをくぐり抜ける事が出来ずに棚の上に飛び乗っていた。
実写版
モールのくだりが丸々カットされている為、モールではなく学校の家庭科室で救出される。その後は原作と同様に少しずつ学園生活部と打ち解けていくが、打ち解ける前は原作以上に学園生活部への反発っぷりが強くなっており単独で学校から脱走しようとしていた。原作とは異なり胡桃に続くもう一人の戦闘員であり、胡桃と一緒に戦うことも多い(原作やアニメはあくまで胡桃不在の代理みたいな立ち位置であるため胡桃と共闘することはない)。その時はバールを使って戦っている。
きららファンタジア
左:通常★4 右:ハロウィン★5
サービス開始時から実装。メインのクラスはナイトで、初期では★4(土属性)が実装されていた。
メインシナリオ3章では、七賢者の一人・カルダモンと対面し、やり取りをする事となる。
2019年イベント『エトワリア&エクスプローラー』ではそれに伴い★5ナイト(風属性)が実装。ふとした事から日向夏帆・橘勇魚・櫟井唯と共にTRPGに挑む事となる。
2020年イベント『ハロウィンの怪盗伝説』では★5アルケミスト(月属性)として実装。ノダ・シャロ・ソーニャ・イノ先輩と、「ハロウィンの怪盗伝説」という本に関わる事となる。
2021年イベント『本日の主役は君だ! 新年会だョ全員集合』においては、涼風青葉・中野梓・トオルといった「後輩」という共通点を持つ面々と仲良く話していた。
以下、ネタバレ注意!
【!警告!】 |
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ここから先の項目には、「がっこうぐらし!」の最終回の重大なネタバレが含まれます。 |
ランダル編以降Ωを抑制する成分の水を求めて高校に戻り、女子トイレで水を汲みにいった後に、ゾンビと化した圭によって噛まれて感染してしまう。
学内で撃たれたランダル兵から2日後に核ミサイルを落とされると聞いたみーくんは、なんとか水を持ち帰り、ゆきとりーさんにミサイルのことを伝えて倒れる。その後、りーさんによって水を飲まされ、生還した。
それから最終回の3年後、くるみと違って後遺症は残らず、パンデミックが収束した各地を巡る旅をしている。
聖イシドロス大学図書館に寄って、リセと少し会話している。
そしてきららファンタジアでは、2021年イベント『歩き続ける君のために』では、大人になった自分(★5・陽属性まほうつかい)が実装される。イベントの中でも自身が関与する事となった過去のイベントの回想が出てくるあたり、エトワリアで出会ったクリエメイトとの思い出を大切にしている事が窺える。