「末代まで家宝にしますけど!?」(カフェインOFF時)
「みんな~! 今日は私と遊んでくれてありがと~!」(カフェインON時)
「末代まで家宝にしますけど!?」(カフェインOFF時)
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概要
桐間紗路は『ご注文はうさぎですか?』の主要人物の一人であり、リゼの高校の後輩の高校一年生。通称「シャロ(Syaro)」。
名前の由来はコーヒーの銘柄『キリマンジャロ』だが、後述の通り本人はカフェインを摂るとハイテンションに酔う体質。
なお桐間(きりま)姓は実在(全国で100軒程度)し、主に関西から四国の瀬戸内海側に点在している。
人物像
甘兎庵の隣に住んでいる少女で、ウェーブがかった金髪がトレードマークの少女。色白で極貧生活が長いため栄養が足りてないのか全体に華奢でチノと体格が似ている。髪の毛は単なるくせ毛であるらしい。リゼの後輩で、甘兎庵の千夜とは幼馴染もとい腐れ縁。
上品そうな容姿や、お嬢様学校に通っている点から、一見お金持ちのお嬢様に見えるが、実は超貧乏で、甘兎庵の隣にある物置(と見紛われるようなボロ小屋)で生活している。自身を『マッチ売りの少女』と重ねているらしい。(原作では屋根に穴まで開いているほどだったが、アニメではさすがに変更されている)両親は健在だが出稼ぎに出ているため、一人暮らし。
幼い頃から苦労を重ねてきたのか、年齢の割に大人びている部分があり、性格が多少ひねている所もある。それ故に、作り笑い(営業スマイル)のスキルを自然に会得したらしい。
しっかり者同士、チノには好意的で、「妹に欲しいくらい」と言った事もある(そしてもちろん取り乱すココア)。
非常に聡明だった事から学校には特待生として入学でき、学費も免除されている。それでも生活費の為に、ハーブティー専門の喫茶店である「フルール・ド・ラパン」を始め、様々な店でバイトに明け暮れている。(ただし、手近な甘兎庵にはあんこがいるためか、働いている様子はない)
彼女がメインで働く「フルール・ド・ラパン」は、白いロップイヤーのうさぎの耳を模した飾りを頭に付けた制服が特徴的で、制服は胸も強調していたり、チラシが「心も体も癒します」とか怪しげな文句で釣っていたりするが、決していかがわしい店ではない。
(2巻で彼女自身が、「甘兎もそのうち、フルール・ド・ラパンよりいかがわしくなるんじゃない?」などと言っているが、あくまでも「見た目が」という意味ではある)
住んでいる家が家なので虫は平気だがウサギが苦手で、特に甘兎庵の看板ウサギであるあんこにはよくひどい目に遭わされている(あんこからしてみればシャロに懐いてるだけなのかもしれないが、小さな頃によく噛まれたせいで、シャロは恐怖症まで起こしている)ほか、街にたくさんいる野良ウサギにも、やたらとまとわり付かれている。なお、見た目がもふもふなティッピーは、初対面で「ヘンな生き物」扱いしていたせいか平気だった。
そんな時、かねてからカッコいい先輩として慕っていたリゼにウサギに追われていたところを助けてもらい、それが縁で本当に親しくなった。
しかし後に、ワイルドギースと(リゼが)名付けた不良野良ウサギに住みつかれ、口では嫌々ながらも同居するようになる。
かなり小柄(チノと大差ないくらいだが身長自体はココアと大して変わらない)であり、貧乳であることを気にしている(前述参照)。
また、カフェインを摂ると酔ってしまう体質で、酔ったときは基本的にココアに似たノリのハイテンションになるが、コーヒーの配合によっては、ローテンションにもなる。
両親の仕事(陶器職人)の影響から陶器フェチになっており、時たまに散財する(本人は倹約家を自負しているのだが)。母親の前では「ママ」と呼ぶ甘えた一面もある。
売れっ子作家・青山ブルーマウンテンはフルール・ド・ラパンとコラボ、彼女をモデルにして「怪盗ラパン」シリーズを書き、(作中で)アニメ化されている。
蘇った記憶
小さな頃、千夜と二人でラビットハウスに「ていさつ」に行った際、子供には意味が分からないメニュー(=コーヒーの種類)に恐怖を感じた。
それが千夜の創作意欲溢れ過ぎたメニュー名の原因になったのではと、個人的に思っている。
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