概要
ハーブを乾燥させ、飲料用に加工したもの。また、これに湯を注いで成分を湯に浸出させた飲み物。茶の葉を使っていないのでお茶ではない「茶外茶」の一種。
ハーバルティー。中国から紅茶が伝わるより以前から、イギリスをはじめとするヨーロッパで飲まれていた。
ミント、レモングラス、カモミール、ローズマリーなどがよく用いられる。数種類のハーブをブレンドする場合もある。ハーブの葉や花のほか、レモンやオレンジの果皮、野ばらの実(ローズヒップ)や西洋ねずの実(ジュニパーベリー)などを用いたものもある。
生の場合の飲み方はハーブの葉や花を摘んで、少量をカップに入れ、 熱湯を注いでフタをし1分ほど蒸らしてから飲む。酸っぱい味わいのものには、ハチミツやシロップを加えると良い。
注意
特定の医薬品と同時に摂取すると人体に有害な効果が表れるものもあるため、医師にかかっている場合は申し出た方が良い。また妊娠および授乳期間中には避けるべきものもあるのでよく確認する必要がある。