解説
煎った大麦の種を煎じた飲み物のことである。茶の葉を使っていないのでお茶ではない「茶外茶」の一種。いれたての熱いものは「麦湯」とも呼ばれる。
体を冷ます効果があるため、夏によく飲まれる。なお初夏は大麦の収穫期でもあり、夏の麦茶は新鮮で味も良い。
また、カフェインが含まれていないため、子供や体質的にカフェインを苦手とする人も安心して飲むことができる。
「ミーネラール麦茶♪」というCMのフレーズは誰もが一度は耳にしたことがあるだろう。
そして夏の日に、外から帰ってきて冷蔵庫開けたら冷えた茶色の液体があったので、麦茶だろうと一口飲んだらめんつゆだったという経験をしたこともあるだろう。
…文字通りのしょっぱいあるあるはさておき、人間は発汗と共に体内の水分やミネラルも一緒に流出してしまうため、ミネラル入りの麦茶は暑い時期の熱中症予防にも効果的である。
日本では夏の風物詩として親しまれている飲み物だが、海外ではアジアと一部ヨーロッパぐらいにしか同様のものは無く、また「お茶を冷やす」という概念もあまり浸透していない。
なのでメイン画像を見てもウイスキーのオン・ザ・ロックと勘違いする人も多いとか。
実際にどうぶつの森のしずえが「昼間から酒を飲みながら仕事してる」とネタにされたりもしている。