プロフィール(成長時)
出身地 | 不明 |
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誕生日 | 9月3日(実はバイソンより一日早い) |
身長 | 182cm |
体重 | 86kg |
職業 | 不明(ネオシャドルーのリーダー) |
血液型 | 不明 |
好きなもの | ボクシング/完全勝利 |
嫌いなもの | 理想ばかり言うヤツ |
好きな食べ物 | リコリスの菓子、チョコミントアイス |
嫌いな食べ物 | ピーマン、ニンジン |
特技 | バイソンのモノマネ、ビリヤード |
格闘スタイル | サイコボクシング |
CV | 吉野裕行/Edward Bosco |
人物
『IV』でサブキャラクターとしてデビューしたキャラクター。
『V』でもストーリーに登場し、2017年5月31日付けでプレイアブルキャラクターに昇格した。
『6』ではシーズンパスYear 1の一人。2024年2月27日付けで配信開始。
S.I.N.社にベガのスペアボディの研究材料として囚われていた所をマイク・バイソンが発見し、「金になる」と思い自分の手元に置くようになる。
打算で組んだコンビだが関係は良好。最初はオドオドしていたが、バイソンと居たおかげで立派なクソガキになった。
とはいえ、後にバイソンから自立した後も、悪態を吐きながらも彼を恩師としてリスペクトし続けたり、『6』におけるワールドツアーモードの師弟交流イベントなどにおいてプレイヤーに対してぶっきらぼうながらも面倒見の良さを見せるなど、粗暴な態度や言動の中に善良な一面も覗かせている。
ストーリーでコンビを組んでいた頃は小学生高学年程度の姿をしていたが、急成長した現在は青年位の外見をしている。
ベガと同じくサイコパワーを操ることが出来、サイコパワーとバイソン仕込みの喧嘩ボクシングを使った戦法を得意とする。
アルファベットでの表記では『ED』。
現在はバイソンの元を離れ側近にファルケ達を置いており、新たな組織を作りつつ旅に出ている。
その組織の名は「ネオシャドルー」(『6』の日本語表記はネオ・シャドルー)。名前に反して反シャドルーの不良チームだが、組織名やサイコパワーから一部の主役(とプレイヤー)に警戒され、『6』では彼らを使ってシャドルー再建を狙う残党や改造された現地民まで登場。果たして真相は…
ちなみに、ワールドツアーモードでは言葉にこそしないがバイソンに感謝しているような描写がある。曰く、1人の人間として扱ってくれたとのこと。
また、ワールドツアーで好感度を大幅に上昇させるアイテムはボクサー名鑑(バイソンのインタビュー記事が掲載されているもの)である。
なお、好感度を5上昇させるアイテムはトレーディングカードゲームのカード。
上述通り肉体こそ青年のそれに成長しているが、実年齢とかなりずれがあるようで、誕生日に送られてくるメッセージによれば、本人曰く「たぶん12か13」と発言している(エド自身もハッキリとは覚えていない)。
対戦スタイル
ストリートファイターV
パンチボタン2つ押し(3つ押しでEX版)のサイコアッパーを始め、パンチボタン連打のサイコフリッカーなど、ワンボタンコマンドの新しいキャラクター。
クリティカルアーツサイコバラージを使いこなせるようになれば初心者にも安心して扱える。
初心者向けキャラとして設計されたため各種攻撃の性能は割と高め。火力が抑えられているため使いこなすには技量が必要だが、使いこなせれば強力なキャラクターである。
飛び道具のサイコスパーク、突進技のサイコナックル、対空技のサイコライジングといわゆる三種の神器は揃っているが、そのどれもが一癖あり多少の不自由さがある。無敵技のEXサイコアッパーも攻撃判定の発生が昇龍拳などと比べると遅め。
ただそれらを逆に活かしていくこともでき、初心者から格闘ゲームに慣れた上級者でも使い込んでいけば個性溢れるキャラクターになれるだろう。
Vスキルはサイコパワーでできたロープを繰り出すサイコアンカー。地上版と対空版が存在し、それぞれヒットすれば相手に飛びかかって攻撃を加える。ボタン溜めが可能で、こちらがヒットすれば溜め無し版とは逆に相手を引き寄せる。ここからエドの得意な近距離戦に持ち込んでいける。
VトリガーⅠサイコキャノンは巨大なサイコパワーの球体を放つ大技。ある時は盾になり、ある時は高速で相手に飛ばせるという頼もしい技だ。
バイソン以上に反則使っている気もするが、まぁ気にしないこと。
「使える力は使った方がいいぜ」byエド
VトリガーIIはアンカーブースト。Vスキルの強化版といった技のガイストアンカーが使えるようになる。ヒットすれば相手に飛びかかる、ないし相手を引き寄せて殴り飛ばす。さまざまな技から追撃で繰り出すことができ、一連のコンボを決めることが出来れば最高にクールな彼を見ることができる。
初心者向けという印象からかプロが使うことはあまりなかったが、英国のリージョン予選であるWorld Warriorにて若干16歳のEnding Walkerがエドをメインに5連覇という圧倒的な戦績をおさめカプコンカップⅨに出場していた。
ストリートファイター6
強力な対空技だったサイコライジングがオミット、Ⅴ時代のサイコフリッカーはサイコブリッツと名前が変更され、ガイストアンカーとアンカーブーストがサイコフリッカーへと変更されて必殺技として使えるようになった。ボタンホールドもしくはOD版でアンカーブースト状態と同等の性能となるため、エドの主力技となっている。
また、ボクサーとして根性を叩き直されたのか、足技が完全に削除されすべての攻撃がパンチ系の攻撃となった。
全てパンチモーションだったバイソンやダッドリーとは違い、パンチボタンで通常のパンチ攻撃、キックボタンでリーチが長めのフリッカー攻撃を放つ。なお、キック系は残像が残るがこの残像にもやられ判定はあるので過信は禁物。
フットワークを重視したスタイルなのか、Ⅴ時代のVリバーサルであるキルステップが必殺技扱いとなり、ケンの奮迅脚とは違いバックステップも出来る反面、派生は2種類のみで動作前半と動作後半の入力で派生が異なる。
また、ボタンホールドで溜められる技をステップでキャンセルすることも可能となった。
サイコブリッツはコンボのシメとして主に使用される他、OD版は確定が無い上にSA2にキャンセルできる関係上後述のSA2を絡めたコンボに移行するための重要なパーツとなっている。
サイコフリッカーはⅤのサイコアンカーとは違いボタンをホールドしないと鞭状の飛び道具、ボタンをホールドまたはOD版は相手を引き寄せると言った性質に変更されている。コンボでも有用なパーツである他、立ち回りでもホールド版ガードでエドが有利な状態で密着間合いを作れる非常に強力な技。
入力時のボタンで中央、下、上とサイコパワーを飛ばす方向が変わること、キルステップでキャンセルできることからミストファイナーを思い浮かべたプレイヤーも少なくない。
先述の通りエドの主力技であり、立ち回りでも非常に重要な技なのだがボタンホールド中にインパクトを受けると距離次第では確定して手痛いダメージを受けるので過信は禁物。
サイコキャノンはSA2になり、ボタンの強度で速度を選べるようになった(モダンは暗転時に方向キーで変更可能)。トレーラーで公開された時から「色々悪いことができそう」と言われていたが、案の定、このSAを利用した極悪なコンボが開発された。
当初はせいぜい強サイコアッパー>コブラパンチ>強サイコアッパーという比較的簡単(ただしこれでも十分火力は出る上に画面も押せる)なコンボだったが、プロゲーマーのももちにより画面端から端まで運ぶ上にゲージを1本以上回収するというとんでもない、通称ドリームコンボが実用化され猛威を振るった。
当然、このコンボは強すぎたためシーズン中ながらゲージ回収率に補正が入るという弱体化を受けている。
ゲージ回収不可とならなかったのは無敵が無いSA2としては用途が限定的であるとパッチノートに記載されている。
実際、ゲージ回収不可となったイウサールは飛び越えられない多段ヒットの飛び道具+バフ、ラブーシュカは中下段の判定があり、強力な崩し性能を持っていることに比べるとサイコキャノンはコンボ以外に使い道があまりないため用途は限定的と言えるのかもしれない。
昇龍拳コマンドになったサイコアッパーは発生が遅く、ジャンプでキャラを飛び越えながらガードの裏を攻撃をする「めくり飛び」を落とすにはストリートファイターⅣ以来使われてきた「ガチャ昇龍」(方向キーを下、前後の斜めをひたすらガチャガチャ入力してタイミングよくボタンを押すこと。ストリートファイターⅣ以降はこれでも昇龍拳が出る)というテクニックが使えずきちんとコマンドを入力する必要がある。しかも、そのコマンドも前から後ろまで半回転という通常とは異なる入力が必要となる上に表落ちでは対空が出ない。
更に前述のキルステップからの派生、特にディレイ派生がコンボに必須になる、また、発生が遅い技をノーキャンでつなぐ場面が多いため非常にテクニカルなキャラクターとなっている。
反面、モダンではアシスト強コンボに強パンチ>キルステップディレイ派生が組み込まれており、また発生が遅いサイコアッパーもワンボタンであることからモダンでありながらもクラシックとさほど変わらない強さを持ちつつ、モダンの利点を最大限引き出しているキャラクターとなっている。
欠点としてはそもそもがテクニカルなキャラクターであり、崩しもクラシック、モダンともに中段攻撃が無い、判定が長くてやられ判定が小さい技が無いなど、攻防において工夫が必要となる。
また、素の機動力が低めに設定されているためステップや前述のキルステップを上手く活用しないと接近手段に乏しく、ひたすら待つだけの窮屈な印象を受けてしまう。
対空も強力な対空技だったライジングの削除が痛く、サイコアッパーは発生が遅い上に落とせる範囲が狭いため対空も難しい部類となる。なんなら弱アッパー以外は発生があまりにも遅く対空にとして使うには難がある。
元々エドはモダンの前身となったキャラクターであることからもモダン向けのキャラクターとして出てくることは予想されていた。
しかし、他のキャラはガイルのアシストコンボ等一部を除き「練習すればクラシックでも同じことができる」というのが通例で、ボタンの数が減っている都合上どうしても「一部キャラを除きあえてモダンを採用する理由がない」という現象が起きていた(とはいってもその領域に達するのはプロレベルの話だが)。
だが、エドの場合は前述の通りクラシックではたとえプロでもミスをしてしまうような要素が全てアシストや1ボタンで解決することから「クラシックの欠点を補う要素を持つ」というキャラとなった。
更にシーズン2でモダンのアシストコンボ見直しが図られ、エドのアシストコンボもより使いやすくなったため、ますますモダンの扱いやすさが際立つキャラとなっている。
ただし、モダンでオミットされているジャンプ強Kやしゃがみ弱K、しゃがみ中Kが非常に強力であり、これらが無いために相性が悪くなるキャラもいるので一概にモダンのほうが優れているとは言い難い。
豪鬼実装に伴い実装されたOutfit3はⅤのデフォルトコスチュームから肩の飾りを外して外套を羽織り、グローブは白手袋に変更されている。
全体的にモデリングが細マッチョになった上に露出も無くなり、着崩していた服もきっちり着ているためより軍人のような外見となった。
Ⅴの衣装の正統進化であるためⅤからのプレイヤーはもちろん、新規プレイヤーにも概ね好評。
余談
格ゲーにおいて、テーマ曲がボーカル入りというのは珍しく、古くは豪血寺一族のレッツゴー陰陽師、最近ではギルティギアストライヴが全曲ボーカル入り、もしくはKOFのイスラのテーマ曲が該当するが、エドもテーマ曲がⅤ、6ともにラップとなっている。
ストリートファイター系でテーマ曲がフルのボーカル入りなのは初(MvCなどの派生作品やキャラセレ画面、特殊演出等で採用されていたことはある)。
ストリートファイター6発売1周年記念のインタビューにて、ワールドツアーが作られたのはあるエドガチ恋勢のSNS投稿が発端だということが語られていた。エドがストリートファイター6に与えた影響はすさまじかったのかもしれない。
関連イラスト
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外部リンク
https://game.capcom.com/cfn/sfv/column/130188