「Let's fight like gentleman」(「では、紳士的に闘おうではないか」)
プロフィール
代表国・出身地 | イギリス |
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生年月日 | 1月27日(水瓶座) |
年齢 | 不明 |
身長 | 185cm(IV) |
体重 | 101kg(IV) |
スリーサイズ | B160/W90/H100(IV) |
血液型 | B型 |
好きなもの | 紅茶、薔薇 |
嫌いなもの | 無礼な輩 |
特技 | 陶器の鑑定 |
ファイティングスタイル | ボクシング |
キャッチコピー | 闘いの中に煌くダンディズム (IV)、拳闘紳士 (III) |
担当声優 | ブルース・ロバートソン(Ⅲ~Ⅲ2nd),フランシス・ディアコウスキー(Ⅲ3rd),楠見尚己(ストⅣ、スト鉄),スチュアート・マクレーン(ストⅣ、スト鉄英語音声) |
人物
『ストリートファイター』シリーズの登場人物の一人。『ストリートファイターIII』から登場。
父が大変高名な事業家で裕福な家に生まれるも、大学時代にその父が事業に失敗し生活環境がどん底まで落ちる羽目に。
しかしながら、ダッドリー自身のボクシングでの成功によりその殆どを取り戻し、かつての生活を取り戻している(具体的に言うと、専属の執事が居たり、迷子になりそうなほど広いバラ園を所有したり)。欠点は詰めが甘い点。
しかし、唯一欠落したのがかつての父の愛車。その行方を求めて世界を回る・・・と言うのがダッドリーのストーリー。
何事にも礼節を最も尊び行動する、まさに英国紳士の鑑であり、また相手への敬意として一切の手加減を加えることは無い。
リュウいわく『英国一のパーフェクトボクサー』という異名で知られ非常に有名らしく、イギリスの栄誉称号である騎士の勲位『サー』の特別称号を手にしている。
その技術はガイルからも、「悪くないな、これなら戦場でも使えるだろう」と高評価が得られるほどである。
また、相手が誇り高い人物であれば、評価を改め激励の言葉を贈る完璧超人である。
各キャラとの会話によっては、例えば、さくらやアベルに対しては「伸びゆく若手の相手を務めるのは我々プロの仕事だ。またいつでも来たまえ」、「君が見事目的を達することを願っているよ」と本人側も納得するほどの励ましの言葉を言い放ち、ダルシムに対しても「お互い強き心を持ち続けたいものですな」と語り、逆に彼からも「西の地にもよい戦士がいるようだ…」と評され、互いを労り、尊敬するような言葉も。
特にコーディーに対しては「ハングリー精神さえ持っていればどんな底辺からも立ち上がることができる!」と説得力のあるエールを送っている(その言葉通り、彼は後に、ユーザーですら想像もつかなかった形で再起を果たす)。
その反面、アドンやバルログ、ユリエン、クリムゾン・ヴァイパー、ハン・ジュリなど、礼節などのなってない人物に対しては容赦ない言葉を投げかける事も厭わない、高潔な一面も。なかでもマイク・バイソンとは、同じボクサーとして反目し合う仲である。「スパ4」以降では彼から「甘ちゃん」と罵られた後に受けた彼との戦い後には「君はボクサーの恥だ」「君はボクサーを名乗るに値しない人間だ」と言い放つ。同じ黒人ボクサーとは言え正反対な二人、水と油の関係である。
※スト3が稼働していた時点では「バイソンの試合をビデオで観た」程度の極めて薄い関係であり、面識はほぼ皆無であった。物語の時系列的には4→5→3なのだが・・・
ちなみに、春麗は(バイソンの影響で)「ボクサーはみんな乱暴者である」と思っていたらしく、誤解を解いた後に彼に対して謝罪している。
何時如何なる時もグローブを外さない。
紅茶を飲む時も、屋敷の薔薇園の薔薇を摘む時も、新聞を読む時も、愛車のジャガーを運転する時ですら外さない。
もしも彼がボクシングだけではなく剣術にも手を伸ばせば、きっと全く新しい格闘技を生み出すことだろう。
ちなみにバイソンもまた私生活でもグローブを付けっぱなしであることが最近明らかとなった。
自国の料理で色々と学んだ?所為か冒険的な調理をされた食事は取らないらしい。ぜひとも名古屋の喫茶マウンテンに招待してあげたい。
中平正彦のストⅢコミカライズ「ストリートファイター RYU FINAL -闘いの先に-」でも重要人物として登場する。そして強敵。
その近距離戦能力はすさまじく、リュウをして「今まで闘ったボクサーの中でも最高の完成度。接近戦は無理、波動拳で突き放すしかない」と感嘆させた。
リュウはこの戦いで、それまでの旅のひとつの回答となる技を開眼する。ストーリー上においても重要で熱い一戦となる。
ちなみに『MHF』に彼そっくりの酒場マスターが登場している。
残念ながらグローブは着用していないが、某回転機械槍などと同じくCAPCOMの遊び心の一つなのだろう。
海外での人気
実は彼、海外での人気がハンパじゃない。
具体的に言うと・・・
- 「『ストリートファイター』新シリーズに出して欲しいキャラいる?」というアンケートでブッチギリ
- 『ストIV』にダッドリーがいない事実に「なんでいないんだタコ!」は当たり前
- 『スパIV』でダッドリーが参戦しても「なんで『ストIV』で出しとかないんだタコ!」は当たり前
- 『スパIV』の発売前のリーク情報で「ダッドリーが出るっぽい」が噂されたが、 もう確定したかのような扱い
- YouTubeではすでに「 『スパIV』に出た場合のダッドリーBGMのアレンジを作ってみた 」がUPされていた
- 「『スパIV』のダッドリーは強キャラではない」と国内が評価したら、アメリカのプロ格ゲーマーが「 魅せキャラだから 」という理由で使っていた
- 海外でカプコン共同主催のコスプレ大会を開いたら、 優勝者としてダッドリーが壇上にいた
・・・とまぁ、こんな具合である。
初出が同じシリーズのヤツとは雲泥の差だ。ヤツが何をした。
性能
非常に軌道が低く素早いジャンプを活かした飛び込み、単価に優れた通常技、
中段の「ダートショット」(6大K)からのヒット確認超必殺技、高火力コンボが持ち味。
但し通常技の判定がやや物足りない性能で、下段が薄く、ほぼ全ての通常技が前ブロッキングだけで防げるといった弱点を持つ。
しかしコンボ火力、スタン値の高さは本物であり、 高い運び能力で画面端に追い込む1チャンスさえあれば上位の3強すらも食える、通称3凶の一人(ちなみに他の二人はまこととユリアン)。
特にブロッキングすると逆に不利になる起き攻め バラ重ね (起き上がりに重ねてPAのバラを投げる)が強力である。
関連イラスト
関連タグ
ダドリー・ダーズリー…名前が似ているイギリス人で、ジュニア級ではあるがボクシングで優勝しているシーンがある。ただし性格は真逆。