ダドリー・ダーズリー
だどりーだーずりー
『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。ハリー・ポッターと同い年のいとこの少年。
バーノン・ダーズリーとペチュニア・ダーズリーの一人息子で、完全なる非魔法界生まれ・非魔法界育ちの純粋培養マグル(非魔法族)。
両親を失ってダーズリー家に引き取られたハリーと共に育ってきたが、夫妻に冷遇・虐待されるハリーを目の当たりにしてきたためか、彼もまたハリーを執拗にいじめようとする。
Name | Dudley Dursley
|
---|---|
血統 | マグル |
家族 |
|
誕生 | 1980年 6月23日 |
出身 | スメルティングズ |
映画版演者 | ハリー・メリング |
映画版吹替 | 忍足航己 |
親バカ極まるダーズリー夫妻と父方のおばマージ・ダーズリーの甘やかし教育により、わがまま・意地悪・おバカと三拍子揃ったダメ少年に成長してしまっている。
そのくせ社長の父親のおかげでお小遣いは潤沢、おまけに体格に恵まれて腕っ節は強いため、学校ではいじめっ子のガキ大将として恐れられており、「ダドリー軍団」と呼ばれる似た者同士の子分たちを率いて好き勝手暴れ回り多くの者から嫌われている。
また……と言っても当然の結果だが、勉強を全くしないため学力は非常に低く(※)、お菓子やファーストフードばかり食べてろくに運動しないため、「縦よりも横の方が長い」「豚に金髪のかつらをかぶせたみたい」と揶揄されるほどまるまると太っていた。
(※私立の名門男子校で父バーノンの母校であるスメルティングズへと入学しているため、最低限の学力はある可能性はある。)
親友はピアーズ・ポルキスで、学校も同じ。
基本的に誰が相手でも強気の姿勢を崩さないものの、純粋なマグル故に自身の想像を超える事態には心底弱く、魔法などの超常現象への抵抗力は一切ない。
また、過保護に育てられたために本質的には臆病者であり、「バカに出来ない」と見なした相手には慎重に対応しようとする冷静な一面もある。
両親のことはとても慕っており、彼なりに親孝行しようと必死になることがある。別に猫を被っているわけではなく、親想いであるが故の行動である。
また、物語が進むに従って徐々に変化していく様子が見られ、ダイエットを敢行して肥満体から脱却、おかげで持ち前の腕っ節の強さを更に活かせるようになり、ジュニアボクシングでチャンピオンに輝くなど、単なる肥満児だった頃とは見違えるような功績を挙げている。
ハリーも心底ダドリーのことを憎んでいたわけではなく、第5巻ではドローレス・アンブリッジが送り込んだ吸魂鬼から助けた。
「お前、粗大ゴミじゃないと思う」
そして7巻では和解し、別れの際にダドリーは上記の件に対しての感謝を述べている。(残念ながら映画版本編ではカットされたが、特典映像として収録されている。)
これは上記の事件の際に吸魂鬼のキスを受けて自分自身の醜い部分と向き合うことになってしまったためだという。原作ではハリーに「吸魂鬼に別人格でも植え付けられたのか?」とジョークで返されているが、あながち間違ってもないわけだ。
19年後はハリーとクリスマスカードを贈り合う仲。また、ハリーが息子と娘たちをダドリーの家に連れて、ダドリーの子供(二人)と遊ばせることもあった。その間ハリーとダドリーは座ってそれを眺めているという。
作者は、「ダドリーの子供が魔法族だった」という描写をエピローグに盛り込もうとしていたが、「バーノン・ダーズリーのDNAから魔法が生まれることはあり得ないだろう」と考え直した。
もしダドリーの二人の子供たちが魔法族とマグルとで別れてしまえば再びペチュニアとリリーのような兄弟姉妹の確執の種になりかねないため、これで良かったのかもしれない。
8巻(『ハリー・ポッターと呪いの子』)では亡くなったペチュニアの遺品の中から「赤ん坊だったハリーがダーズリー家に預けられた際に包まれていた毛布」を発見、ハリーに届けている。これはハリーの母であるリリー・ポッターが遺した最後の品であり、ハリーにとってかけがえのない宝物となった。
演者の体型
映画版のダドリー役のハリー・メリングは7作目の撮影時点でかなり痩せてしまっており、たった数秒〜数分の出演シーン(しかも本編大幅カット)のためにわざわざファットスーツを着込む羽目になったという。
とはいえ原作では上述の通り肥満体型を脱却した描写があるため、もしかしたら……。
ドラコ・マルフォイとの類似点と相違点
原作でハリーが制服を買う際にドラコとの初対面を果たすが、この時のドラコの一部の発言から、ハリーはダドリーそっくりだという感想を抱く。
ダドリーとドラコは作中では面識はなく、シリーズ初期の段階で実際に会えばお互い見下し合い貶し合うと思われるが、実際に意外と類似点は多い。
類似点
・金持ちの一人息子として生まれ、両親の愛情を一身に受けて育つ
・花の名を持つ母親と同じブロンド
・傲慢な性格
・いじめの加害者で、加害者仲間がいる
・愛情を受けて育ったので実は親想い
・スリザリン気質でヘタレ
・当初はハリーと敵対
・性格の悪いおば(ダドリーの場合はマージ、ドラコの場合はベラトリックス・レストレンジ)を持つ
・どちらも命の危機をハリーに助けられ、それを機に改心する
・どちらも最終的にハリーと和解し、当人は仲良しまでにはならなかったが、それぞれの子供同士は仲良し
・どちらも1980年6月生まれ(ドラコは5日、ダドリーは23日)
相違点
・肥満体のダドリーと、細身なドラコ
・怒らないわけではないが親バカな親に甘やかされて育ったダドリーと、溺愛されつつもある程度は躾けられて育ったドラコ
・1巻では簡単な足し算も出来ず、5巻では「恐らく首相の名前も知らない」と言われたダドリーと、そこそこ優秀な成績を修めていたドラコ
・ノルマン・コンクェストに由来する領地を持つ純血魔法族のマルフォイ家と、典型的な郊外住宅地に住む成金マグルのダーズリー家
また、ダドリーの嫌がらせが体格や腕っ節を活かした暴力が多い事に対してドラコの場合は相手の両親や家柄を侮辱したり失敗や欠点を笑うような心理的なものが中心である。
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