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さあ。どの魔剣が望みだ

概要編集

『本物の魔王』が現れる以前から伝わる怪談話の怪物。

魔剣と呼ばれる超常の異能を持つ剣を持つ者のもとへと現れては、所有者と目撃者を殺戮して魔剣を奪い去るという、冬のルクノカに次ぐ伝説上の存在。

目撃者がいないことからどのような姿で何の種族なのかは長きに渡り不明であり、残された遺体の損傷具合があまりにも常識離れなことから『単独犯ではなく複数犯』『カルト組織の犯行』『国家陰謀説』等々、様々な噂が真しやかに囁かれているほどである。


しかし本編の四年前、かの伝説殺し星馳せアルスがおぞましきトロアから『ヒレンジンゲンの光の魔剣』を強奪した際に殺害されたとのこと。



原作第一巻及びアニメ一期第一話では、ユノがソウジロウを殺せる力を秘めた強者として、ロスクレイ・クラフニル・ルクノカと共にその名を上げている。



関連タグ編集

異修羅




















以下、アニメ最新話ネタバレ注意





















ざくり、ざくりと、足音が近づいてくる。

いくつもの剣を。呪われた魔剣を無数に背負った男が。

野盗だ。ただの野盗。自分達と同じ、魔剣を狙った野盗に違いない。




おぞましきトロアが、生きているはずがない







異名おぞましきトロア
種族山人(ドワーフ)
クラス魔剣士(グリムリーパー)
CV小野大輔

魔剣を持つ者を殺し奪い去る、血塗られた怪談の魔剣士………実は作中で『おぞましきトロア』の名を持つ者は二人いる。


主に活躍する彼は怪談話のおぞましきトロア本人ではなく、本来のトロアから技術と名を受け継いだ、言わば二代目のおぞましきトロアである。


本名は聖域のヤコン。

初代トロアの息子の、山人(ドワーフ)の青年。

『世を乱す魔剣を奪うことで、いくつかの命を救いたい』という義務のもとに魔剣士となった父を尊敬し、その父が安心して引退できるようにと魔剣士を目指す、ずば抜けた体力と怪力が取り柄の心優しい青年でしかなかった。





そんなある時、彼らが住む山に『ヒレンジンゲンの光の魔剣』を求めてアルスが襲来。

ヤコンは己の無力さとアルスへの恐怖心から見ていることしかできず、父を目の前で殺されてしまうのだった。



そして彼はアルスへの復讐と奪われた魔剣の奪還を決意し、自らの人生を捨てて新たなる『おぞましきトロア』となったのである。



外見編集

非常識な量の刀剣を背負った、長身巨躯の山人(ドワーフ)。頭巾の隙間からは地獄の死神の如き眼光が覗く。




能力編集

それはかつての怪談に等しい技量を持ちながら、それを遥かに上回る膂力を持つ。

それは長き時代の全てよりかき集めた、無数の魔剣を所有している。

それは本来の自我すら超えて、全ての魔剣の奥義を操ることができる。

冥府の底よりなお蘇る、呪いの運命を取り立てる死神である。



毎日鍛練に明け暮れていた聖域のヤコンの力と技そのものは、すでに初代トロアを超えているほど磨かれていたのだが、『魔剣を使う才能がない』と初代トロアから断言されていた。その理由は彼の優しすぎる気質が魔剣の想念を受け取ってしまい、彼自身の技を邪魔しているせいだという。


ゆえにヤコンはトロアとなる際に、『自分の想念を捨てる』という魔剣憑依の方法を選んだ。


超常の力を宿す魔剣に自我をゆだねることにより、全魔剣の奥義発動を可能とし、無数の魔剣の能力を昇華した固有剣技を操ることが可能となった。

彼には初代にはなかった魔剣に使われる才能・魔剣の想念を読み取り、それを最も上手く扱った者………すなわち「かつての魔剣士トロアと同等の剣技を再現する」才があったのである。


また、もともと一般的な山人を遥かに超える膂力と持久力と回復力を持つ彼には、初代には出来なかった「無数の魔剣を所有し同時に扱える」という強みがある。









おぞましきトロアとして奪われた光の魔剣を取り戻すまで、彼の人生は彼自身のものではない。

彼は魔剣を振るう。魔剣士であるから。

彼は人を殺す。死神であるから。

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