鵲のダカイ
かささぎのだかい
一人ってのは、自由だ。だから、やりたいことだけやってるのさ
異名 | 鵲のダカイ(かささぎのダカイ) |
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種族 | 人間(ミニア) |
クラス | 盗賊(バンディット) |
CV | 保志総一朗 |
警めのタレンがリチアに集めた英雄の一人。
タレンの右腕であり、人懐っこく飄々とした印象を与える“彼方”からの“客人”。
彼女の命を受け、魔道具の奪取や、敵諜報網の捜査・破壊を行った。
敵の攻撃速度を必ず上回る、絶対先制の力を宿した《ラズコートの罰の魔剣》を持つ。
だが、彼の逸脱した能力はその剣さばきだけでなく──。
それは銃弾の速度すら意識の中へと止める、逸脱の視力で世界を知覚している。
それは策略を白日の下に晒し、突破不能の迷宮を単独で攻略する、洞察の才覚を誇る。
それは対処不能の刹那に略奪を遂げる、絶対精度にして神速の指先を持つ。
世界の境界すら乗り越え奪う、何よりも奔放なる無法の徒である。
ラズコートの罰の魔剣
絶対先制の力を宿す魔剣。“彼方”で言う所の柳葉刀に似た形状を持つ。
例えばダカイに向けて銃が放たれた場合、銃声の後に弾丸を弾く、つまり銃弾の速度に剣が追いついたことから、ありとあらゆる攻撃に応じて知覚をも上回る剣戟の発動を可能にするという効果を持つ。
理論上では音斬りシャルクの攻撃速度にも対応可能ではないかと言われている。
またダカイ自身の剣の腕も中々高く、彼はこの魔剣を使って数多く敵を斬り伏せてきた。
彼は剣士ではなく盗賊であり、あらゆる物を瞬時に盗み取るその逸脱した才覚
彼の神髄は、理外の洞察能力と強靭な指先の超精密動作である。
認識できない刹那に物品を強奪せしめる指先。あらゆる施錠された扉を解錠せしめる逸脱の技能。
それを実現するための強靭な腕力。そして放たれた銃弾を目視する事ができる超常の視力で観察し、相手の特性や思考を読んで洞察する能力。
上記全ての能力を、常人が想像するよりはるかに逸脱したレベルで行使することができる。
対象の所持品や装備はおろか、その思考や命、秘匿している情報及びその証拠に至るまで、文字通り対象の“全て“を奪い取る。
それこそが、鵲のダカイの力である。
ナガン大迷宮の最奥にて“冷たい星”を盗み出し未解、ナガンを起動させ遠い鉤爪のユノの住むナガン市を壊滅させてしまう。
海たるヒグアレが人質として連れてきたユノと対峙、復讐するなら今しろよと脅しをかけ、騒ぎが収まり次第解放すると言いその場を後にする。
その後、リチアに攻め込んできた濫回凌轢ニヒロを紆余曲折の末に撃破、ユノを約束通り解放しようとしたが、彼女が外に撃ち込んでいた鉤爪を頼りに柳の剣のソウジロウが合流、ダカイとの一騎打ちを始める。
ソウジロウの刀を打ち上げ魔剣で斬りかかるが、持ち手ごと太刀取りされる。
だがダカイは飛ばしたソウジロウの刀を掴まえ脇に斬り掛かるも、元々鈍だったソウジロウの刀では切り傷一つ負わせることが出来ず、握った魔剣ごと右肩から斬られ絶命した。