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概要編集

Koiの漫画およびそれを原作としたアニメ『ご注文はうさぎですか?』の主な舞台となる土地。「ラビットハウス」をはじめとした、多くの喫茶店が存在する。

木組みの家と石畳の街

別名「木組みの街」劇中ではこちらの略称で呼ばれることの方が多い。


その作りは、北ヨーロッパや東フランスがモデルになっている。

モデルになった街は、コルマール、ストラスプール、モンマルトル、リグヴェル、エギスハイムなど(それら多くの街並みをモデルとして、組み合わせたものとのこと)

ヨーロッパ北部のような、木組みの建築物(ハーフティンバー様式)が多く、路面には石畳が敷かれている。地理柄自動車はあまり走行を推奨していないのか、郊外での移動でしか出てこない。

チマメ隊とのお出かけ

市街地は一部が迷路のように入り組んでおり、初見の人間は迷う事も多い。当初、街に来た直後の保登心愛は、ラビットハウスに赴くまで地図を片手にして迷っていた(迷っている最中に偶然ラビットハウスに辿り着いたが)。


野良うさぎが数多く生息しており、市街地内で良く目撃される。宇治松千夜の飼いうさぎあんこや、桐間紗路の飼いうさぎワイルドギースも元野良。


作中の描写から、使用言語は日本語で、通貨単位は円。学校でも英語の授業が存在する。しかし、看板などでは英語や仏語などが用いられている。

また、「現役・退役の軍人が存在する」「過去には、『職業ごとに建物・店舗の外壁の色を、変える規則があった」など、現実の日本にはない特徴も存在。

詳細はこちらも参照。


その風光明媚な景観から観光地としても人気があり、ココアや青山のように望んで移住した者も存在する。


主要キャラの実家およびバイト先の「ラビットハウス」「甘兎庵」「フルール・ド・ラパン」をはじめとして、数多くの喫茶店・飲食店が劇中には登場する。


喫茶店・飲食店編集

ラビットハウス編集

センシティブな作品

主人公、保登心愛(ココア)のバイト・下宿先、および、香風智乃(チノ)の実家である、コーヒーをメインとした喫茶店。

詳細は当該項目を参照。

また、ラビットハウスのある区域は、喫茶店が多く存在しているため、客の取り合いになっているらしい。


甘兎庵編集

センシティブな作品

ココアの親友、宇治松千夜の実家。

抹茶と和菓子を主力商品とする、メニュー名が難解な和風甘味処。

詳細は当該項目を参照。


フルール・ド・ラパン木組みの街店編集

千夜の友人である、桐間紗路(シャロ)のバイト先の一つ。

ハーブティーを主力商品とする、いかがわしい制服の喫茶店。

詳細は当該項目を参照。


ブライトバニー 木組みの街支店編集

都会の大手コーヒーチェーン店の支店。チノたちの卒業旅行中、新たに建てられた。

風衣葉冬優(フユ)のバイト・下宿先。老夫婦が経営しているらしい。

なお、ブライトバニー本社は神沙映月(エル)&神沙夏明(ナツメ)の父が社長として経営している。

詳細は当該項目を参照。


雑誌「walker」に掲載されていた喫茶店・飲食店編集

以下は、劇中の雑誌に掲載されていたもので、実際には未登場。


Haiiiganstaim patissier編集

チョコとケーキがメインのパティスリー。


CAFE Neagal編集

食パンと目玉焼きのセットが有名な店。


Patisserie C:Meyer編集

街を代表する老舗のパティスリー。100年の歴史を誇り、ケーキが有名な人気店。


A/B-Shrimp-編集

エビ専門店。


CAFE WF編集

ブルーハーブ専門店。固いブラウニーのメニューがある。


Kitchen KINEMA編集

柔らかいパンケーキとチョコケーキのメニューがある店。


これらの他に「筋肉執事喫茶」が存在している(広告を出していた)。


※上記各店舗の詳細は、雑誌「walker」(ごちうさ)を参照。

その他編集

CREPE BOUQUET編集

シャロのバイト先のひとつであるクレープ屋(6巻第9話 3期第10話)。

後述の公園に屋台の出張も行っている。

JOMORINO(原作) Gelato Shop(アニメ)編集

シャロがバイトしていた、ジェラートの店(3巻第8話 2期第8羽)。

アフタヌーンティーの喫茶店(店名不明)編集

ココアたちが入った喫茶店(4巻第2話 2期第4羽)。

川沿いに建つ四階建ての建物の、一階部分で営業している。ココアたちが座ったのは、この店のテラス席。

ココアらの高校の卒業式の日。チマメ隊とともに、リゼやシャロたちと一緒に入って、お茶をしていた。

アフタヌーンティーセットがあり、先輩としてカッコつけたいココアがチマメ隊にと注文した。

シャロは以前よりこの店の常連らしく、紅茶の一杯無料券を所持していた。

11巻第2話でも再登場している。

マジパンの店(店名不明)編集

クリスマスマーケット広場に面する、マジパン(ケーキに乗せる砂糖菓子)の専門店。

アニメ1期第1羽アバンなどにも登場。うさぎを初めとしたさまざまな形のマジパンを販売・展示していた。


飲食店以外編集

当然ながら、飲食店以外の店舗も存在する。

残念ながら、多くの店名は劇中で明らかになっていない。


オーナメント店編集

上記マジパンの店と同じく、クリスマスマーケット広場に面しているオーナメント(ツリーに下げる飾り)の専門店。

オーナメントや様々な小物、雑貨など様々な商品を置いている。リゼよりも大きな天使象などもあった。

ココアはこの店で、チノへのクリスマスプレゼントを購入する(3巻第0話 1期第11羽)。


文房具店編集

原作4巻第7話、アニメ2期第8羽に登場。リゼ、チノ、シャロがお揃いのうさぎのシャープペンを購入した。

スーパーマーケット編集

チノやシャロなどが、日常の食材を購入する店。シャロは午後のバーゲンセールなどの時間帯を狙い、安売りの食材を購入して節約している。


ティーカップ店編集

ココアがシャロと初めて出会った場所。多種多様なカップが販売されている。


大工編集

ココアと千夜の学友であるカノの下宿先。詳細は不明。


街の名所編集

高台編集

街が一望できる場所。ココアはこの場所で偶然青山さんと出会い、ラビットハウスの思い出話などを聞いていた。


クリスマスマーケット広場編集

街の中心部に存在する広場。クリスマスの一か月前になると、広場に巨大なツリーが立てられデコレーションされる。そしてその周辺に、屋台が多く出店し、賑やかになる。


公園編集

センシティブな作品

ラビットハウスからそう離れていない場所に位置している。

ココアが初登校(と勘違いして一日早く登校)したその日に、迷い込んで千夜と出会った場所。石畳の道が敷かれ、中央部には噴水がある。噴水の周囲は開けており、シャロがバイトをしているクレープ屋の屋台などもここで営業している。また、青山さんなどはここのベンチに座っている事も多い。

周辺の芝生などには、野生のうさぎも多く見られる。

また、敷地内にはスポーツ用の広場もあり、ココアらはバレーボールやバドミントンなどをそこで行っていた。

この公園の近くにコンビニがあるらしい。


BUNNY ARCADE編集

作中で度々登場する神出鬼没の施設(ゲームセンター)。


スケートリンク編集

冬になると、広場にオープンする。原作7巻第5話に登場。

公園のような開けた場所なのか、上記のようなマーケット広場なのか、常設なのか否かは不明(「もう広場に作られているんだっけ」というメグの言葉から、仮設スケートリンクを広場で毎年作り、オープンしているものと思われる)。スケート靴はレンタルできる。

また、宣伝用のうさぎの着ぐるみも存在する。


映画館編集

市街地の一角に存在する映画館。劇中でココアらが、上映されていた「うさぎになったバリスタ」を見にやってきた。


甘兎庵の隣にある古ぼけた小屋編集

有名な心霊スポット。

ウサギ小屋と古いツタが絡まる小屋。夜な夜なとハーブの匂いがし、女の子のすすり泣く声がするらしい。




学校・公共機関編集

大学編集

リゼと狩手結良(ユラ)の通う大学。

教育学部が存在する。


ココアと千夜が通う高校編集

街の外からの生徒が多く入学する学校らしい。街の外からの入学者は下宿した家の家業を手伝うしきたりがあり、ココアはラビットハウス、フユはブライトバニー、カノは大工の仕事の手伝いをしている。

写真部が存在。また、校内の購買には「コロッケパン」が売られている。

劇中で行われた学園祭では、オクトーバーフェストを催し、未成年でも飲めるリンゴジュースのビールもどきを提供した。

世界史と英語の合成夏期休暇課題が存在する。また、修学旅行が無い。

球技大会、およびマラソン大会が存在する。

チノは中学卒業後、この学校に進学した。

詳細は当該項目も参照。


リゼとシャロが通う高校(お嬢様学校)編集

いわゆる、『お嬢様学校』とも呼ばれる女子高。育ちの良い富裕層の子女が主に通うらしい。挨拶の際には『ごきげんよう』と言葉を交わしており、マヤや委員長によると「ごきげんよう症候群になる」と噂がある。

シャロは奨学金で通っている奨学生。クラス替えは無く、新年にはパーティが行われる。仮装大会と勘違いするほど、自由な雰囲気の無礼講パーティらしい。青山ブルーマウンテン、および真手凛の母校でもある。

部活は、バスケ部、テニス部、ソフトボール部、演劇部、庶民研究部、乗馬部、被服部、吹き矢部、チェス部、文芸部、フラフープ部などがある。

マヤ、メグは、中学卒業後にこの学校に進学した。

詳細は当項目も参照。


チノ・マヤ・メグが通っていた中学校編集

校舎の真ん中に鐘楼がある。

球技大会の他、創作ダンスの授業がある。こちらもクラス替えは無い。


千夜とシャロが通っていた中学校編集

かつて千夜とシャロが通っていた中学。千夜が初めてココアと出会った直後に、高校と間違えてこちらに案内してしまった。

チノらが通っていた中学とは方向が違うため、そちらとは別の学校と思われる。


図書館編集

原作第10話、アニメ1期第4羽に登場した図書館。ココアらが勉強のために訪れた。

中央の建物内に三階までの吹抜けがあり、その壁の本棚に蔵書を収めている。蔵書数はかなりのもの。蔵書の中には、チノがかつて読んで気に入り、内容は覚えているがタイトルを忘れてしまった本がある。


温泉プール編集

古い建物を改装したものらしく、外観はまるで中世の城のようである。水着を着用して利用。水着はレンタルも行われており、ウォーターガンも販売。中ですぐに水遊びができる。

内部には15mの大きなプールの他、チェス盤がしつらえてあるチェスプールもあり、チノがティッピーとともにチェスに興じていた。

二階にはテラスがあり、そこから街並みを眺める事も出来る。

また、購買ではコーヒー牛乳も販売。劇中では皆で飲んでいた。


編集

木組みの街と外界とをつなぐ駅。いわゆる頭端式ホームのあるターミナル駅で、街から外へと向かう際によく用いられる。劇中ではココアが帰省する際や一行が卒業旅行に発つ際に用いた他、モカが街に来る際にも利用していた。

市内には鉄道は引かれていないようで、この駅以外は劇中には出てこなかった。

ガラス張りの巨大な建物の中に、路線が二つ伸びている。

流線型の機関車が客車を引く、特異な車両が劇中に登場する。

列車に関する詳細は下記を参照。

【考察】「ごちうさ」アニメ2期4羽の鉄道車両


行事編集

年末にはクリスマスが行われる他、古物市(ブロカント)、花火大会ハロウィンといった行事や祭事が行われる。

年末年始にかけては屋台が出ているようで、7巻第1話では皆で『新年の屋台巡り』に赴いている。

また、宝探しゲーム「シスト」も良く行われている。


ブロカント編集

古物市。いわゆるフリーマーケットや蚤の市。

頻繁に行われている様子で、劇中でもラビットハウスが夏のブロカントに参加した他、マヤが冬の公園で行われているブロカントに立ち寄るところも描かれている。

古物や古着、食器や玩具、がらくたなどが多いが、中には掘り出し物も。千夜とともに回っていたシャロは、掘り出し物の陶器(ロイヤルラビットのティーカップ)を発見した。

原作4巻第9話、アニメ3期第1羽にて、ラビットハウスもチノの母、咲が残した多くの雑貨を整理・処理するためにブロカントに参加。当初はあまり売れなかったが、千夜とシャロ、それにココアがたたき売りを行い、売り上げが伸びる。ちなみに最終的な成果は、「ラビットハウスより売り上げがいい」との事だった。

劇中で判明している品物は、以下の通り。


  • カタカタ動くうさぎのおもちゃ

やや不気味だが、迷子の子供が気に入り購入。アニメ3期第1羽では無料で譲った。なお、コレクター間では高値で取引されてるらしい。

  • うさぎの手作りミニぬいぐるみ

千夜がお勧めしていた。

  • 二体セットのヒーロー人形

ココアがたたき売りしていた。二体セットでないと必殺技の再現はできないらしい。

  • 手品セット

魔術師アラジョン監修。ラビットハウスのブロカントの商品だったが、ココアが自前で買い取った。

  • リゼの古着

千夜が購入。シャロは小サイズを譲ってもらい、着て昇天した。

  • ドアノブセット

ココアがブロカントを回り、どこかの店で購入。きれいだったからいっぱい買ったとの事だが、お土産として渡されたリゼとチノは微妙な面持ちだった。

  • ロイヤルラビットのティーカップ

シャロがどこか別の店で購入。荷物持ちしていた千夜が落としそうになってしまった。

  • アコーディオン

6巻第1話に登場。上記の後日、ある日の午後に行われていたブロカントで、ココアが購入し奏でていた。

  • The堕天Tシャツ

11巻第7話に登場。フユが千夜に売却した。

  • The再臨Tシャツ

11巻第7話に登場。フユが提供し、ナツメが実演販売を行った。

  • 拘束具

11巻第7話に登場。エルがファッションアイテムとして用いていたもので、ユラに購入された。

  • 心まで飼う

11巻第7話に登場。エルが好む心理術に関する本。こちらもユラに購入された。

  • ナツメの服

洗濯はされているが、マヤ曰く「優しい感じ」の匂いが残っているらしい。

  • 写真立て

神沙姉妹が出品したが、自分達の写真が入れっぱなしであった。


花火大会編集

原作4巻第5話および12巻第1話、アニメでは劇場版にて。木組みの街で行われた。季節は夏あたりらしい。

劇中では、去年は雨で中止になっていた。この時には日本の夏祭りと同じような屋台や出店が多く出店。チノたちも浴衣を着て楽しんでいた。



ハロウィン編集

現実のハロウィン同様に、仮装して楽しむとともに、各店舗ではハロウィン限定メニューを提供する。

甘兎庵での限定メニューは、各項目を参照。


新年の屋台編集

7巻冒頭で、皆で回っていた。年末年始において出る屋台街のようで、劇中では、

ジュースの店(ホットワインのような温かいジュースを出す)』

絵画の店(マヤが海の絵を見入っていた)』

ランプとお香の店(チノが千夜とともに見入っていた。隣にはワッフルの店がある様子)』

書店(シャロが、世界の様々なカフェを掲載した本を見ていた)』

といった屋台が登場していた。


シスト編集

いわゆる「宝探しゲーム」。

誰かの作った地図をもとに、街のどこかに隠されている宝箱を見つけ、中に入っている宝物の一つを、自分の持ち込んだものと交換する、というゲーム。

木組みの街では人気のあるメジャーなゲームらしく、リゼも見つけた地図を見て「懐かしいなー」と口にしていた。

JCチマメ

マヤとメグは、中学の入学式の時に、シストを通じて友人となっている。


物語初期、ココアだけがこのゲームをやったことが無く、ラビットハウスの額縁の裏に見つけた地図から「私もやりたい」と涙ぐみつつ言い出し、行われる事に(4巻第1話 2期第12羽)。

その際に持ち寄った宝物は、チノは小さな難破船ボトルシップ、メグは宝石のようなボタン、マヤは勇者ロボの折れた剣、ココアはティッピーの抜け毛から作った分身ティッピー。

これらを、かつてシャロが入れたと思しき肩たたき券や、千夜が入れたらしい甘兎庵の割引券と交換した。


関連タグ編集

ラビットハウス 甘兎庵 フルール・ド・ラパン ブライトバニー

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