概要
『ご注文はうさぎですか?』に登場する架空の喫茶店。
桐間紗路(シャロ)の主要アルバイト先のひとつとして登場する。
その店名、「Fleur du lapin」とは、フランス語で「うさぎの花」を意味する。最近オープンしたばかりで、進出中のチェーン店との事。
コーヒーを主力とするラビットハウス、和菓子を主力とする甘兎庵とちがって、ハーブを主力商品にしており、ウェイトレスが焼いたハーブ入りクッキーや目の前でウェイトレスが直接淹れてくれるハーブティーが店の売りとなっている。
下記の特徴的な制服が魅力であるが、イースター期間や「怪盗ラパン」とのコラボイベントを行う等、経営スタンスも活発でノリが良い。
店内はかなり広く、二階までの吹き抜けに。天井からはシャンデリアが下がっている。
劇中ではシャロ以外の店員の描写はほとんど見られないが、店の規模や従業員の数はラビットハウスおよび甘兎庵よりかなり多いと思われる。
ロッカールームには多くのロッカーが並んでおり、アニメ三期7羽にて、会計に二人、客席で接待する店員の二人が確認されている。
青山ブルーマウンテンも、ラビットハウスおよび甘兎庵と同様に、この店の常連客となり熱心に通っているが、その目的の一部は「(シャロを初めとする)かわいい店員さん目当て」らしい。
彼女の作品「怪盗ラパン」および「カフェインファイター」は、この店で働くシャロがモデルだとかなんとか。
日給は割と高めらしく、リゼは父親へのプレゼント用資金のために、ラビットハウスのシフトを交替して一時期掛け持ちで働いていた(ちなみにリゼは、初めてシャロのバイト先に赴いた時も、「ロップイヤーも良いな」と、制服に見とれていた)。
メグは学校の社会体験授業の一環で、3日間のみバイト体験をしていた。こちらもシャロの働く姿に憧れて、体験したいと思ったからと述べている。
店長本人も2021年8月号で初登場。本人もちゃんと同じ制服を着て接客をしている。その店長いわく、元々の初期コンセプトは童話モチーフであったが、迷い過ぎた結果現在の制服になったとの事。
制服
店の制服はやや露出度の高いメイド服で、それを目当てに通う客もいるようである。
通常のメイド服(ウェイトレス服)と異なる特徴として、ヘッドピースにロップイヤーのうさぎの耳を模した飾りがついている。
実際、癒しを求めてこの店に訪れた客たちは、ロップイヤー付きヘッドドレスを着用した可愛らしいうさぎさん(女性スタッフ)たちに出迎えられ、それを見るだけでも心が洗われる気持ちになると評判。
なお、この店員さんたちの可愛さをより高めているメイド服は、「店長の趣味」との事。
メニュー
原作一巻(アニメ一期3羽)にて、シャロはハーブの知識がないココアらに対し、それぞれに合ったハーブティーを勧めてくれた。
ハーブティー
商品名 | 価格 | 余談 |
---|---|---|
ローズマリー | ¥420 | シャロが千夜に勧めた。肩こりに効く |
コモンセージ | ¥420 | |
レモングラス | ¥400 | |
ペパーミント | ¥420 | |
ローズレッド | ¥520 | |
ジャスミン | ¥520 | |
リンデンフラワー | ¥520 | シャロがココアに勧めた。リラックス効果あり |
カモミール | ¥420 | シャロがチノに勧めた※。甘い香りで飲みやすい |
ラベンダー | 不明 | シャロがリゼに勧めた。不眠に効果がある |
ギムネマ・シルベスター※※ | 不明 | 一時的に甘みを感じなくなる |
※チノはティッピーにと「難聴と老眼防止の効能があるものをお願いします」と頼んでいた。テーブル上でティッピー向けにとハーブティーが供されていたが、具体的にどんなハーブティーかは不明。
※※ココアが、「名前がかっこよかったから」と追加で頼み飲んで、クッキーの甘みを感じなくなっていた。ちなみに千夜によると「シャロちゃんはダイエットでよく飲んでたのよね」
ハーブティー以外のメニュー
商品 | 余談 |
---|---|
ハーブクッキー | シャロが焼いて、リゼらに勧めていた。結構好評 |
スコーン | 店のメニューらしい。原作二巻にて、青山ブルーマウンテンが頼んでいた |
余談
上記にあるように、シャロのみならずリゼも、
一時期フルールでバイトしており、この制服に袖を通していた。
他に、
メグと、
ココア。
彼女たちも、このフルールでのバイト経験がある。
最近ではエルやナツメにマヤもフルールの制服を着てバイトをしており、またチノとフユも文化祭の出し物の参考にとフルールのバイトを体験した。
その他、ここの制服を描いた作品、他のキャラクター、他作品のキャラクターがここの制服を着てる作品にこのタグが付けられる。
※他作品キャラが着ている一例。