「その高校時代の先輩に今でも振り回されています!この人見かけたら私に教えてくださーい!!」
プロフィール
概要
小説家である青山ブルーマウンテンの担当。初登場は、ご注文はうさぎですか?の第4巻。
放浪癖の青山先生を仕事場に連れ戻すやや気の強い女性。コーヒーは苦手。青山さんと同じくリゼとシャロの高校のOGであり、その頃から当時文芸部だった彼女を連れ戻す後輩でありいわゆる腐れ縁的な関係で彼女のしょうもないジョークも軽く流せる。
当初は逃げ出した青山さんを連れ戻す程度しか出番がなくココア達とは関わりがなかったが、オフの日にリゼやチノと共に、逃げ回る青山さんを追いかけたのを機にレギュラーメンバーと交流を持つようになり出番がそこそこ増加。
「真手凛」という名前はアニメ版の名前で、原作ではただ単に「マネージャー」だった。その後は逆輸入される形で原作でもその名が使用されている。
お嬢様学校のOGで、特待生として同校に入学している。高校からの付き合いである青山さんからは「凛ちゃん」と呼ばれており、本人も青山さんを時折「翠ちゃん」と下の名前で呼んでいる。ココアからは「凛ちゃんさん」と呼ばれる。ココアたちを含め、基本的に誰に対しても敬語で話すが、青山さんにはタメ口をきくことがある。
当人の年齢はごちうさ展でも「それより青山先生見ませんでした?」となっており、現状不明(少なくとも青山よりは年下と思われるが)。
胸の膨らみはそれなりにはっきりと描かれていることが多いが、劇中でシャロ用のお嬢様学校制服を借用した際には息苦しさを訴えたり、服を破壊してしまったりといった描写が無かったため、特段大きいというわけではない模様。
(学校制服には上記2例よりゆとりがあることや、無事に着られるかシャロが不安視していたことなどから、一概には判断できないが。)
進学希望生を集めた学校紹介ではOG代表として「お嬢様学校に通うことでハードルが高いと思っていたが、ある先輩(青山さん)と会ったことで新しい可能性に気づいたので心配しないでください」と呼びかけている。
と、ここまではよかったが、その集会で大写しの青山さんの写真を公開(アニメ版ではご丁寧にも手配書風になっており、数字にも青山さんの誕生日が入っている)、「この人(青山さん)を見かけたら、私に知らせてください」とも呼びかけており、青山さんを知っているチマメ隊や、青山さんを知らない進学希望生たちを唖然とさせている。
余談
そんな彼女ではあるが、彼女はごちうさのメインキャラクター枠の中でもかなり不遇。
- 本格登場が第3期「ご注文はうさぎですか?BLOOM」からの為、最も展開が多かった「ご注文はうさぎですか??」でのグッズ展開ではほとんどグッズが作られなかった。また、件の「BLOOM」に関してもアニメのイラストは描き下ろしもまあまああるものの、単独グッズ化にはあまり恵まれない。そしてテレビアニメ主題歌でも「BLOOM」OP(天空カフェテリア)にしか登場していない。
- 第7巻以降の旅行編では青山先生の締め切り遅刻に巻き込まれココアたちとは別行動に。
- その後も楽しい雰囲気のところを陰から見ることしかできなかったり、青山さんの都会残留時に有休を消費して同じく残留したりとかなり不運。
- 彼女が主軸の回は本格登場開始時の1回きり。その後も細かい出番はあるものの、同話初登場の狩手結良がメインキャラクターに昇格し、そちらの方が出番が多い。それどころか旅行編終了後はメインの舞台が学校になってしまったため、そもそも出番が多くない。
- 単行本の背表紙では、後から登場したブラバ組に先を越された(そして第12巻時点でもまだ登場していない)。
- 各単行本内冒頭のキャラクター紹介では4巻から登場しているが、この時はまさかの名無し。名前付きで登場したのは第6、9、10、11巻のみ(既刊12巻中5巻分のみ登場)。
- koi氏によるカラーイラストは片手で数えられるほどしかない。エイプリルフールイベントでも「Seven_Rabbits_Sins」仕様が単行本特典イラストで描かれたくらい。
- 現状誕生日は場面写真とメッセージのみ。声優の木村珠莉さんは引用のみでの参加。
一応「BLOOM」ではさりげなく原作になかった出番が増加していたり、
出番減少後もたびたび登場してココアたちを導く真面目な「大人」としてのポジションを確立したものの、やはりあまり報われない。
彼女の未来はどっちだ。